しょっぱなから、実にインパクト大な外観!
博物館へ着いてのっけから驚かされる、この見た目。 ちょっと他にはないすごい造りですね。博物館の入り口はエスカレーターを上った先の6階。大きな船にこれからいざ乗り込む!かのようなドキドキ感すらもよおしてきます。
実物大だからこそのリアル感。見て・歩いて味わおう
入り口まで来ると眼前に広がる「お江戸日本橋」の模型。長さこそ半分ですが、なんと実大サイズというこだわりよう。ここを渡る間に一気に当時の時代へ引き込まれ、その後の展示をイマジネーション豊かな状態で楽しめるのです。
館内を見て回るうちに目にする、もうひとつの実物大模型。これは19世紀初頭に実在した芝居小屋・中村座。絵でしか見たことがないものがこうして目の前に大きくあると、本当にこういう時代があったんだな、と感慨深くなってしまうことしきり。
ミニチュア模型の精巧さがスゴい!
この博物館で特筆すべき点の一つは、館内に複数設置されているまちの様子を再現したミニチュアの精巧さ。そのクオリティの高さには、しばし時を忘れて中腰姿勢でじっと固まってしまいます。時代時代の様子が肌感覚で伝わる、必見もののミニチュアをぜひチェック。
しげしげと眺めるうちに、気がつくと特定の誰かに感情移入していたり。ひとの数だけストーリーが思いつきそうな、ものすごい情報量が詰まった展示なのです。
その他、各時代の暮らしや営みを追体験できる展示物が色々
当時のお家に「訪問」することだって!
自動ではなく「自働」…。それに全てがデータではなく手書きならではの、この味わい深さ。今の時代には失われたものがあることに気付かされます。生きたことがない時代、だけどノスタルジーが沸き起こってきたり。
常設展のほか、企画展にも注目!
常設展だけでもみごたえ十分で、じっくり見ればゆうに3時間はかかるほどのボリュームいっぱいの展示ですが、1階では別途企画展も開催。リピーター心をくすぐります。
アクセスも良好、一度は行こう。発見色々♪
東京圏で生活を続けていると、美術館も博物館もたくさんありすぎるが故に「いつでも行けるから」と考えてしまって、結局まだ行ったことがないところも多いもの。この博物館は総武線・大江戸線の両国駅の両方ともに、駅を出て目と鼻の先!という良好アクセス。タイムスリップするような感じすらもよおすリアル感で江戸のこと、東京の昔がわかってしまうのだから、行ってみない手はないのでは?
A江戸東京博物館
- 住所
- 東京都墨田区横網1-4-1
- 電話番号
- 03-3626-9974
- 営業時間
- 9:30~17:30(土曜は9:30~19:30)入館は閉館の30分前まで
- 定休日
- 月曜(祝日の場合は翌日休)、年末年始
- 平均予算
- 一般600円、大学生・専門学校生480円、中学生以下は無料
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