「金春湯」って何て読むか知ってますか? その歴史がすごい。
まずご紹介するのは、銀座駅から徒歩5分ほどの場所にある「金春湯(こんぱるゆ)」。文久3年(1863年)に創業した150年以上の歴史を誇る銭湯です。きらびやかな名前は、この近くに能役者である金春家の屋敷があったことに由来するのだとか。
創業当時の「金春湯(こんぱるゆ)」は木造の建物でしたが、昭和32年(1957年)に現在のビルに建て替えられました。当時はまだ銀座にビルが少なく、こちらのビルが最も高かったそうですよ。

「金春湯」の魅力と利用方法をご紹介♪
浴室に入ってまず目に飛び込むのは、華やかなタイル絵とペンキ絵。タイル絵は春秋花鳥がデザインされた九谷焼で、浴室内を色鮮やかに彩っています。昔はほとんどの銭湯にタイル絵がありましたが、残念ながら今では都内の銭湯に行ってもなかなか出会えません。

高い位置に大きく描かれた富士山のペンキ絵は、日本に2人しかいないペンキ絵師の中島盛夫さんによる作品。男湯と女湯とでは富士山の絵が違うんですよ! 貴重なペンキ絵を眺めながら湯船で温まっていると、時がたつのを忘れてしまいそうですね。

銀座にある銭湯ですが、入浴料金は大人460円とリーズナブル。こちらの銭湯では、毎月5日に小学生以下は入浴料金が無料になるほか、中央区に在住・在勤の方は入浴料金が100円になる日もあるなど、嬉しいサービスを実施しています。

サービスデーを除き、ボディーソープやシャンプー&リンスは備え付けられています。銭湯の風呂桶と言えば「ケロリン」の桶が有名ですが、なんとこちらは「モモテツ」の桶! とってもレアなので、一見の価値がありますね。

A金春湯
- 住所
- 東京都中央区銀座8-7-5
- 電話番号
- 03-3571-5469
- 営業時間
- 14:00~22:00
- 定休日
- 日曜・祝日
- 平均予算
- 入浴料:12歳以上460円・小学生180円・未就学児80円
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1975年に創業した「銀座湯」は、清潔さが自慢。
つづいて「銀座湯」をご紹介しましょう。
銀座一丁目駅10番出口から徒歩4分ほどの場所にある「銀座湯」は1975年に創業し、2013年にリニューアルオープンしました。こちらの銭湯が最も心掛けているのは”清潔”。広い脱衣所や浴室内もスッキリとした造りで、銭湯初心者の方も心地よく利用することができます。
銀座一丁目駅10番出口から徒歩4分ほどの場所にある「銀座湯」は1975年に創業し、2013年にリニューアルオープンしました。こちらの銭湯が最も心掛けているのは”清潔”。広い脱衣所や浴室内もスッキリとした造りで、銭湯初心者の方も心地よく利用することができます。

「銀座湯」の魅力と利用方法もご紹介します!
「銀座湯」は入り口から男湯と女湯に分かれていて、1階が女湯、2階が男湯となっています。大人460円の入浴料金を支払ってロッカーのカギをもらいましょう。一部の下駄箱は、ブーツも入る大きめサイズなのも嬉しいですね。

男湯には、銀座4丁目の風景をデザインしたタイル絵があります。お風呂から銀座の街を眺める事ができるなんて、贅沢な気分に浸れますね。女湯には夏の夜空を彩る墨田川の花火風景のタイル絵がありますよ。

フェイスタオルは250円で販売しています。浴室内には備え付けのボディーソープやシャンプー&リンスもあるので、手ぶらで入浴できちゃいます。
B銀座湯
- 住所
- 東京都中央区銀座1-12-2
- 電話番号
- 03-3561-2550
- 営業時間
- 15:00 ~ 23:00
- 定休日
- 日曜・祝日(臨時休業や営業時間の変更あり)
- 平均予算
- 入浴料:中学生以上460円・小学生以下180円・未就学児80円
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銀座の歴史を感じる銭湯でゆったり湯につかろう!
いかがでしたか? ショッピングやグルメが有名な銀座ですが、意外にも昔ながらの銭湯が存在していましたね。タイル絵やペンキ絵は今ではなかなか見る事が出来ないので、一見の価値があります。たまには銀座でまったり湯につかってみませんか?
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