雷門から始まる通りは、モダンなお足元の参道 / 仲見世通り
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初めて浅草に来た人なら、何はともあれ雷門。吸い寄せられるように皆はここへやって来て、その先の浅草寺へ参るべく、この仲見世通りをゆくわけです。にぎにぎしさを絵に描いたようなこの通りの景観の中、人にぶつからないようにと、とても足元に目をやる余裕はありません。
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夜、打って変わってひっそり閑となった通りでは、ここの道路の全貌を眺めることができます。いかにもモダンなお寺の参道という感じですが、この長い一本道が見せるパース感は、なかなかにフォトジェニックです。
浅草いちの「お江戸ストリート」感 / 伝法院通り
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時代劇の世界に迷い込んだかのような気分になれる、こちら伝法院通り。道路の黄土色っぽい感じや質感も、そのテーマパーク的な世界観を下支えしてくれています。
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通りが始まる地点のこの光景。門構えとのコンビでもって、ふと足を踏み入れたくなるワクワク感を誘います。カモン!
一面の暖色に、まさしく「気分上々」 / 浅草オレンジ通り
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その名の通りオレンジ色が十分すぎるくらいのインパクトがある、こちらの道。無条件に気分もアガるというものです。毎年9月には「したまちコメディ映画祭 in 台東」のオープニングに実施されるレッドカーペットの会場にもなります。
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ここがユニークなのは、「オレンテくん」なるキャラもいて、そのぬいぐるみが常時展示されているところ。開いた手のひらをモチーフにしたという、素晴らしい攻めっぷりのゆるキャラですが、この通りにならぶ浅草公会堂の入り口にある、「スターの手形」の展示にちなんで誕生したという経緯があります。
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これがその手形。そうそうたるビッグネームが並ぶその様子からは、かつてコメディや喜劇で大いに栄えたというこの街の歴史がしのばれます。
浅草寺の西側で、ホッとする踏みごこちを / 浅草西参道商店街
浅草寺の本堂の左手にある西参道を歩き進めると見つかるこの商店街。何よりまずこの威風堂々としたファサードのインパクト。その重厚感は浅草の商店街でもピカイチ。
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足元は目地の細かい肌色。かつ足触りも少しふかっとして心地よいです。大きくて頑丈な外観のアーケードの中、雨の日でも守られているような安心感あるお買い物体験が楽しめます。
- 住所
- 東京都台東区浅草2-7-13
- 電話番号
- 03-3843-0052
最終更新日:2017.10.10
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番外編。ここだけは「上を向いて歩こう」 / 浅草すしや通り
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この通りだけは、下ではなくむしろ上を向いてみましょう。すしや通り、それも六区ブロードウェイとの境目に位置する北側のアーチが、ちょっと思いつかない3D系の眺めなのです。サンダーバード的な左側のイラストとのコンビで、ワンアンドオンリーにこの商店街の存在をアピールしています。
足元から始まる? 心地よい雑多感。
浅草のストリート。その道路のルックス自体の多様性は、一帯の心地よいワイガヤ感を演出する重要な1ピースであるように思われます。人も、やっぱり足元にこそこだわっておしゃれするべき、ということなのかもしれませんね。以上、キングオブ下町・浅草を楽しみ尽くすための、ひとつのご提案でした。