ちくわ。 おでかけ情報

天体観測を後押ししてくれる、頼もしい存在。

あまりに遠く、文字どおり手の届かない、空のそのまた向こうのこと。見たい。知りたい。近づきたい。少年さながら、果てしない興味と情熱。(2017年9月発行「FREE AWAJI BOOK 8890」No.19より)

公開日 2017年11月25日

カテゴリ
一人で
体験・ショッピング
街を知る
エリア
秋葉原駅
神田駅
小川町駅
ライター
FREE AWAJI BOOK
天体観測を後押ししてくれる、頼もしい存在。
神田須田町の交差点近く、ビルの1階には大型の天体望遠鏡がびっしりと並ぶ店舗がある。光学製品を取り扱う、ネイチャーショップKYOEI東京店だ。昭和34年(1959)に大阪で創業、昭和59年(1984)に東京店をオープンした。「約76年周期で地球に接近するハレ―彗星に日本中が湧いていた年でしたね」とそう説明してくれたのは、店長の蔦谷忍さん。蔦谷さんは高校で天文部に所属する、ザ・天文少年で、当時住んでいた飯田橋から、小川町にあった旧店舗によく通っていたそう。そしてこの会社に入社して24年になるという。

↑子どもの頃から好きだった天体望遠鏡の並ぶ店内。商品を扱う手先にも愛情がこもる。

今から数十年前、小中学校の入学祝には天体望遠鏡が定番だったが、時代は変わってしまった。客層の年齢は比較的高め。子どもの小遣いでは買うことができなかったが大人になり、夢を叶えるために望遠鏡を買いに来る。そんな人もいるという。「天文好きな高校生や大学生も来ますよ。今はネットでも買えるようになったけれど、ネットの情報だけでは分かりづらいし、10人いれば10通りのリクエストがある。細かなアドバイスや、後押しが欲しくて来店する人が多いですね」。と蔦谷さん。ここには、量販店などには置いていない製品もあり、軽自動車と同じくらいの価格のものまであるなど、幅広い品ぞろえが自慢だ。

↑奥のカウンターでは「観たい星」やご予算に合わせ、初心者にもわかりやすく丁寧にサポート。

「時代ともに望遠鏡も進化して、昔は見たいものを手動で探していたのですが、20年くらい前からは星を自動的に探してくれるコンピューターが内臓され、お目当ての星をデジタルカメラで撮影する楽しみ方になってきました。100~150倍の倍率のものなら、星を見ながら地球の自転を体感できますよ」。天体初心者なら、月のクレーターや、木星の縞模様、土星の輪を観察するのがオススメ。蔦谷さん自身は、望遠鏡で薄っすら見える星雲・星団を観測するのが好きなんだそう。「木星や土星よりもはるか遠くにあるので、スケール感が違うんです」。都心部でも街明かりを避けると星が見えるそうなので、天体観測に挑戦してみては。

←天体望遠鏡を手に。笑みがこぼれる観測ポーズ!

Nature Shop KYOEI・東京店

住所
東京都千代田区神田須田町1-5村山ビル1F
電話番号
03-3526-3366
営業時間
10:00~19:00
定休日
日曜
最終更新日:2017.11.21
大きな地図で見る

※紹介されている情報は、記事公開当時の内容となります。
※飲食店情報の平均予算は、食べログの店舗基本情報を引用しています。