ちくわ。 おでかけ情報

神田で愛され歴二十年の実直・絶品親子丼

神田駅・西口商店街の一角に店を構え約二十年の焼鳥専門店「伊勢ろく」自慢の親子丼は、優しく包み込むような美味しさにあふれている。(2016年12月発行「FREE AWAJI BOOK 8890」No.16より)

公開日 2018年1月6日

カテゴリ
一人で
友達と一緒
グルメ
街を知る
エリア
神田駅
ライター
FREE AWAJI BOOK
神田で愛され歴二十年の実直・絶品親子丼
噛んでいて感じられるのはぷりぷりとしたフレッシュな繊維質、そんな弾力のあるお肉。秘伝の鶏がらのおだしもよくしみている。それにまた玉子が半熟でふわふわとろり、ご飯と一緒に頬張れば口の中いっぱいに広がるまろやかな味わい。ありがたき一杯のしあわせ...
神田駅・西口商店街の一角に店を構え約二十年の焼鳥専門店「伊勢ろく」自慢の親子丼は、優しく包み込むような美味しさにあふれている。それでいてお値段はなんとたったの税込730円(テイクアウトなら学生限定で550円)。聞いて驚き、である。

絶妙なふわとろ加減になる、その一瞬を狙う。

ここでは、こだわりの銘柄「伊達鶏」を毎朝まるまる一羽ごと仕入れて捌く。串に肉を刺しこむ仕込み作業が夕方までかかる中、「鮮度が命の鶏肉なのだから、その良さをもっと活かしたい」と、開店後ほどなくして、ランチで親子丼を始めた。
そのクオリティと値段がもっぱらの評判となり、今ではすっかり店の看板メニューに。たくさんのサラリーマンやOLが日夜働く立地柄、平日12時から13時というお昼どきのゴールデンタイムともなれば、この親子丼に魅せられたオフィスワーカーや学生らが群がり、しばしお店は満員状態。この間だけで100杯を超える親子丼が売れるという。

一杯の中にムネ肉とモモ肉の両方が。食感の違いを楽しみたい。

そんなせわしないお昼の調理場を主に担当するのは、店長の林徳明さん。熟練の腕で一度に6杯もの親子丼を同時に調理、時間差で次々に仕上げ、たくさんのお客さんからの「あの親子丼が食べたい!」気持ちに応えてみせる。

朗らかに語る店長の林さん。

飲食店を営む家に生まれ育ち、ごくごく自然に食や料理の道を歩んできた林さん。忙しいはずなのに、どこか余裕があり、落ち着きを感じさせる。「親子丼を鍋にふたをして作らないのも、焼き鳥を炭火焼きでは出さないのも、繊細な鶏肉の味を大切にしているから。肉本来の美味しさをなるべく生かすことは、このお店が始まって以来ずっと大切にしているポリシーのようなものですね」。ひょうひょうとして快活なその声のトーン。聞けば八百屋に勤めていた経験もあるとのこと。

お店が面する神田駅西口通りの様子。

昼はカジュアルでにぎにぎしくても、夜はじっくり腰を据えて焼き鶏に舌鼓を打つ。客のそんな姿に、神田らしい粋を感じることもあるという。「以前新宿や池袋で働いていたのもあってそこと比較して感じるんですが、神田は紳士・淑女の方が多いんです。」その素敵な立ち居振舞いを見やりつつ、林さんは今日も腕を振るう。

伊勢ろく 本店 (いせろく)

住所
東京都千代田区内神田2-12-3
電話番号
03-5294-7120
営業時間
11:00~14:30(売切まで)、17:30~22:30(売切まで)
定休日
土・日・祝
平均予算
[夜]¥4,000~¥4,999 [昼]~¥999
最終更新日:2017.4.4
大きな地図で見る

※紹介されている情報は、記事公開当時の内容となります。
※飲食店情報の平均予算は、食べログの店舗基本情報を引用しています。

同じスポットが紹介されている別の記事