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アート好きも、そうでない人も楽しめる!都内最大級のアートスペース 3331 Arts Chiyoda

good mornings

公開日 2018年1月30日

旧練成中学校の校舎をリノベーションし、2010年にオープンした「3331 Arts Chiyoda」。12のギャラリーにミュージアムショップ、カフェ、オフィス等が入った都内最大級のアートスペースです。屋内なので雨の日のお出かけ先としてもおすすめ。「気になっているけどまた行ったことがない」という人のために、その全貌をご紹介します!

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【1階】メインギャラリー、カフェレストラン、休憩室を備えたメインフロア

銀座線末広町駅から徒歩1分。「3331 Arts Chiyoda」は、大きな楠が印象的な練成公園の奥に佇んでいます。学校だった頃は公園との間に仕切りがあったそうですが、「地域に開かれたアートスペースにしよう」というコンセプトから、仕切りを壊しゆるやかな階段で公園とつなげました。
エントランスを入って左側に広がるのは、誰でも使えるコミュニティスペースです。食べ物や飲物の持ち込みも自由。入居者の打ち合わせスペースとして、住民の憩いの場として、近隣の会社に勤めるOLのランチ場所として、さまざまな使われ方をしています。
元々ここは職員室だったそう。床や黒板、机に椅子は当時のまま残されていて、ノスタルジックな雰囲気。一面ガラス張りなので明るい光が燦々と入り、公園の緑も目に入ります。あまりの心地よさに、ついつい長居したくなってしまいます。
こちらはミュージアムショップ「3331 CUBE shop&gallery」。セレクト雑貨や書籍、3331オリジナルグッズやアーティストグッズを展示販売しています。センスのいい小物が揃っているので、友人や恋人へのちょっとしたプレゼントを選ぶときに重宝しそう。
寝転んだり絵本を読んだりできる無料のおやこ休憩室や授乳室もあるので、「アートが好きだけど、子どもができてからは中々ギャラリーや展覧会に行けなくて……」というパパママも安心して遊びに来ることができるはず。
休憩室のそばにはおもちゃで構成されたカラフルな恐竜も。使わなくなったおもちゃを素材に変える、アーティスト・藤原浩志氏のプロジェクトです。
カフェ&レストランも併設しています。昼は「COPAINS de 3331」というコッペパンのお店、夜は「CHANP DIVIN 3331」というフレンチのお店として営業。作品鑑賞後はここに立ち寄って感想を言い合うのも良いのではないでしょうか。

エントランス正面にはメインギャラリーがあり、1か月〜2か月単位で展示が入れ替わります。毎回魅力的な内容で、アート好きなら目が離せないはず。

【2階】現代アートの最前線! アートギャラリーフロア

2階には9つのアートギャラリーが入居しています。

併設の版画工房で掘り師と作家のコラボレーションによる作品を制作しながら充実した企画展を行う「gallery KIDO Press」、気鋭の写真家の作品を紹介する「nap gallery」、障害のあるアーティストを支援するエイブル・アート・ジャパンのギャラリーショップ「A/A gallery」「A/A shop」など、そうそうたる顔ぶれ。ぐるりと回るだけでたくさんの刺激を与えてくれます。

多摩美術大学の卒業生が実験的な作品を発表する「アキバタマビ21」では、新しい才能と出会えるかもしれません。
また、このフロアには体育館が当時の姿のまま残されています。いまでも現役で、地域のスポーツチームや卒業生に使われているそう。アートだけでなく、スポーツも楽しめる場所なのですね。

【3階】クリエイティブオフィス&プロジェクトスペースフロア

3階はオフィスゾーン。編集プロダクションやアートプロジェクトの事務局、IT企業などクリエイティブ関連の企業・団体が入っています。2階ギャラリーと違って一般向けに展示をしているわけではありませんが、壁の一部が窓になっていて、少しだけ中を覗くことができます。

アートを発表する場だけでなく、アートが生まれる現場も見てもらいたい。設計にはそんな想いが込められています。

【屋上】都会でオーガニック栽培を体験できる! 会員制屋上菜園

屋上はアートフェアやマルシェなどイベント時のみ一般開放されています。レンタルスペースとして貸し出していて、テニスやヨガの会場として使われることもあるのだとか。青空や夜空の下でのびのびと体を動かすのは気持ち良さそうですね。
屋上の一角は会員制の菜園となっています。ピーマンやトマトなど多様な野菜が実っていました。オーガニック菜園のため、苗は3331側で用意。週2〜3回の水やりサービスも行っています。

会員は日の出から日没まで好きなときに出入りし、作業や収穫ができます。都会の真ん中でオーガニックの野菜を収穫できるとあって、家族を中心に大人気。区画は常にいっぱいでなかなか空きが出ないといいます。

【地下1階】アートギャラリー&スタジオフロア

地下にあるのは5つのアートギャラリーとレンタルスタジオ、マルチスペース。廊下には入居者や近隣住民から寄付された本や全国のフリーペーパーが並ぶ本棚が置かれていました(※この本棚は近々、1階に移転するそうです)。本好きにはたまらないスペースです。

●美術館や画廊とは違った雰囲気の中、アートに触れられる場所

さて、これで館内はひとめぐりしました。最後に、広報の稲葉智子さんにもう少し詳しく「3331 Arts Chiyoda」のことを教えてもらいましょう。
3331プログラムコーディネーター・プレスの稲葉智子さんにお話を伺いました。

——「3331 Arts Chiyoda」がオープンした経緯を教えてください。

稲葉さん:「廃校になった区立中学校の建物を、千代田区民の文化的拠点にしよう」という計画が持ち上がり、千代田区が運営団体を公募したんです。そこに現在の運営主体である合同会社コマンドAが手を挙げて採択され、「3331 Arts Chiyoda」が誕生しました。オープンしたのは2010年6月。7周年を迎えました。

——年間どれくらいの方が来場するのでしょうか。

稲葉さん:年間80万人前後です。男女比は半々程度。10代から70代までと年齢層が幅広いことが特徴です。お祭りの会合が開かれたり、地域の小学生たちが遊びに来たりと、さまざまな人がつながる場所になっていると思います。

——「ちくわ。」読者へのメッセージをお願いします。

これだけ多くのギャラリーが一カ所に集まる場所はなかなかないと思います。
アート好きな方はもちろんですが、「アートって気になるけどよくわからない」という方にとっても、「こういう作風が好きかも」「このアーティストが気になる」とアートを掘り下げるきっかけとなるのではないでしょうか。

展示内容は濃厚ですが、画廊や美術館とは違って、かしこまらずリラックスしてアート作品を鑑賞できるところもポイントですね。お子様連れも大歓迎です。

3331ではいつも何かのプロジェクトが進行していますし、アーティストに会うこともできます。「新しいことが生まれる場」の空気感を楽しんでいただけると嬉しいです。

地域住民、近隣小学校、3331の共同で管理している朝顔。これもアーティスト日々野克彦さんの「明後日朝顔プロジェクト」作品です

1日居ても飽きずに楽しめる「3331 Arts Chiyoda」。次の休みは、アートに触れにいきませんか?

(文:飛田恵美子)
(撮影:山崎瑠惟)

3331 ARTS Chiyoda

住所
東京都千代田区外神田6丁目11-14
営業時間
10:00-21:00 ※1Fギャラリーは10:00-21:00。カフェ・レストランは店舗により異なる
定休日
ギャラリーは火曜。カフェ・レストランは店舗により異なる
最終更新日:2017.8.1
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