古代ギリシアを彷彿させる美しい佇まいの「三井本館」
三越前駅A7出口に直結している「三井本館」は、三井財閥の拠点として昭和4年(1929年)に竣工しました。歴史的な建造物として評価が高く、平成10年(1998年)には重要文化財の指定を受けています。
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当時のアメリカが持つ最先端の技術を駆使して建てられ、建築様式はギリシア復古調の新古典主義を採用。特徴的なコリント式オーダーの列柱は、荘厳な雰囲気を醸し出しています。
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内部も美しい装飾が施されているので、まるで異国を旅しているかのような錯覚を覚えますよ。
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三井家が江戸時代から収集してきた美術品を鑑賞できる「三井記念美術館」
本館7階にある「三井記念美術館」は、三井家が江戸時代から収集してきた日本や東洋の茶道具、絵画、刀剣、能面などの美術品を展示する美術館として、平成17年(2005年)に開館しました。
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約4,000点の美術工芸品と約130,000点の切手類を所蔵。国宝6点、重要文化財75点、重要美術品4点をはじめとした貴重なコレクションを見ることができます。
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入り口があるのは、本館ではなく隣接する「日本橋三井タワー」の1階アトリウム。エレベーターで上った本館7階が展示室となり、重要文化財である「三井本館」の内部空間も体感できますよ。
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- 住所
- 東京都中央区日本橋室町2-1-1三井本館7F
- 電話番号
- 03-5777-8600
- 営業時間
- 10:00~17:00(入館は16:30まで)
- 定休日
- 月曜
- 平均予算
- 一般1,000円 大学・高校生500円 中学生以下無料
最終更新日:2018.1.31
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オリジナル和雑貨が手に入る「三井記念美術館 ミュージアムショップ」
美術鑑賞を楽しんだら「三井記念美術館 ミュ-ジアムショップ」へ。所蔵品をモチーフにした「扇子 3,000円」「一筆箋 400円」「根付 600円」などオリジナルの和雑貨が手に入ります。
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下の画像は「国宝 雪松図と花鳥展」の開催時に販売された可愛らしい鳥の箸置きです。ミュージアムショップのみの利用もOKなので、一度のぞいてみてはいかがでしょう?
- 住所
- 東京都中央区日本橋室町2-1-1 三井本館7階 三井記念美術館内
- 電話番号
- 03-5203-0556
- 営業時間
- 10:00~17:00(入館は16:30まで)
- 定休日
- 月曜日(祝日の場合は翌平日)及び展示替え期間、他美術館休業日
最終更新日:2018.3.9
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和を味わえるメニューが充実している「三井記念美術館 ミュージアム・カフェ 」
併設の「三井記念美術館 ミュージアム・カフェ」では、洗練されたシンプルな空間で和食や甘味を楽しめます。
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「豚の角煮御膳 1,390円」や「湯葉あんかけうどん 1,100円」などのお食事メニューや、「白玉クリームあんみつ 880円」や「抹茶セット 1,180円」などの甘味も充実していますよ。
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こちらのカフェも、美術館を利用しない方でも入れます。ショッピングの合間の休憩に訪れてみてもいいですね。
- 住所
- 東京都中央区日本橋室町2-1-1 三井本館 7階
- 電話番号
- 03-3548-1050
- 営業時間
- 10:00~17:00(入館は16:30まで、ラストオーダーは16:40まで)
- 定休日
- 月曜日(祝日の場合は翌平日)及び展示替え期間、他美術館休業日
- 平均予算
- ¥1,000~¥1,999
最終更新日:2018.3.9
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歴史を受け継ぎながら現代と調和するランドマーク「日本橋三井タワー」
「三井本館」に隣接する「日本橋三井タワー」は、「三井本館」の歴史と文化を今に伝え、日本橋エリアのさらなる発展を目指した超高層ビルです。ショッピングやグルメの店舗、高級ホテル、オフィスも入り、人と街を調和させていく役目を担っています。
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荘厳な雰囲気が漂う1階のアトリウムでは、定期的にコンサートを開催しています。天井のステンドグラスは、旧三井二号館のものを一部補修し復元したもので、こちらも見ごたえたっぷり
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日本橋で歴史ある空間とアートに親しもう!
歴史ある「三井本館」と、隣接する「日本橋三井タワー」についてご紹介してきましたが、いかがでしたか? 特に「三井本館」は、建物は見たことがあるけれど通り過ぎていたという方も多いことでしょう。こんな素敵なスポットなら今度出かけてみよう! と思っていただけたら幸いです。
※紹介されている情報は、記事公開当時の内容となります。
※飲食店情報の平均予算は、食べログの店舗基本情報を引用しています。
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