目の保養にしては相当ダイナミック!/都営大江戸線 飯田橋駅構内の通路
山手線のちょうど真ん中に位置する、飯田橋駅。全部で5つもの路線が通る、大変便利なこの駅でひとり異彩を放つのが大江戸線の飯田橋駅。「なんのために」といぶかしくなるくらいのスケールとかたちですが、ひとえに「お客様をアートで喜ばせるため」なのだそうです。
乗客の目を楽しませようというサービス精神もここまでいくとスゴい(褒めことば)! 駅ごとにデザイナーが異なる大江戸線だからこそ実現した、ココだけのパンクな眺め。神楽坂エリアに来たついでに、これを一目チェックしに来る海外旅行客も多いとか。
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その、世にも珍しい湾曲ぶり/牛込神楽坂駅

大江戸線でひと駅となりの牛込神楽坂駅。大江戸線から神楽坂へのアクセスでいうと、こちらから降りる方が王道ですが、ここも何気にひと癖あります。A2出口のサインが、ここに建つのビルの関係でこうなったのか、とにかく随分と角度のついたカーブです。

カーブといえば。この出口を出た右側もまた、実にきれいなS字を描く登り坂となっています。途中で見下ろすように振り返ると、この眺め。ちなみに進み切った先は完成な住宅街で、ワンちゃんを連れて散歩する地元の方がたまにいらしたり、のどやかな住宅地の光景が広がります。
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坂登り 右手をゆけば サウダージ。そんな西陽感を味わって/地蔵坂
メインストリートの神楽坂通りから枝分かれした通りのひとつ、地蔵坂の通りはしばらく日かげがちな様子で続きます。道なりにしばしゆきゆきたのち、それが右に大きく曲がったところはというと…。
この通り、天気が良い午後3時ごろなど、まぶしすぎるくらい辺り一面にひろーく広がる、西日です。お肌を焼きたくない人はさておき、この全面的な日当たり具合、道の静けさ・広さも相まって、なんだか里心さえ芽生えて来そう。おらが田舎さ、どこさ…。
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峠の茶屋的なのんびり感でいただくおせんべい/神楽坂地蔵屋
そんな、ノスタルジーもよおす夕方の地蔵坂にて、立ち寄っておきたいお店がこちら。日当たりが突然良くなる曲がり角まできたらすぐそこという立地で見つけやすいです。
無添加だから安心できる、素朴な味わいの「わざわざ割って作った神楽坂割れ煎餅」。その製法もまた、紀州の備長炭を使いあつあつの状態で手焼きで仕上げるという、いかにもまごころがこもった感じのするもの。おばあちゃんの手仕事だからこその味わいを、あなたも是非。
メジャーどころもマイナーどころも。いろいろ歩けばわかるさ 神楽坂。
歩くのが好きな人であればきっと何かしら自分だけのおすすめとか、マイトリビアのようなものがあるはず。ここで紹介したさりげない系ポイントに共感していただけるのだとしたら、きっとあなたもまた生来の散歩好きのはず!
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