世界が認める! 日本を代表するアーティスト草間彌生
草間彌生さんは、長野県松本市生まれの前衛芸術家。幼い頃から幻想的な絵を描き、1957年に渡米して活躍の場を広げました。1968年に第4回ベルギー国際短編映画祭に入賞、1983年に小説で第10回野性時代新人賞を受賞するなど様々な分野で才能を発揮。1998年には日本人として初めて「ニューヨーク近代美術館」で大規模な個展を開くなど、世界的に認められているアーティストです。
1994年より野外彫刻も手がけ、直島にある「南瓜(黄色かぼちゃ)」と「赤かぼちゃ」は代表作のひとつ。
最近では、「GINZASIX」がオープンした2017年4月20日~2018年3月21日までの期間限定で吹き抜け空間に展示されていた南瓜のインスタレーションが話題となりました。
世界平和と人間愛を伝えるスタイリッシュな「草間彌生美術館」
「草間彌生美術館」は、都営地下鉄大江戸線の牛込柳町駅東口から徒歩6分ほどの外苑東通り沿いに2017年10月1日に開館しました。建物は白いスッキリとしたフォルムに、水玉がデザインされた1階のガラス部分が印象的ですね。

アールのかかった壁面に美術館名が記されたスタイリッシュな看板も素敵。
年2回開催する展覧会では、草間作品によって”世界平和と人間愛”を伝え、現代美術に親しんでもらうことを目的としています。
年2回開催する展覧会では、草間作品によって”世界平和と人間愛”を伝え、現代美術に親しんでもらうことを目的としています。
独特な世界観を表現している「草間彌生美術館」の展示
2018年2月25日までは「草間彌生美術館開館記念展 創造は孤高の営みだ、愛こそはまさに芸術への近づき」を開催。上映時間2分間のインスタレーションは幻想的な雰囲気でした。
金色に赤のドットがモザイク状に装飾された南瓜が屋上に展示されたことも。
エレベーターの中も、赤いドットが描かれたアート空間です。
2018年4月1日(日)~8月31日(金)まで開催される「さあ、今、我が人生の最大の出発にきた」展では、1950年代に描いたドローイングや水彩作品を、前期・後期合わせて40点展示します。前期は2018年4月1日(日)~ 6月17日(日)、後期は6月21日(木)~8月31日(金)。どちらも鑑賞しておきたい、意欲的な展示会です。
2か月前に予約が必要! 入館方法をご紹介
「草間彌生美術館」は日時指定の定員制なので、チケットの事前予約が必要です。当日券の販売は無く、毎月1日の10:00に翌々月分を公式HPから申し込み可能。観覧料は一般1,000円、小・中・高生600円、未就学児は無料です。

個性的なオリジナルグッズが手に入るミュージアムショップも、チケットを持っていないと入れません。ぜひスケジュールを早めに決めて、チケットをゲットしましょう。
草間ワールドを体感しに神楽坂へ!
神楽坂に開館した「草間彌生美術館」について詳しくご紹介しました。日本が誇る世界的なアーティストの作品を直に体感できる素敵なスポットです。2か月前に予約が必要ですが、ぜひお出かけしてみてくださいね。
A草間彌生美術館
- 住所
- 東京都新宿区弁天町107
- 電話番号
- 03-5273-1778
- 営業時間
- 木~日曜、祝日11:00~17:00
- 定休日
- 月~水曜
- 平均予算
- 一般1,000円 小中高生600円
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