二人の文豪が暮らした場所「泉鏡花旧居跡 北原白秋旧居跡」
今日のお散歩は飯田橋駅からスタートします。まずは神楽坂下から「泉鏡花旧居跡 北原白秋旧居跡」へ。
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建物は残っておらず、今は碑と案内版があるのみですが、泉鏡花がこの地に住んだのち、北原白秋も居を構えたため、文学ファンには人気のスポットとなっています。
数々の作品が生まれた場所「和可菜」
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雰囲気のある細い路地、兵庫横丁を進んだ先にあるのが、「和可菜」。かつて、著名な脚本家や小説家の多くがカンヅメになって原稿を書いたことで知られる旅館です。
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宿泊することもできるのですが、今回は風情たっぷりな外観を楽しみましょう。歩いてきた兵庫横町も含め、この辺りの路地には現代の東京とは思えない江戸情緒が漂っています。そのあたりの雰囲気もゆっくり楽しみたいところ。
- 住所
- 東京都新宿区神楽坂4-7
- 電話番号
- 03-3260-3769
- 営業時間
- チェックイン13:00 チェックアウト翌11:00
- 定休日
- 無休
最終更新日:2018.3.26
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“原稿用紙”発祥のお店! 漱石も利用したと言われる老舗の文房具店「相馬屋」
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そこから2分ほど歩いたところにあるのが「相馬屋」。一見するとどこにでもある普通の文房具屋さんですが、実は江戸時代に創業したという老舗です。升目の「原稿用紙 540円(100枚)」を作ったお店で、漱石や白秋もここ「相馬屋」の原稿用紙を使っていたのだとか。
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レターセットを購入して、小説家を気取って誰かにお手紙を書いてみるのも楽しいかもしれません。ぬいぐるみなど雑貨も置いています。
- 住所
- 東京都新宿区神楽坂5-5
- 電話番号
- 03-3260-2345
- 営業時間
- 9:00~19:00
- 定休日
- 日曜・祝日
最終更新日:2018.3.6
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壁一面が本棚の「BOOK & BAR 余白」でごはんにしましょ
気が付けば、神楽坂上の交差点まで上ってきました。そろそろランチにしましょう!
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大久保通りを少し進んだところにあるのが、「BOOK & BAR 余白」。
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マスターがもともと出版社に勤めていたとうこちらのお店。こぢんまりとした店内に置かれた本棚にはたくさんの本が並びます。好きなものを手に取りながら過ごすことができますよ。
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1,000冊以上の本に囲まれながらゆっくりランチを楽しみましょう。
- 住所
- 東京都新宿区白銀町1-13 第11シグマビルディング飯田橋 1F
- 電話番号
- 03-5229-7016
- 営業時間
- [火〜土]18:00〜25:00(L.O.) 25:30close
[日]18:00〜23:00(L.O.) 23:30close
- 定休日
- 月曜日
- 平均予算
- [夜]¥1,000~¥1,999 [昼]~¥999
最終更新日:2021.2.27
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新潮社の倉庫をリノベーションしたセレクトショップ「la kagu」
ランチのあとはお散歩を再開します。そこから神楽坂駅のほうまで8分ほど歩いたところにある「la kagu」へ。
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もともと新潮社の倉庫だった場所を改装したセレクトショップで、デザインを担当したのは根津美術館などを手がけた有名建築家の隈研吾氏。
洋服やファッション小物、キッチン雑貨など、おしゃれなアイテムがたくさん揃っていますので、ショッピングも楽しめますよ。
- 住所
- 東京都新宿区矢来町67
- 電話番号
- SHOP:03-5227-6977
- 営業時間
- 11:00~20:30
- 定休日
- 不定休
最終更新日:2018.2.13
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神楽坂で文学にどっぷり浸かろう!
かつて出版社が多かったことから、今も文学に関するスポットが多く点在する神楽坂。華やかな印象の街ですが、一人歩きするといつもとは違う別の顔が見えてくるはずです。ぜひ出かけてみてはいかがでしょうか。