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多くの人から愛され続けている 老舗洋菓子店で季節を感じる

FREE AWAJI BOOK

公開日 2018年3月24日

リーズナブルだけど、チープではない。神田の「近江屋洋菓子店」は、"毎日食べられる贅沢なもの”を目指した、老舗の洋菓子店です。(2017年12月発行「FREE AWAJI BOOK 8890」No.20より)

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天井が高く、レトロな雰囲気漂う店内。フレッシュケーキのほか焼き菓子、パンなどたくさんの種類を取りそろえている。神田須田町の交差点すぐそばにある、近江屋洋菓子店だ。現在の建物は 1966 年(昭和41)に建てられたものだが、先祖が1884年(明治17)に三重・桑名より上京し、炭屋から始まったそう。夏場の商いが成り立たたず、パン屋に転身し、最初は仕入れて販売していたが、ほどなくして製造も手がけるように。

ガラスケースにずらりと並ぶ、名物ケーキの数々。圧巻。

「二代目はアメリカに渡ってケーキの作り方を習い、帰国後にロックケーキという名のブドウパンを作りました。戦前戦中に砂糖やかりんとうを売っている時代もありましたし、今のように生菓子を売るようになったのは戦後になってからですね」と四代目の吉田太郎さん。

朝イチの市場から戻った吉田社長。スタッフにテキパキと指示を出す。

地元はもとより、自宅用に贈り物にと近隣の区からも来客がある。アラカルトでいろいろなケーキを詰め合わせる人、ショートケーキやアップルパイなどのホールを選ぶ人は半々くらい。昔ながらの味を大切にしているかと思いきや、そうではないらしい。「お菓子は時代とともに変わるもの。材料も機械も良くなっているので、より美味しいものを、とレシピを変えているんです」と吉田さん。

海外で出逢った味をヒントに作られたお菓子も。

しかしながら、守り続けているものも。“リーズナブルだけどチープではない”という姿勢だ。これを実現するため、吉田さんは開店前に大田市場に毎朝足を運び、果物のプロたちと会話をしながら、一番美味しい旬のものをできるだけ安く仕入れている。「目指すは、毎日食べられる贅沢なもの。朝に買い付けて、 昼には商品になっています。スピードも大切なんです」。
人気の高いアップルパイにしても、昔は「紅玉」を使っていたが、今では「ふじ」を使用。10月から出回る前の数か月間は、早生品種の「つがる」でつなぐ。産地はもちろんのこと、その時々で最も美味しい品種を選び抜き、手に届く贅沢を実現させているのだ。季節を感じながら、スイートな時を過ごしてみては。

近江屋洋菓子店 神田店

住所
東京都千代田区神田淡路町2-4
電話番号
03-3251-1088
営業時間
[月~土] 9:00~19:00 [日・祝] 10:00~17:30(喫茶は17:00まで)
平均予算
~\999
最終更新日:2017.6.27
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※紹介されている情報は、記事公開当時の内容となります。
※飲食店情報の平均予算は、食べログの店舗基本情報を引用しています。

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