優しくも風味抜群の「銀座木村家」銀座本店のあんぱん
創業1869(明治2)年の老舗のパン屋さん。看板商品は元祖といわれるあんぱんで、店内にかわいらしく並んでいます。特徴はイースト菌ではなく、酒の酵母から作った酒種(さかだね)生地で作っているところ。1875(明治8)年には天皇に献上され、瞬く間に庶民にとっても憧れの味になりました。
一番人気の酒種あんぱんは、北海道産小豆を使用。漉し餡のほどよい甘さとしっとりとしたパン生地が絶妙にマッチします。桜、小倉、けし、うぐいすと種類が揃っているので、食べ比べしてみても。2階の喫茶で「あんぱんセット(ドリンク付) 1,030円」なども味わえますよ。
- 住所
- 東京都中央区銀座4-5-7 銀座木村家 1F
- 電話番号
- 03-3561-0091
- 営業時間
- 10:00~21:00
- 定休日
- 年中無休(大晦日、元旦を除く)
- 平均予算
- [夜]~¥999 [昼]~¥999
最終更新日:2021.3.9
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愛らしい和紙製品がずらりと並ぶ「東京鳩居堂 銀座本店」
お香、書画用品、和紙製品を扱う店として、1663(寛文3)年に京都寺町にて創業した歴史あるお店です。様々な和紙や書にまつわるアイテムが並び、目移りするほど。外国からのお客さんがお土産を選ぶのに夢中になっている姿があちらこちらで見受けられます。1階フロアには、季節を感じられる和紙の人形やグリーティングカードが並んでいて、乙女心をくすぐりそうです。
ちょこちょこと日常に取り入れやすい、和紙グッズ。こんな和紙のシールも種類が豊富です。
- 住所
- 東京都中央区銀座5-7-4
- 電話番号
- 03-3571-4429
- 営業時間
- (平日・土曜) 10:00~19:00 (日曜・祝日)11:00~19:00
- 定休日
- 不定休
最終更新日:2018.4.23
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懐かしい日本の洋食の味はここ「煉瓦亭」から始まった
創業は1895(明治28)年。当時レンガ造りの街であった銀座にあやかって、その名前が付けられました。
出典:
黎明期の日本の洋食屋として、苦心の末に生み出されたという名物のひとつが「ポークカツレツ 1,400円」です。しっかりと味のついたサクサクの衣は、ご飯とも相性抜群。日本人の口に合うようにと改良を重ねられました。ほかにも、ふわりと包まれた卵の香りと甘酸っぱいトマトケチャップが口に広がる「元祖オムライス 1,400円」など、どこか懐かしい気持ちになる洋食メニューが揃います。
出典:
今も現役で活躍する、年季の入ったレジスターにも注目してくださいね♪
出典:
- 住所
- 東京都中央区銀座3-5-16
- 電話番号
- 03-3561-7258
- 営業時間
- [月~土・祝]
11:15~15:00(L.O.14:30)
16:40~21:00(L.O.20:30)
- 定休日
- 日曜
- 平均予算
- [夜]¥2,000~¥2,999 [昼]¥2,000~¥2,999
最終更新日:2021.3.9
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これぞ洋食の元祖!「資生堂パーラー銀座本店」で名店の味を
1902(明治35)年にソーダ水やアイスクリームを扱う「ソーダファウンテン」としてスタートし、目新しかったそれらのメニューは瞬く間に人気となりました。1928(昭和3)年に本格的なレストランとなってからは、資生堂の創業者である福原有信氏は、アメリカに渡り、新しいもの、本物を取り入れようと、グラスやスプーンなどもすべて輸入でそろえたといいます。
3代目総料理長、高石鍈之助氏が編み出したふわっふわな半熟玉子で包まれた「オムライス 2,470円」や3日がかりでつくられる、コクのある「ビーフカレーライス 2,880円」といったメニューが、当時の人々を虜にしたのも納得。クラシカルな空間でいただくとまた格別な味わいです。
出典:
- 住所
- 東京都中央区銀座8-8-3 東京銀座資生堂ビル 4F・5F
- 電話番号
- 03-5537-6241
- 営業時間
- ◆2021年1月8日(金)より当面の間、時間短縮営業
営業時間:11:30~20:00 (L.O.19:00)
*3月は1日(月)・8日(月)も営業いたします。
[火~日]
11:30~21:30(L.O.20:30)
- 定休日
- 月曜日(祝日の場合は営業)
- 平均予算
- [夜]¥10,000~¥14,999 [昼]¥6,000~¥7,999
最終更新日:2021.3.9
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「カフェーパウリスタ銀座店」の森のコーヒーは、深くて優しい味わい
ブラジル移民の父と呼ばれた水野龍が、ブラジルの名産であるコーヒーを日本に広めるために始めました。1911(明治44)年、まだコーヒーが珍しかった時代にオープン。芥川龍之介をはじめ、谷崎潤一郎、森鴎外、アインシュタイン、さらには、ジョン・レノン、オノ・ヨーコ夫妻といった錚々たる著名人が訪れたといいます。
こだわりは、農薬・化学肥料不使用のコーヒーを育てる農園から豆を仕入れていること。天日干しで生み出された風味豊かな豆を自家焙煎して提供しています。その凝縮された旨味を「森のコーヒー」で味わってみてくださいね。
出典:
- 住所
- 東京都中央区銀座8-9-16 長崎センタービル 1F
- 電話番号
- 03-3572-6160
- 営業時間
- [月~土]
9:00~20:00(フードL.O.19:00、ドリンクL.O.19:30)
[日・祝]
11:30~19:00(フードL.O.18:00、ドリンクL.O.18:30)
- 定休日
- 無休
- 平均予算
- [夜]¥1,000~¥1,999 [昼]~¥999
最終更新日:2021.3.9
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変わりゆく銀座に息づく、変わらない確かなもの
ここに来れば、品質を保証された、確かなものが手に入るという安心感。そしてクラシカルな佇まいの店に身を置けば、気持ちも自然と寛いでいくのがわかります。時代の最先端を感じるのもいいけれど、今なお支持され続ける老舗の底力を改めて感じてみるのもいいですよ。