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蔵前で美味しいハンバーガーを“日常”に届ける、地域密着のハンバーガースタンド「McLEAN」

good mornings

公開日 2018年4月11日

近年大きな広がりをみせ、渋谷や新宿など都内の繁華街では珍しくなくなったお値段1000円以上の、いわゆる“本格派グルメバーガー”。すべての素材にこだわり、じっくりと時間をかけて丁寧に作り上げるそんな美味しいハンバーガーを、下町の蔵前エリアで地域に寄り添いながら届けている、とびっきり格好いいハンバーガースタンドがあります。

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外国人ツーリストから絶大な人気を誇るゲストハウスやカカオの産地から徹底的にこだわったチョコレート工房、個性溢れる文具店など、インディペンデントでありながらも確固たるポリシーを持った店舗が次々とオープンしている蔵前エリア。いまや、東京のカルチャーを牽引する存在になりつつあります。
今回ご紹介するハンバーガースタンド「McLEAN ─old burger stand ─(以下マクレーン)」もそんな活気づく蔵前のシーンを代表する店舗の一つです。
マクレーンがお店を構えるのは、隅田川にかかる厩橋のほとりにある3階建ての古いビルの中。1階フロアの半分と2階フロアをハンバーガースタンドとして使用。1階フロアのもう半分はコーヒーショップ、3階フロアをヘアサロンとシェアするという独特な形態を取っています。
お店の中に入ると、NYのブルックリンと見紛うほどに洗練された内装とインテリアに胸が躍ります。年季の入った木材で作られたカウンターはどっしりと存在感があり、テーブルやイスもほどよくラフな作りで温かい仕上がりです。既存のビルが持つクールな雰囲気とバランスよく調和。所々にオールドアメリカンな調度品を配し、壁面にはモノクロのムービーが投影されるなど、細部に至るまで妥協せず手が加えられた世界観を前に、否が応でもハンバーガーへの期待が膨らみます。
ハンバーガーのメニューは定番の「アボガドチーズバーガー 1,280円」や「天麩羅バーガー 1,380円」「スイートチリチーズバーガー 1,280円」などのグランドメニューに加え、「メープルピーナッツバーガー」など曜日毎にユニークなメニューが登場する「日替りバーガー 1,320円」等、10種類ほどのラインナップ。すべてのバーガーにフレンチフライが付いてきます。
そんなバラエティ豊かなハンバーガーに、常時6種類は用意されているというクラフトビールを合わせて楽しむというのがマクレーン流。ハンバーガーとの相性を考えて、ラガーやペールエール、IPAなど飲み合わせるビールの種類を選ぶことができます。
さっそくハンバーガーを頂きましょう。
注文したのは店主がオススメしてくれた「ニンジャテリヤキエッグバーガー 1,280円」に「常陸野ネスト」のセゾンビールという組み合わせ。
迫力あるボリュームのバーガーを丁寧に専用の包みに入れて、思いっきりかぶりつくと・・・なんと美味しいこと。

濃厚な甘みのテリヤキソースに国産牛100%のパティから溢れ出る肉汁が舌の上で絡み合い、極上の美味しさが口一杯に広がります。特筆すべきは、かぶりつく度に、バンズの香ばしさや粗挽き肉の旨味、野菜のフレッシュ感など、すべての素材の味の輪郭をしっかりと感じられることです。
「ハンバーガーはかぶりついた時の素材の一体感がすべてだと思っています。
肉の旨味だけを求めるならば、ステーキを食べればいいわけで。どの素材も主張しすぎず、なおかつどの素材の味も引き立った絶妙なバランスこそがハンバーガーの醍醐味。そこをとにかく追求していますね」と店主の落合浩平さんがハンバーガーへのこだわりを教えてくれました。

合間に喉に入れるセゾンビールとハンバーガーの相性も抜群。柚子などの柑橘系の香りがたった爽やかな飲み口のセゾンビールが、ちょうどよい口休みになり、ハンバーガーの美味しさを最後まで新鮮に保ってくれます。
落合さんがこの場所にお店を開いたのは2年前。元々はファッション業界に勤務していて、その頃に撮影現場で偶然出会った本格派ハンバーガーの味に強い衝撃を受けたことがきっかけで、ハンバーガーの世界にグッと興味を持ったといいます。

「それまで素材一つ一つにこだわって作った、1000円以上もするハンバーガーを食べたことがなくて。正直、高いなー、美味しいのかなーと半信半疑でしたね。でも食べてみたら、これがめちゃくちゃ美味しかった。それ以来、都内のハンバーガー屋を巡るようになって、どんどんハンバーガーの魅力にはまっていきましたね」
その後は思い立ってファッションの仕事を辞め、都内の人気ハンバーガーショップで約4年間の修行を積んだそうです。そしていよいよ独立。自分のお店を開くわけですが、なぜ蔵前という場所を選んだのでしょうか。

「地元が浅草なので、その近くのエリアということで馴染みがあったのと、あとは、いわゆる西東京エリア、渋谷や新宿、中目黒といった、お出かけでいく街、流行に敏感な街ではやりたくなかったんです。そういうエリアでは本格派のハンバーガー屋も増えてきていて、差別化も求められてしまう。そうではなくて、以前の僕と同じように、美味しいハンバーガーをまだ食べたことがない人たちに、美味しいハンバーガーを食べてもらって素直に喜んでもらいたい。そして自分が作るハンバーガーがその人たちの日常に根付いて欲しいという思いが強くあって。地域に暮らす人や地域で働く人たちがすぐ目に浮かぶ蔵前は自分にぴったりだと思ったんです。」
落合さんの思いに呼応するように、徐々にマクレーンのハンバーガーの味は評判を呼び、地域に欠かせないほどの人気店に成長。テイクアウトを待つ店前の行列はいまや蔵前の定番の風景になりました。お客さんの多くが地元の方で、毎日のように訪れるご年配の常連客もいるそうです。最近では外国人ツーリストで滞在中に何度もリピートしてくれる人もいるというから驚きです。

蔵前エリアに立ち寄りの際には、ぜひ、お腹をすかせてマクレーンの“美味しいハンバーガー”に思いっきりかぶりついてみて下さい。

(文:上田太一)
(撮影:河田真司)

マクレーン (McLean)

住所
東京都台東区駒形2-2-10ファンライフ駒形 1F・2F
電話番号
03-6802-8232
営業時間
[火~土]11:30~21:00(L.O 20:00) [日]11:30~15:00(L.O 15:00)
定休日
月曜日
平均予算
¥1,000~¥1,999
最終更新日:2017.6.29
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※紹介されている情報は、記事公開当時の内容となります。
※飲食店情報の平均予算は、食べログの店舗基本情報を引用しています。

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