江戸時代から続く老舗「鈴本演芸場」
まずご紹介する「鈴本演芸場」は、安政四年(1857年)にできた「軍談席本牧亭」が前身で、150年以上もの歴史を誇る老舗です。アクセスは東京メトロ上野広小路駅A3出口より徒歩1分、上野駅や御徒町駅からも徒歩圏内です。
全285席の座席は、映画館のように見やすい角度に配置するなどの工夫が。全て自由席なので、お好きな席に座りましょう。
気になるシステムをご紹介!
公演は10日ごとに内容が変わり、落語・漫才・曲芸・紙切り・奇術・ものまね・曲独楽・歌謡漫談・俗曲などの番組を実施しています。
番組は昼と夜の二部制で、料金は一般2,800円。出演者1人につき約15分の持ち時間で、出演者が交代するタイミングであれば途中の入退場も可能です。

開場時、開演5分前、寄席の終演には名物の「寄席の太鼓」が響きます。特に開演5分前の太鼓は笛と合わさって「お多福来い来い」と聞こえるのだとか。ぜひ昔ながらの太鼓の音も楽しんでみてください。

せっかくなら、飲食しながら寄席を楽しむべし♪
売店では淡路町の老舗「神田志乃多寿司」の助六寿司をはじめ、お菓子やおつまみを販売しています。ジュースやビールの自動販売機もありますよ。前の座席の背もたれに折りたたみ式のテーブルが付いているので、飲食をしながら寄席を楽しめます。

A鈴本演芸場
- 住所
- 東京都台東区上野2-7-12
- 電話番号
- 03-3834-5906
- 営業時間
- 【昼の部】12時開場 12時30分開演 16時30分終演予定 【夜の部】17時開場 17時30分開演 20時40分終演予定
- 平均予算
- 一般 2,800円 学生 2,500円(中学生~24才・学生証提示) 小人1,500円(小学生以上)
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1996年にオープンした「お江戸上野広小路亭」
つづいてご紹介する「お江戸上野広小路亭」は、東京メトロ上野広小路駅 ・都営地下鉄上野御徒町駅A4出口から徒歩1分ほどのビルの2階にあります。

1996年にオープンした比較的新しい施設で、椅子席と畳席がありますよ。
「お江戸上野広小路亭」の楽しみ方をご紹介!
公演は、毎月1~15日の昼に開催される「定席」をはじめ、古典芸能やお笑いライブなど多彩な内容です。昼の部と夜の部に分かれていて、公演によって料金が異なります。日替わりで違う人が公演しているので、ふらりと立ち寄ってみるのもおすすめ。

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気軽に立ち寄れる上野の演芸場で落語を楽しもう!
今回は、上野で落語を楽しめる「鈴本演芸場」と「お江戸上野広小路亭」をご紹介してきました。どちらの施設も予約不要なので、気が向いたときにふらりと立ち寄ってみてはいかがでしょうか。落語が好きな方はもちろん、ちょっと興味があるという方も、ぜひ気軽に足を運んでみてください。
この記事で紹介したスポット
