鴨の美味しさがよく生きている! / 麺屋福丸
幡ヶ谷駅を出て甲州街道の南側を笹塚方面にしばらく進むとラーメン屋さんがところどころに見つかるのですが、一番遠いあたりにあるのがここ。岩手県産の鴨だけでとった出汁の旨さが光るラーメン/つけ麺が楽しめます。
初めての人ならまずは基本の「鴨だし醤油ラーメン」を、というところですが、この「特選鴨だし醤油ラーメン」こそ、一番のおすすめカモ(笑)。鴨そぼろ、そして豚チューシューに加え鴨チャーシュー(!)まで入っているのです。抗いがたい鴨の誘惑…。
生のりラーメンで楽しむ磯フレーバー / 特麺コツ一丁ラーメン
どこかユーモラスな単語の組み合わせでできた名前ですが、このお店もまた甲州街道沿い。見た目からなんとなく察せられるように、比較的あっさり目の醤油ラーメンがいただけます。
ここに来たならぜひ、というべき一品が「生のりラーメン」。たっぷり乗った生のりからは確かな磯の香り。ニンニクを追加して楽しむ人も多い定番メニューです。
そしてもう一つ、ポイントとなるのが「おつまみ」です。たったの150円で、こんなにいっぱいのチャーシュー片とメンマの乗った小皿がやって来ます。ビールをちびちびやりながら楽しむ人の、実に多いこと。
B特麺コツ一丁ラーメン
- 住所
- 東京都渋谷区幡ケ谷1-5-7 清水ビル 1F
- 電話番号
- 03-3374-7008
- 営業時間
- 18:00〜25:00 (スープ売り切れ次第終了) 8月末まで 17:00〜22:00
- 定休日
- 日曜日
- 平均予算
- [夜]~¥999 [昼]~¥999
データ提供:食べログ
大きな地図で見る
夜もふけてからの、背脂。 / 心や
甲州街道沿いの北側、歩道橋のふもとにあってわかりやすい立地。正面切って堂々と「背脂煮干」というのもメッセージ性がありますが、右側の提灯に書かれてる言葉がまた。「背脂無しでは 生きていけない」ですと!
こちらは新潟県発の燕三条系ラーメンのお店。太麺、煮干の出しが効いた濃口醤油系のスープ、そしてスープが冷めないように大量の豚の背脂でコーティングされているのがキホン。スタンダードな「中華そば」もいいけれど、画像の「玉ねぎ中華そば」、さらに「岩のり中華そば」など、一つ加わったメニューの方が見た目的な華も増して一層美味しそうというもの。
なんと夜中の3時までやっていて、かつ店員さんも優しいので、もし幡ヶ谷で終電を逃してしょんぼりしている人を見かけたら、「まぁとりあえず」と、このお店で一杯食べて幸せになってもらうのを願うところです。真夜中の背脂。ロンリーな夜を、とりあえずほっこり暖かい気持ちにしてくれそう、なんて思いませんか。
C背脂煮干中華そば 心や
- 住所
- 東京都渋谷区幡ケ谷2-19-2
- 営業時間
- [月〜金] 11:30〜15:00 18:00〜翌3:00 ラストオーダー:昼14:50 夜2:50 [土日] 11:30〜翌3:00 ラストオーダー:翌2:50
- 定休日
- 月曜
- 平均予算
- [夜]~¥999 [昼]~¥999
※このスポット・イベントは、移転・閉店・休業している可能性があります。
大きな地図で見る
見た目からして圧巻の「全部のせ」 / らーめん たけ虎
幡ヶ谷駅をでて南側に広がる商店街を進み、最初の十字路。ほどよく庶民的な商店街の一角にあるこの小さなお店は、そのこぢんまりとした見た目からはちょっと想像がつきずらい意外さがあります。というのも…。
なんと、こんなどっさりボリューミーなメニューがあるのです。3種の部位からなるチャーシュー、そして味玉、柔らか昆布、鶏肉もちょっと入っているという贅沢なこちら、「ぜんぶのせ!」と言います。大変なことに、このチャーシューが大判チャーシューになった「大判ぜんぶのせ!」なんてものまで。いやはや、すごいです。
他にこんな「あおさラーメン」も。さらに三陸わかめのコリコリ食感が魅力の「お刺身わかめラーメン」もあったりと、いろんな方向で客側の挑戦意欲をそそるお店であります。
濃いめのラーメンが欲しいなら / ねじ式
幡ヶ谷駅をでてすぐ、まっすぐ北の方向に伸びる幡ヶ谷六号通り商店街。庶民的な賑わいが魅力のお買い物ロードを3分ほど歩くと左手に見えてくるのがこれまた名店「ねじ式」。オールブラックなこの潔さのあまり、お店だと気づきにくいかもしれず、注意です。店内ではロックテイストが随所に感じられる人形などの装飾がいろいろ。
こってり系のこちらのお店ですが、度を越した濃さではないので女性的にも○。底の深いどんぶりに収まった「味玉味噌らぁめん」はしっかりめの味噌味がなんだか頼もしく。もやしの傍らには肉みそが隠れています。
つけ麺もまぜそばもまた美味。こちら「生玉まぜそば」は、そぼろや卵とよく絡んだ麺をずるずると美味しく楽しめる一品です。
通ってみる価値、大アリです
京王線ではなく、京王「新」線でのみアクセス可ということもあってか、一見マイナー感が否めない幡ヶ谷。新宿文化圏のまちかと思いきや、実は渋谷、下北的な雰囲気を備えたスポットがそこそこあって、近年充実の度を増している穴場タウンなのですが、ラーメンカルチャーが花咲く街としても要注意です!
この記事で紹介したスポット
