まずは「モザイク通り」で、ウィンドウショッピングを楽しもう!
新宿駅西口と南口を結ぶショッピングストリート「モザイク通り」。西口の京王百貨店と小田急百貨店の間、坂道を上って南口へと抜ける小路となっています。通りの両側には、トレンドを意識したファッション雑貨の店や、テラス席も備えた開放的なカフェなど、約15のショップが並びます。
1店1店は小さなお店ですが、手ぬぐいを扱う「小粋」や、お肌にやさしい和コスメが買える「まかないこすめ」など、魅力的なラインナップに目移り必至! ぶらぶらしながらウィンドウショッピングを楽しみましょう。
昭和の情景が残る「新宿西口思い出横丁」で昼間から一杯♪
終戦直後から新宿西口の商店街としてにぎわっていた「思い出横丁」。当時、多くの露店が比較的手に入りやすい牛や豚のモツで商売を始め、もつ焼きが大流行しました。もつ焼き屋や焼き鳥屋が今も多いのはその名残りで、それ以外に寿司屋、定食屋など、さまざまなジャンルの飲食店がぎゅうぎゅうに並んでいます。
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最近では、外国人観光客や若い女性にも人気です。昭和風情が色濃く残る横丁で、昼間から一杯ひっかけてみるのもオツなものです。
個性豊かな居酒屋を次から次へとはしごできる「ほぼ新宿のれん街」
新宿駅から南下すること約10分。代々木駅東口の住宅街の一角に、古民家7棟を改装した小さな横丁が、2017年にオープンしました。翌年2月には新たに1店舗が仲間入りし、現在は個性豊かな居酒屋8店が集結する、呑兵衛にはたまらないスポットです。
各店舗には「い、ろ、は、に…」と平仮名が割り振られていて、店の外にも大きく掲示されているところがユニーク。ジャンルは牛タン、もつ焼き、タイ料理、イタリアンなどと、実に多彩で、どの店にしようか迷ってしまいそうです。でも、ご心配なく。そこは横丁のいいところ。すぐ移動できるので気軽にはしごを楽しんでみましょう。
暗くなったら、ネオンが煌めく「新宿ゴールデン街」に突入!
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新宿に戻って、次は花園神社の裏手にある飲み屋街「新宿ゴールデン街」へ。西口の「思い出横丁」同様、こちらも戦後間もない頃から人々を迎え入れています。迷路のような細い路地の両側には木造長屋が連なり、そこに200軒以上の小さなバーやスナックがびっしりと密集しています。
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何十年も続く老舗にいきなり足を踏み入れるのは戸惑うかもしれませんが、ここ最近は若い世代による新店も増え、初心者でも気兼ねなく入れるのがうれしいところ。勇気を出して繰り出しましょう!
- 住所
- 東京都新宿区歌舞伎町1-1-7 マルハビル1F
- 電話番号
- 090-1968-3632
最終更新日:2018.6.21
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〆は新宿三丁目の路地裏の名店「どん底」で、オリジナルカクテルを味わおう
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インパクトのある店名に、ツタでびっしりと覆われた、これまたインパクトのある外観。1951年(昭和26)から新宿三丁目の路地裏にひっそりと佇む名店です。かつて三島由紀夫や黒澤明が通ったことでも知られ、今なお数多くの文化人に愛されています。
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地下1階から3階までの4フロアからなり、穴蔵のような店内は重厚感があって妙に落ち着きます。そんな店内でぜひいただきたいのが、創業当時からあるどん底のオリジナルカクテル、通称「ドンカク」。レモンの爽やかな酸味が効いていて、さっぱりとした飲み心地でぐいぐいいけます。
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そんな魅惑のドンカクに合うフードメニューは、名物のミックスピザやナポリタンをはじめ、小技の効いたおつまみが満載。あの文豪も味わったかもしれないなどと想像しては、夢心地に浸れる名酒場です。
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- 住所
- 東京都新宿区新宿3-10-2
- 電話番号
- 03-3354-7749
- 営業時間
- 11:30~0:00(LO.23:30)
(ランチメニューL.O.16:00)
- 定休日
- なし (但し、12月31日~1月4日の間はお休みいたします)
- 平均予算
- [夜]¥3,000~¥3,999 [昼]~¥999
最終更新日:2021.2.27
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風の吹くまま、気の向くまま、路地散策を楽しんでみませんか。
昔懐かしい雰囲気の店が並ぶディープな横丁から、流行に敏感なファッション小物の店が並ぶショッピングストリートまで、新宿の街は路地によって趣がガラリと変わり、まるでパラレルワールドの入り口のようです。迷い込んでみれば、新鮮な街並みに出会えますよ!