楽しめる文化空間「国立新美術館」
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「六本木アート・トライアングル」の前に3つの美術館をご紹介します。まず一つ目は、緑豊かな環境に立地する「国立新美術館」。建物自体もアーティスティックで、滑らかな曲線のガラス外壁が特徴です。
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コレクションを持たない国立新美術館は、国内最大級とされる14,000㎡の展示スペースを効果的に使った展覧会を開催。展覧会は「オルセー美術館」や「荒木飛呂彦原画展」など、海外美術館のコレクションや前衛的な美術作品などと多彩です。
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国立新美術館の新名所が、カフェの「サロン・ド・テロンド」。2016年公開のアニメーション映画「君の名は。」にも出てきました。巨大な逆円すいの上部がカフェになっているというユニークなつくり。
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カフェは2階ですがまずは3階まで上がりましょう。映画と同じ風景が見られます。テーブルや椅子も映画の中に出てくるものとほぼ同じ。ファンにとっては、主人公が座った席はどこか探すのも楽しみのひとつでしょう。
- 住所
- 東京都港区六本木7-22-2
- 電話番号
- 03-5777-8600
- 営業時間
- 10:00~18:00 ※会期中の金・土曜は20:00まで(7~9月は21:00まで)
- 定休日
- 火曜
最終更新日:2018.11.21
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日本の伝統文化に触れられる「サントリー美術館」
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乃木坂駅の3番出口から徒歩3分、東京ミッドタウン内にある「サントリー美術館」。1961年に丸の内で開館し、赤坂見附を経て2007年に現在のミッドタウン内へと移転してきました。コレクションは日本美術が中心で約3,000件に及び、国宝や重要文化財もあります。コンセプト「生活の中の美」に沿った、漆工やガラス工芸、陶磁器が多いのが特徴です。
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館内は木と和紙を用いたしつらえで、自然の温もりが感じられます。空間の雰囲気にマッチした日本美術を中心に展覧会を開催。「狩野元信展」では、全国の美術館所蔵の襖や屛風などが集められました。
- 住所
- 東京都港区赤坂9-7-4 東京ミッドタウン ガレリア3F
- 電話番号
- 03-3479-8600
- 営業時間
- 10:00~18:00(金・土は20:00まで開館)※最終入館は閉館30分前まで
- 定休日
- 火曜、展示替期間
最終更新日:2019.2.21
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都心の文化発信地「森美術館」
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日比谷線六本木駅に直結する六本木ヒルズ森タワーにあるのが「森美術館」です。日本を含むアジアの現代美術を中心に400点余りのコレクションを所蔵しています。国内外の若いアーティストの展覧会を多く企画。「カタストロフと美術のちから展」では、オノ・ヨーコ氏の作品も展示されました。
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「森美術館」の思いは“来館者がいつでも楽しみ、刺激を受け、そして対話が生まれる場所であること”です。展覧会開催中は休館日なし、火曜日は19:00、それ以外の日は22:00まで鑑賞できます。また、本展のチケットには「東京シティビュー」にも入館可能という、うれしい特典付き。
- 住所
- 東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ森タワー52F・53F
- 電話番号
- 03-5777-8600
- 営業時間
- 月・水~日10:00~22:00(最終入館 21:30) 火10:00~17:00(最終入館 16:30)
最終更新日:2019.2.21
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アートの拠点「六本木 アート・トライアングル」
上に紹介した3つの美術館は連携を図り、六本木エリアから芸術や文化を発信しようと取り組んでいます。その活動を「六本木アート・トライアングル」と呼び、アートの街として六本木エリアは注目を集めています。
「六本木アート・トライアングル」の活動の1つ「あとろ割」。各美術館で開催されている展覧会チケットの半券があれば、他の2つの美術館の入館料が割引になるというもの。この相互割引利用でお得に芸術を楽しむことができます。
六本木でアートな休日を!
六本木の素敵な美術館とアートをつなぐ取り組みをご紹介しました。徒歩圏内に3つも美術館があるとは、なんとも贅沢なロケーションですね。六本木の新たな街の巡り方、楽しみ方・・・そう、芸術文化に浸る休日を過ごしてみませんか。