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専門知識を深めよう! 浅草~向島で小さな博物館めぐり

ちくわ。編集部

公開日 2018年12月15日

浅草寺や雷門、仲見世通りなど、観光名所として常に賑わっている浅草界隈。しかしそれだけではなく、ものづくりの街ならではの知る人ぞ知る小さな博物館が数多く存在しています。少しマニアックな分野でも、知ってみると面白い! 向島も含めた界隈の博物館や工房を巡ってみましょう。

エリア
向島
浅草駅
曳舟駅
東向島駅
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世界各国550点あまりのカバンを展示する「世界のカバン博物館」

創業から80年近く、革製カバンと旅行用キャリーを作ってきた「エース」が運営する博物館。創業者の新川柳作は、「社会に何か恩返しができないか」と考え、カバンを通じて世界各国の文化や風俗を知ってもらおうと、1975(昭和50)年に、前身となる「世界のカバン館」を開館。2010(平成22)年には、「世界のカバン博物館」としてリニューアルオープンしました。
紀元前までさかのぼり、人類が使ってきたカバンの歴史を紹介する年表や、効果的なメンテナンス方法を展示。さらに、世界各国のカバンを年代ごとに並べ、その総数は550点あまりも! また、別のフロアには新川柳作の記念館もあり、その歩みと経営に対する思いを展示から感じることができます。

世界のカバン博物館

住所
東京都台東区駒形1-8-10
電話番号
03-3847-5680
営業時間
10:00~16:30
定休日
日・祝
平均予算
無料
最終更新日:2017.6.29
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小劇場に併設している珍しい博物館「三十坪の秘密基地」

「浅草六区ゆめまち劇場」の一角にある、その名のとおり約30坪の博物館。「浅草界隈の歴史的文化を知ることができる」というコンセプトで、定期的に展示替えをしています。
小さな空間ではありますが、壁や柱、天井をめいっぱい使った展示は圧巻。そのため、きっちり見ようとすると、時間があっという間に過ぎ去ります。入場料500円でワンドリンク付きですが、アルコールもあるのが嬉しいところ。
常設の展示は大正時代の浅草を再現したジオラマ「浅草六区興行街」。関東大震災で崩れ落ちた凌雲閣も再現されています。これを作成したのは2012(平成24)年のNHK連続テレビ小説「梅ちゃん先生」のタイトルジオラマを手掛けた、叙情派ジオラマ作家・山本高樹さん。人々の表情がひとりひとり違うので、人の温もりを感じられる作品です。一見の価値あり!

三十坪の秘密基地

住所
東京都台東区浅草1-25-15 ROX1F専用入口
電話番号
03-5830-7456
最終更新日:2018.12.13
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ガラス彫りの体験もできる「ちいさな硝子の本の博物館」

大正時代からガラス製品を製作していた「松徳硝子」。もともと本社ショールームには、世界中のガラス関連書籍を一般公開する「硝子の本の博物館」がありました。
諸事情により一度は閉館しましたが、「ガラスの魅力をもっと多くの人に伝えたい!」と、場所を変え、復活。店内の棚には、ガラス製品の関連図書約850冊がびっしりと入っており、自由に閲覧できます。また、現在では廃版になっている色付きグラスやガラスの置物、アクセサリーなども販売しています。さらに、リューターという機械でガラスに模様をつける「ガラス彫りリューター体験」もでき、完成品はそのままおみやげにすることも。プレゼントとして持ち帰る人も多いそうですよ。

ちいさな硝子の本の博物館

住所
東京都墨田区吾妻橋1-19-8 矢崎ビル1F
電話番号
03-6240-4065
営業時間
水曜~日曜10:00~19:00、月祝・火曜11:00~18:00
定休日
月曜日(祝日の場合は営業、翌火曜休み)、不定休
平均予算
入館無料
最終更新日:2017.8.10
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「江戸漆工(しっこう)」の技術を受け継ぐ職人の話が聞ける「漆工博物館」

「目黒雅叙園」の「百段階段」など、名建築の修復を手掛けている安宅(あたか)信太郎さん。15歳のころ、父・儀一さんに師事して漆工職人の道に進みますが、信太郎さん23歳の時に儀一さんが急逝。兄弟子に教えを賜り、跡を継いでから30年以上、その技術を守ってきました。
江戸漆工は、徳川家康が京都の職人を江戸に招いたことから始まり、今に至るまで東京都の伝統工芸として脈々と受け継がれてきました。色の違う漆を幾重にも塗ったあと研ぐことで、立体感のある模様ができるのが特徴です。特に、いい漆工ほど塗りの回数が多いそう。
博物館には、実際に使っている漆塗りの道具や、信太郎さんが手がけた漆工を見られます。見学の際は、予約の電話を忘れずに。
信太郎さんは、今後江戸漆器をもっと一般の人に広めていきたいと考え、普段使いできる商品の製作にも力を入れています。中でも「木漆塗り マグカップ」は人気の品。東京スカイツリー4階の「産業観光プラザ すみだ まち処」でも販売しています。

漆工博物館

住所
東京都墨田区向島3-38-10
電話番号
03-3622-1626
営業時間
10:00〜16:00 ※要予約
定休日
月、水、金、日
最終更新日:2018.12.13
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ズラリと並んだ時計は圧巻!「セイコーミュージアム」

1981(昭和56)年に、創業100周年記念事業として「セイコー時計資料館」として設立。2012(平成24)年のリニューアルを経て、「セイコーミュージアム」として誕生しました。古代の日時計や、振り子式装置など、現代の時計の仕組みにも通ずる時計の歴史や、創業期から今に至るまで、セイコー時計の歩みを展示しています。
ミュージアム入り口の大時計は、「銀座 和光」に設置されている時計塔のものと同じサイズ! その大きさに、度肝を抜かれます。
受付で渡されるタブレットを使用して展示を楽しみましょう。該当の展示に近づくと、タブレットが反応し、音声ガイドを選択。より深い情報を聞くことができます。

セイコーミュージアム

住所
東京都墨田区東向島3-9-7
電話番号
03-3610-6248
営業時間
10:00~16:00(入場受付は15:00まで)
定休日
月曜日、祝日、年末年始 ※5月3、4、5日は開館 ※月曜日が祝日の場合、翌火曜日も休館
平均予算
無料
最終更新日:2018.11.30
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知れば知るほど面白い! 歴史深い、ものづくりの街歩き

今回紹介したスポットは、このエリアに存在する博物館の中のほんの一部。街を歩けば、まだまだたくさんの博物館や工房と出合えます。誰もが知っている工芸品や、職人気質の伝統技術。幅広くてディープな歴史に触れることで、このエリアがより楽しめること間違いなし!

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