森下だけに「もりもり」? / 洋食屋 もりもり
飾らない下町風情は店名だけでなく、店内の雰囲気にも。全体的な色調のクリームがかった感じが、懐かし感を誘います。極端すぎないほどよい庶民的なこの感じが森下らしさ。
ご飯に(スープでなく)お味噌汁もついて、これぞ「洋食」!と心の中でガッツポーズしたくなる、いい眺め。ことさらに見せつけないこの盛り方がとても好感が持てます。ランチでは各種少量ずつ味わえるワンプレートものをぜひ。エビのやさしい甘み、カニクリームコロッケのとろりとした食感、そしてビーフシチューの牛肉ほろほろ感…(ウマー)。
カレーパンの生みの親 / カトレア
看板を見ればわかる通り、カレーパン推しのカトレア。そのルーツはなんと1927年にまでさかのぼるという、カレーパン発祥のお店としてその名を轟かせる名店です。
こちらがその、ぶっちぎりの代表商品「元祖カレーパン」です。隅っこまでたっぷり詰まった甘口フィリングのいい色と香り。90年以上続く味わい、じっくりといただきませう。一日3回焼き上がりをゲットするチャンスがあるので狙ってみるのもよし。
カレーパンの陰に隠れがちなのですが、この「深川あんぱん」もデニッシュ生地にこしあんがナイスコンビでグッド。メロンパン、シベリアもやはり美味しかったりと、さすがヒットメーカーのパン屋さんは奥が深いです。
優しさすら感じる、確かな味わいの定食ばかり / ラハン
定食カフェをうたうこのお店は、表通りではなく、そこからわずかに歩いた、目の前が公園で、人気もほどほどある程度の落ち着くロケーション。ウッディな外観/内観がますますの健康ナチュラルな雰囲気をもよおしています。
豚の生姜焼きなど、シンプルなメニューの一つ一つが優しい味わい。また名前からしてちょっと手が込んでいることがわかるものが多いです。「豚ロースの『ひ志お』漬け焼き」「鳥もも肉のしょっつる焼き」など。夜にはこれら単品に300円プラスして定食としていただけるシステムも願ったり叶ったり。帰りがけに「ごちそうさまでした」と積極的に言いたくなるお店です。
C定食カフェ ラハン
- 住所
- 東京都江東区森下2-4-5 森下坂田ビル 1F
- 電話番号
- 03-6659-4422
- 営業時間
- 11:30〜15:00/17:30〜22:00(L.O.21:00)
- 定休日
- 木曜日、第3水曜日
- 平均予算
- [昼]¥1,000~¥1,999
データ提供:食べログ
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知られざるパンとケーキの両刀使い / シャルマン
昭和な趣きのシャルマンは、パンそしてケーキもつくられているお店。そのラインナップには、空洞部分にツナを詰めたちくわをフィーチャーした「ちくわパン」、名前もユニークな「アメいろたまねぎフランス」など、個性的なものもいくつか。
そして、ケーキ類の方なのですが、意外なほどレベルが高くて驚きます。色とりどりで、見るからに手の込んでいそうな独創性を感じさせるラインナップです。
こんなパリブレストまで。綺麗。ほかショートケーキもスポンジしっとり…ムムこれは確かな腕前の方とお見受けしました!
森下いいとこ、一度と言わず二度三度とおいで
現状、森下と聞くとかなり渋い印象を受けることでしょう。しかし、東東京を面白がる波は確実にやって来ているわけで、時たまフラッと各町に降り立ちちょっと巡れば、運との兼ね合いですが思わぬ大発見をする可能性もあります。ちょっとお腹をすかせて、歩いてみましょう♪
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