下町の魅力を学べる「台東区立下町風俗資料館」
JR上野駅不忍口から徒歩5分、上野公園の不忍池近くにある「台東区立下町風俗資料館」は、瓦屋根に白い壁が目印です。時代と共に忘れがちな下町の魅力を後世に伝えたいという人々の声を元に、1980年に開館しました。
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入館料は一般300円、小・中・高校生100円と気軽に入りやすいお値段。上野公園内には美術館や博物館などさまざまな施設が充実していますが、それらのスポットを訪れたときにはこの「台東区立下町風俗資料館」にも気軽に立ち寄れちゃいます!
とはいえいったいどんな資料館なのか、早速詳しく中を見ていきましょう。
1階では大正時代の東京下町を間近で体験!
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昔懐かしい駄菓子屋の店先やお座敷部屋、長屋のおかみさんが集った共同の井戸端、銅壺屋の住居などを再現した空間は、まるで当時にタイムスリップしたかのようです。
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長屋と商家の中に実際に入ってみましょう。家具や道具を間近で見たり、その生活ぶりを体験できますよ。
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2階には銭湯の番台や玩具コーナーが!
2階では下町地域や生活、年間のイベントをテーマにした資料を展示しています。銭湯の番台には、実際に上がってみることができますよ。
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玩具コーナーには昔懐かしいけん玉やお手玉が。大人も子どもも一緒になって遊んでみてください。少し前の世代の生活を身近に感じることができます。
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- 住所
- 東京都台東区上野公園2-1
- 電話番号
- 03-3823-7451
- 営業時間
- 9:30~16:30(入館は16:00まで)
- 定休日
- 月曜日(祝休日と重なる場合は翌日)
- 平均予算
- 一般300円、小中高生200円
最終更新日:2018.3.26
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別館「下町風俗資料館付設展示場(旧吉田屋酒店)」も要チェック
ご紹介してきた「台東区立下町風俗資料館」からは徒歩20分、千代田線の根津駅から徒歩10分ほどの場所にある別館「下町風俗資料館付設展示場(旧吉田屋酒店)」も、ぜひ合わせて立ち寄ってみてください。
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江戸時代から谷中で続いていた酒屋「吉田屋」の建物を移築した展示場です。
当時の酒屋の様子がわかる資料を展示
建物が建てられたのは明治43年。江戸中期~明治時代にかけて、商家建築で用いられた出桁(だしげた)造や揚戸(あげと)などを見ることができます。
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中に入ると樽や枡、看板、ポスターなど、当時の商いの様子がわかる資料がたくさん。こちらの入館料はなんと無料。ぜひレトロな雰囲気を堪能してみてください。
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- 住所
- 東京都台東区上野桜木2-10-6
- 電話番号
- 03-3823-4408
- 営業時間
- 9:30~16:30
- 定休日
- 月曜(祝日の場合は翌日休)
- 平均予算
- 入館無料
最終更新日:2018.8.1
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下町文化の魅力がギュッとつまった場所に出かけよう!
「台東区立下町風俗資料館」と「下町風俗資料館付設展示場(旧吉田屋酒店)」についてご紹介しました。当時の生活や商いの様子がリアルに再現されているので、楽しく学ぶことができます。上野エリアへ出かけたら、ぜひ気軽に立ち寄ってみてくださいね。