牛めし・カレー・とんかつの3つからなるメニュー / 三品食堂
牛めし・カレー・とんかつという学生街らしい3つの食べ物をコアに、その組み合わせを様々に楽しめるこちらのお店。正に「名は体を表す」三品食堂です。なんて実直かついさぎよいネーミングでしょうか。
玉子を入れる・入れないもあわせてみれば、こんなマトリックスが出来てしまうほど豊富な組み合わせパターン。月曜はシンプルに牛めしで。火曜日はちょいボリューミーにカツカレーで…なんて具合に毎日ここへやってくる大食い早大生男子の姿が目に浮かぶようです。
コアをなす食べ物が三位一体となったのがこの「カツミックス」。牛めしとカレーのあいがけ、さらにカツも加わって見事にオールインワンしています。お店の味のエッセンスを知りたい方、あるいは単にがっつり食べたい欲張りな方もぜひこれを。中盛、特盛、さらに特大まであるのも学生街らしいですねぇ。
学食感も備わった、頼れる町の中華屋さん / メルシー
去年60周年を迎えたメルシーもワセメシの中核をなす大切なお店のひとつ。長い歴史を通じて数えきれないほどの早大生の思い出に刻まれた貴重な憩いの場。近年この界隈では老舗ラーメン店がお店をたたんでしまう例が相次いでいる中、ここはご健在です。
店内の雰囲気はというと、この床、このほの暗さ。こんな店でしか味わえない落ち着きが、ありますよねー。
そんなこちらのお店のスタンダードはシンプルに「ラーメン」。程よくかみごたえのある中太ストレート麺を煮干だしの醤油スープでいただく一品です。酢など各種お好みで加えていただきます。お値段400円とコスパ的にもスバラシく、ちょっと懐がさみしいときにもズルズルと楽しめるからおすすめ。
揚げ物中心にボリューミーな定食の数々 / キッチンオトボケ
「オトボケ…! オーダーちゃんと通るかな?」なんて一瞬不安になるかもしれませんが、大丈夫。学生さんたちが押し寄せる様子から確かな信頼がうかがえる老舗です。
ここもまた70年代から続く歴史あるお店ですが、今ではこの通り新しい内装。こんな明るい学生食堂的な雰囲気のもとで各種しっかりがっつりボリュームのあるご飯が頂けます。
なんだか陽気な名前の「ジャンジャン焼き定食」は、千切りキャベツの上に濃いめの味付けお肉がどさっとのった、このお店を代表する一品(プラス、カニクリームコロッケを単品追加)。ボリュームに期待してやってくる人も多いお店だけに、こんな風に単品で揚げ物を追加する人も多いです。ボリュームごはんを心ゆくまで堪能したい方、いかがでしょう…?
今年でめでたく100年 / 金城庵 本館
愛され続け、今年でめでたく一世紀。長い時間を重ねて早稲田人からの確たる信頼を勝ち得たお蕎麦屋さんです。上の看板の威風堂々とした文字にもさすがの風格が漂います。
店内はというと、学生食堂というよりは教官たちの姿が似合うちょっと落ち着いた雰囲気。しっぽり落ち着き系ワセメシなら、ここが良いでしょう。ちなみにこのお店に限ったことではないですが、ワセメシを楽しむなら基本相席オーライ、な心構えで入店しましょうね。
そばそのものはもちろん、評判高い海老の天丼も捨てがたいものだから、いいとこどりして「天丼セット」にするのも大おすすめ。コシ強めのつるつるお蕎麦と、やわらか衣が良いペア感でおいし。
近年登場のサブカル系ニューカマー / ダルシムカリー
かつてチョコトンカツなんて奇抜なメニューを打ち出すお店もあった早稲田界隈で、近年の注目株はこちら、ダルシムカリー。歴史に名を残すかの有名格闘ゲームのキャラを思い出してしまい何はともあれ足を運びたくなる、そんな人も多いのでは…?
ラーメン屋さんみたいに食券で買ってカウンターで食すカレーの数々。学生メシっぽく、お肉いっぱいに楽しみたいときに選ぶべきは、例えば…
こんな、インド系スパイシーなチキンカリー(パクチーと豚バラ肉の2品をトッピングさせたもの)。ターメリックで色付けされたご飯がいっそう食欲をそそります。大盛り無料なところもワセメシ的。
Eダルシムカリー
- 住所
- 東京都新宿区西早稲田1-9-17
- 営業時間
- [月~土] 11:00~15:00 17:00~22:00
- 定休日
- 日
- 平均予算
- [夜]¥1,000~¥1,999 [昼]~¥999
※このスポット・イベントは、移転・閉店・休業している可能性があります。
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おべんとワセメシ! / わせだの弁当屋
外で食べたいときにはお弁当を、ということでこちらも。通称「わせ弁」の名で通っている、これまた古くから愛されるお店です。300円台で買えてしまうものもいっぱい。それになんと夜2時まで開いていうのがすごい!です。
ただでさえボリューミーな弁当ばかりである中、「ガッツリ系」とうたわれたこれらラインナップをチョイスした日には、それはもう大変な量になることを、どうかご承知おきください(笑)。
いちばんの人気メニューは鳥のからあげと揚げなすがご飯の上にのった茄子カラ弁当。上のように「マシマシ」(=鳥唐揚げをプラス5個。「マシ」でプラス3個。)にすれば、それはもう文句なしのワセ弁エクスペリエンス(!)です。
「ワセメシ」で体験できる早稲田のお土地柄
庶民的でちょっと泥臭いくらい。そんな野趣な雰囲気が魅力の早稲田大学界隈の空気は、安くてボリューミーなものもいっぱいのワセメシとともに味わってこそ、本当にわかるはず。あなたも舌で・お腹で早稲田を感じてみませんか??
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