「東洋文庫」って?
文京区駒込にある「東洋文庫」は、1924年に設立された日本最古の東洋学センター。アジア諸国の歴史や文化について研究を行っているアジア最大・世界でも5本の指に入る研究施設です。
蔵書数は驚きの約100万冊で、その中には国宝や重要文化財に認定されているものも。アクセスはJR駒込駅から徒歩8分、都営地下鉄千石駅から徒歩7分ほどです。
「東洋文庫」に併設している「東洋文庫ミュージアム」
「東洋文庫」が所蔵している文献資料を閲覧できるのが、併設の「東洋文庫ミュージアム」です。一般の人にも東洋学に興味を持ってもらうことを目的として開設されました。
東洋学の世界へ誘う開放的な「オリエントホール」には国内最長の展示ケースがあり、世界中の言語で記された貴重な古書が展示されています。対面の壁面に飾られた「広開土王碑文拓本」や「江戸大絵図」の巨大な原寸大レプリカも必見です。

貴重なコレクションを間近で楽しもう!
「東洋文庫ミュージアム」の見どころは、オーストラリア人のモリソン博士が収集した東アジアに関する欧文の書籍や絵画など約2万4,000点にも及ぶ「モリソン書庫」です。

天井まで続く書籍は圧巻。直接触れることはできませんが、ソファーに腰掛けて貴重なコレクションを楽しむことができますよ。
「岩崎文庫」では、国宝や重要文化財、浮世絵の名品などを展示しています。
東洋学に関する企画展も開催しています。2019年5月19日(日)までは、インド文明圏の叡智と魅力を伝える「インドの叡智」展を開催していますよ。

「オリエント・カフェ」で寛ぎののひとときを
アジア各地の名言が原語で刻まれたパネルが並ぶ、ミュージアムとレストランカフェをつなぐ「知恵の小径」。
そこを抜けた先にあるのが、小岩井農場がプロデュースする「オリエント・カフェ」です。
シーボルトゆかりの植物が植えられた中庭「シーボルト・ガルテン」を眺めながら、ゆったりと食事やお茶が楽しめます。
おすすめは、11:30~14:30までのランチタイムに提供している「マルコポーロセット 1,680円」。
緑豊かな庭園を眺めながら、小岩井農場たまごを使用したふわとろオムライスを堪能してみてください。
フォトジェニックな「東洋文庫ミュージアム」でアジアの歴史と文化に触れよう!
見応えのある貴重なコレクションを展示している「東洋文庫ミュージアム」。気軽にアジア圏の歴史や文化に触れることができるおすすめのスポットです。併設のカフェレストランでは、緑あふれる庭園を眺めながらゆったりと過ごせるので、ぜひ食事やお茶に立ち寄ってみてくださいね。
B東洋文庫ミュージアム
- 住所
- 東京都文京区本駒込2-28-21
- 電話番号
- 03-3942-0280
- 営業時間
- 10:00〜19:00(入館は18:30まで)
- 平均予算
- 一般 900円、65歳以上 800円、大学生 700円、中・高校生 600円、小学生 290円
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