ちくわ。 おでかけ情報

「雨音茶寮(あまねさりょう)」で、心うるおうおこもり時間

good mornings

公開日 2019年4月1日

ここは読んで字のごとく、いかにもイメージをそそる雰囲気のお店。そそられるがままに、見るもの・いただくものを、ひとつひとつ心ゆくまま愛でて、味わう。そんな良いおこもり時間を。

エリア
谷根千
千駄木駅
カテゴリ
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グルメ
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雨の日には、雨の日の楽しみ。冷たい指先にはティーカップの温もりがとても心強く、ゆったりソファに腰掛けくつろぐ。仲間同士、語らう。読書も、はかどる。あるいは何をするでもなく、ただぼうっと灰色の空を眺めるなど。

特に降りしきるような雨天の日など、外の不自由さのぶんだけシェルターとしての室内がありがたく、おのずと身の回りの生活空間がたいせつに思えてくるというものです。
インドアの楽しみは、住まいや暮らしの彩りに比例する部分が大きい。改めてそんな思いにさせられるのが千駄木にある雨音茶寮(あまねさりょう)というお店です。
壁と天井が木で覆われた店内は作りがシンプル。所々、茶缶やコーヒードリッパー、壁の飾り、室内照明の傘の部分などにも真鍮が用いられていて、ほどよいアクセントとなっています。
ガラスの花器に生けられる緑にも、小さくとも確かな存在感。繊細さの中にも凛と筋の通ったものを感じさせ、なかなかに微妙なバランスの上に成り立っている可憐なたたずまいが、そこにはあります。
全体を貫くこんな色彩のトーンに、肩の力は抜け、呼吸も知らずとお腹の底から。

客席のメインとなる2階は、靴を脱いであがる畳(井草ではなく、和紙でできている) のスペースをメインに一部椅子席もあるなど、より一層くつろぎの得られる場所。また窓も小さいのが一つ二つあるくらいで、さながら屋根裏部屋のような居心地。古民家改装系のお店ならではのリアルさがあります。
加えて家具等の角の部分がことごとく丸くなっていることにも気がつくでしょう。テーブルにも、座布団にも、照明まわりの真鍮(しんちゅう)にも。そこかしこに曲線。妙に穏やかで優しい気持ちになってくるような気がするのも、どうりで。

こんな環境でゆるりしっとり味わえるものは、例えば緑茶とお茶菓子のセット(税込800円)など。

左上のつぶつぶは三煎めに玄米茶として楽しむか、あるいはそのままかじっても。

なめらか濃厚なテリーヌ・ショコラには、粉砂糖を使った傘と雨粒のシルエットが施されていて、そんなあたりにもこのお店らしさが。お茶菓子には、和菓子を中心にしつつ季節等に応じて様々なバリエーションがあるので、来店するその都度楽しみにしたいところです。

ちなみに紅茶やコーヒーのセットもあって、お菓子も抹茶オペラやチーズケーキ、ブランマンジェなど、時々ラインナップが変わります。

ご飯をここで、というなら日替わりのおかず4点が付いた出汁茶漬け(税込1,000円)を。例えばこんな自家製ローストポークやおから煮などがご登場しては、一品一品お腹に優しくおさまっていく…そんな和なもぐもぐタイム。

栄養バランスも見た目もトータルコーディネートされているというのも、見て・食べてなるほど納得。

ここちよく深く沈みゆくような、そんな落ち着きのある空間で供されるフードやドリンクは、その「映え」感がちょっと他にはない独特なものであるのを、お店では是非ご確認ください。

最近どうも精神的に余裕がないという方。それってつまり心のマイナスイオンが足りていないということなのかもしれず、それはこんなお店でこそ存分にチャージできるような気がするのですが、いかがでしょうか。
(文:古谷大典)
(写真:丸山智衣)

雨音茶寮

住所
東京都文京区千駄木2-44-19
電話番号
03-6876-8402
営業時間
[月・木・金] 11:30~17:00 18:00~22:00 [土・日・祝] 11:30~22:00
定休日
火曜 水曜
平均予算
[夜]~¥999 [昼]~¥999
最終更新日:2019.8.19
データ提供:食べログ
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