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それは、前後不覚の深い安らぎ。百年の疲れに新宿西口「ほぐし職人」

good mornings

公開日 2019年4月25日

新宿西口にある整体・マッサージ店「ほぐし職人」は、自称・ほぐされソムリエのオーナーが手がけたというだけあって特別なお店。頑張った自分への確かなご褒美を、ここで。

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気分はまな板の上の鯉。それも世界一しあわせな。なされるがままに揺らされ・揺らぐ心地よさにやがて意識は遠くなり、時折はたと我に返っては「この時間、どうかいつまでも…」なんてはかない願いが芽生えてきて。

仕事や勉強、家事などから解き放たれていま、この最高に平和な、半覚半眠の時間。
閉じた目のまぶたの奥に映るのは、暗闇の中を樹木の年輪みたいにおぼろげな光の輪が幾重にもたちのぼり、それらが水面を走る波紋のように広がっては消えていく、ようなイメージ。

施術する職人の手先・指先からの圧を伴った「さする」動作には、そんな絵まで脳裏に描いてみせる何かがあるのです。
時には足先も並行稼働させての同時多発パターンも。泣く子も黙る心地よい波が二つも三つも訪れた日には、どこがどう気持ち良いんだかさっぱり区別がつかない世界に突入します。

これは、優れに優れた整体師/マッサージ師ばかりが揃うお店「ほぐし職人」が擁する伊藤さんが持つ技術の一例。中国に古くから伝わる伝統療法・推拿(すいな)をベースにしたものです。
ここは、自身も整体師でありながら同時に”ほぐされマニア”(新語あらわる!)でもあるオーナーが、100人中96人を不合格にしてしまうほどの厳しい基準で選び抜いた職人さんばかりを揃えて展開されるお店。職人は現在30人近くが在籍しており、各自そのスゴ腕を日夜発揮しています。

場所は新宿駅西口。一日あたりの利用客数が世界一というこの駅から歩いてすぐという至便な商店街の路地にあるこんな親指看板。これが目印です。
人通りが常に絶えない喧騒を抜けてエレベーターでビル3階の受付まで上がれば、そこがほぐされオアシスのありか。

2010年のオープン以来、その一貫してブレないスゴ腕ぶりがこだわり派ユーザーからも確かな評価を博している人気店ゆえ、基本は事前予約しておくと安心。時間をムダにしないで済むので心得ておきたいところです。年間を通じていちばん混み合う年末だけの話ではありません。
個室に入って着替えを済ませ、厚めで大きく暖かなおしぼりで顔全体を包むように拭えば、ゆるみモードへのスイッチが一段階上にあがったのを自覚するはず。
そしてオーダーシートへの記入。疲れているところ、または触らないでほしいところを人体図に○×をつけて示したり、力加減の希望、きょうの疲れ具合についてそれぞれスケール上のふさわしいところに印をつけたりも。

下には施術の手順や時間配分の希望に関する欄まであるのがとてもありがたいところ。ともに「職人におまかせ」という選択肢もあって、あえてそれを選んで色々すっかり委ねてしまうのも、気分的に大きくなれた気がしてきていいような。
こうして細かに伝えられる安心感もまた、このお店の優れたポイント。

おまけに施術時間が残すところ5分となった段階で、最後にもう一度ほぐしてほしい箇所は?と訊いてもらえるのだから。こんな風に満足度の高いひとときが過ごせるわけなのです。

各自非常に高い水準を誇りながらも、いちばん得意とする技術やほぐし部位は個々人の個性が出るところ。「今回はどの職人さんにお願いしようか」なんて贅沢な悩みも生じます。その時々での不調に応じて誰がおすすめ、などといったアドバイスを受付の方からいただくのも良いでしょう。

ちなみに公式ツイッターでも出勤情報などがチェックできたりします。
そのグレードの高さをいちど知ってしまった日には。職人さんの数だけ違う天国が待っているのだと思うと、まだ見ぬその世界へ足を踏み入れたい気持ちでいっぱいです。

すっかり凝り固まった肩甲骨まわりにも、むくみがひどいからリンパの流れを良くしたい時にも、歩きに歩いてパンパンに張ってしまったふくらはぎにも、しんどい眼精疲労にも。日頃の頑張りをいたわる最良の選択肢のひとつが、ここにあると思います。

(文:古谷大典)
(写真:丸山智衣)

ほぐし職人

住所
東京都新宿区西新宿1−16−5 菊水ビル3F
電話番号
03-3345-2052
営業時間
平日営業 11:00~23:00(22:00最終受付) 土日祝日 10:00~23:00(22:00最終受付)
最終更新日:2019.4.25
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