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じっくり見知らぬボードゲームの世界を泳いでみれば | アソビCafe

good mornings

公開日 2019年5月13日

神保町のアソビCafeはおよそ670にもわたるボードゲーム&カードゲームが楽しめる場所。パッケージ単位で一切が完結する箱庭的世界観に文字通り遊ぶ楽しみは、懐かしさ余ってかえって新鮮に感じられるかも。

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本にはじまり、ジャンル問わず趣味や教養の世界が果てしなく深掘りできてしまいそうな、奥深い神保町。他ではそうそう見られないお店もたくさんでぶらつきがいのあるこの街にあって、アソビCafeもまた実に「らしい」、ニッチなスポットと言えます。
1階・2階合わせ最大 60人ほどが入れる店内で、じっくりあるいはわいわいとボードゲームに興じるひとときはまさしく純粋な遊びの時間。

仕事とか大学のレポートとか、そういった重荷からいっとき自分を解放してあげて、小学生の頃の放課後を思い出すような気分で「さあ何して遊ぼうかなっと」。そんな場所があるだなんて、平素どんなに偉そうな顔したオトナであってもふつふつと心躍ってくるものがあるのでは。
店内には20年30年も昔からある知られざる名作から業界的に注目の新作まで。店長のヒガさんのお眼鏡にかなう良作がおよそ670作品にもわたって揃う充実のラインナップです。

それも「人生ゲーム」や「モノポリー」といった誰もが思い浮かべる定番ものではなく、あえてそれ以外のものだけでラインナップが構成されている点もお店のこだわり。「世の中にはまだまだ面白いゲームがたくさんあるので、是非それに触れてほしいんですよね。」と。
「いまどき単にゲームというと電子的なものばかりをイメージしがち。でも実はボードゲームやカードゲーム方面にも色々な世界が控えていて、界隈では意外に盛り上がっているんです」だなんて、それはそれは。知らない世界の扉を開いてみましょう、このお店で。

ゲームのルールを説明してみせるヒガさん。色々教えてください。

なお仲間と複数名連れ立っての来店で楽しめるのはもちろん、一人であってもお店がセッティングして居合わせた他のお客さんと引き合わせてもらえるのが頼もしい限り。別段「今度行こうよ」なんて友人に声がけして予定を調整する必要もなく、いわば、思い立ったが吉、という気軽な気分で遊びに行けるのです。

「む。そうきましたか、では…」。様々な思惑が錯綜する心理戦。

一心不乱にテレビ画面を見つめながらコントローラーを操作したり、スマホ画面をベチベチとタップするのでもなく、カードを切ったりという所作はそのいちいちが久しぶりでかえって新鮮なくらい。プラモの箱みたいなボール紙のケースから盤や駒一式を取り出す時の、コマが聞かせるジャラジャラとした音とかも。プラスチックの質感や手触り。透明の青や赤い色をした駒なんかにも宝石を見つけたようなプレシャス感。

童心にかえるものがあるという人、少なくないはずです。

お酒のラベルを作るゲーム、お寺の石庭のカッコよさを点数化して競うゲームなどと昨今のボードゲーム事情に驚きを覚える一方、カードゲームの方にも要注目です。そもそもビジュアルがかわいいのが多くて。

お互いが打ち解けられる効果も兼ねて、と女子中学生が考案した新作ゲーム「nickname」。

「天才画家ボン」。色とりどりのカードでお題となる事物を描き、それを当てるパーティーゲーム。

なお、対戦相手に負けないように頭にもしっかりエネルギー補給を、というわけではないですが、こちらのお店では豊富なラインナップのフードやドリンク類を用意してくれるのもポイント。

ルーロー飯には、まろやかなる口触りのぶた玉的しあわせ。

サンドイッチやソーセージの盛り合わせなどカジュアル系はもちろん、パスタにご飯に定食までが揃うフード類。それにフルーツビネガーやジャスミンミルクティーほかドリンク類の多さも、かなりのリピーターですらマンネリ化するには程遠いレベルです。
腰を据え、美味しいもの片手に興じるアナログな遊びの数々には、視覚やら触覚やらが複合的に働くバランスのよさ。ブルーライトで目だけをひたすらに酷使してしまうこともないのですよね。

(文:古谷大典)
(写真:井上綾乃)

アソビCafe

住所
東京都千代田区神田神保町1丁目32-42 堀井ビル1F・2F
電話番号
03-5577-4217
営業時間
[平日]17:00~24:00(L.O.23:00) [土日祝日]12:00~22:00(L.O.21:30)
最終更新日:2019.5.13
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