「おくのほそ道」はじまりの場所 / 大橋公園
千住大橋のたもとに設けられた小さな公園なのですが、なんとあの「おくのほそ道」はこの千住大橋のたもとから始まったそうです。遊具に向かって正面左手には、その壮大な道のりについて解説するパネルが掲示されています。
隅田川沿いの自宅を出て舟に乗り、このあたりで降りて、いざスタート。長い長い行脚をはじめましたとさ。
隅田川沿いの自宅を出て舟に乗り、このあたりで降りて、いざスタート。長い長い行脚をはじめましたとさ。
手前にはこのように石碑がたっております。ちなみに公園からは川沿いの遊歩道に出ることもできて、眺めよし。
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俳句大会も催されるって / 素盞雄神社
素盞雄(すさのお)神社は、荒川区でいちばん広い氏子域を持つ鎮守。6月の天王祭での勇壮なお神輿かつぎでも知られるこの神社ですが、芭蕉が旅立ちの句を詠んでから150年ほど経った1820年には句碑が建てられてもいます。
その「矢立初め(やたてはじめ)の句碑」がこちら。芭蕉は昔からリスペクトを受けていたようです。
今ではここで「奥の細道矢立初め全国俳句大会」というコンテストまで開催されたりしています。いわばメッカなんですね。
今ではここで「奥の細道矢立初め全国俳句大会」というコンテストまで開催されたりしています。いわばメッカなんですね。
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ご本人の登場 その1 / 千住宿奥の細道プチテラス
千住大橋駅のすぐ近く、日光街道と旧日光街道が合流するあたりに「プチテラス」(足立区の小さな公園につけられた呼称)がありまして、ここのは芭蕉さんの像が設置されています。
そのお顔は、大黒さま系。もしかしてまた一句、思いついちゃいました?
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ご本人の登場 その2 / 南千住駅
芭蕉さんの姿、南千住駅でもお目にかけることができます。さすがはメッカ。こちらはまだ新しいお姿ですが、それもそのはず、「奥の細道千住あらかわサミット」が開催された2015年3月に建てられたもの。
バスや車がすぐ隣を走ったりするなかなか慌ただしい環境で、一句ひねり出そうと今日も頑張っておられます…。千住界隈の一大アイコンとしてのプレッシャーに負けず、がんばってください!
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松尾芭蕉が旅立ったまちとして
おくのほそ道で旅立ったのが元禄2年(1689年)なので、今年でそれから330年の月日を数えることにもなります。銅像が新しく立ったりして、今後も芭蕉さんゆかりのコンテンツがまちに登場する可能性、ありそうですね。
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