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町屋にある、ゆらり幻想のおさかな天国 | トロピランド荒川店

good mornings

公開日 2019年6月29日

広い店内にはざっと500種類ほどにものぼる圧倒的な数と量の熱帯魚。右へ左へ気ままに泳ぐその姿に、水槽のある暮らしへの憧れ、むくむくと膨らんできます。

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町屋という意外な場所で、神秘的で見応えある魚たちの姿をお目にかけることができます。

千代田線、京成線、東京さくらトラム(都電荒川線)の 三線が集う駅界隈から1キロ近くのところにある熱帯魚のお店・トロピランド荒川店。横に長く大きく広がる店内には、メインの熱帯魚ほか金魚やメダカのいる水槽のコーナーも。そしてこれまた広い。
暗い中に浮かび上がる浮遊空間の数々に前後左右を囲まれて歩く回廊(とあえて呼びたいこの非日常感)。こんなのが二列も三列も続くとこれはもう立派な一つの世界というか、いい夢見心地なのです。

水槽に顔を近づければ、ぷかぷかとゆるやかに水中生活を営む魚たち。まるまるとしたお腹のもの。一匹の中に青もあれば赤もある、まばゆい輝きを放つもの。ミス(ミスター)たらこくちびる。真正面顔がナイスなファニーフェイス。

しばらく見入っているうちにこちらの意識もすっかり水の中。大げさでなく、つかのま、ちょっと水中を漂っているかのような脳内感覚になるという人は少なくないと思います。

(ランチュウ)

(カージナルテトラ)

(シルバーアロワナ)

(ハイフィンレッドミッキーマウスプラティ)

(ディスカス)

あなたのお身体の、そのうるわしい柄を担当されたデザイナーさんはどこのどなた、なんて。これを生命の神秘と言わずになんと言いましょう。

熱帯魚だけでもざっと500種ほどにものぼるという取扱い量は「生物多様性」そのもの。個々がそれぞれに持つかたちと美しさ、みんな違ってみんないいのだから、自分も他人も命はやっぱり大切にしないと。店長の千葉さんいわく「国内取引ではなく、海外から直接輸入しているからこそ可能になっている」という圧巻のボリュームには、やはりそれ相応の説得力があると思うのです。

日本人に比べざっくり大雑把な海外業者との取引がゆえに、遠路はるばるやってきた魚たちの中には意図せず混入してしまった多品種の姿も。それがまた珍種でマニアの客から熱い視線を浴びたりもするという、このお店ならではの現象もあるようです。

(シルバーモーリー)

ちなみにあの角質を食べてくれる魚も。いちど同時多発でつんつんついばまれてみたいという方、いますか。

(ガラ ルファ)

魚系に紛れてヤモリやカエルなども。微動だにしないようすがクールを通り越してかわいいカエル。カエルのくせに泳げないから半身浴程度の高さまでしか水を入れてはいけないカエル。苔に紛れてほぼ全く客に気付かれないカエル。

みんなそれぞれにわが道を、わが命を生きています。

(アカハライモリ)

(バジェット)

(グリーンクラウンウェル)

鑑賞用としてその美しさに触れられるのはもちろん、グッピーやメダカで繁殖にトライして命が増えてゆくさまを目の当たりにすることもできたり。水槽という小世界を営む魅力や奥深さは、この自称「買える水族館」でこそめいっぱい触れることができるはずです。

飼育にあたって必要な環境づくりのグッズ類も、さすがこれだけの命が咲き誇るお店というべきか、ホームセンターみたいに広い空間に渡って、いろいろ取り揃えられているもよう。

キューブ型水槽。ヒーターなど温度調整に関する機器類。水草に負担の少ないハイスペックな石や土。モアイ像。お店オリジナルのビギナーズセットなんかも。
小さな熱帯雨林をつくるパルダリウム、苔世界をつくるコケリウムなるものも盛り上がっているらしい今現在のアクアリウムシーンの動向について教えてもらうこともできるでしょう。あなたにとって夢中になれるもの、意外にあるかもしれません。

そんなわけで、大いに頼りにしたいトロピランドであります。

(文:古谷大典)
(写真:丸山智衣)

トロピランド荒川店

住所
東京都荒川区町屋3-22-11
電話番号
03-3892-9438
営業時間
平日13:00~21:00 土日祝11:00~20:00
最終更新日:2019.6.25
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