さすがは「関東の駅100選」の風情 / 三ノ輪橋停留所
東京さくらトラム(都電荒川線)は、早稲田とここ三ノ輪橋の二つの停留所を北の方へぐるりと半円を描くようにして走るのですが、その道中で立ち寄る数多くの停留場を含めてもここの電車風情はトップクラス。さすが関東の駅100選に選ばれているだけのことはあります。
区民ボランティアにより植えられたバラが咲く時期などは、一層優しい気持ちになれるはず。
区民ボランティアにより植えられたバラが咲く時期などは、一層優しい気持ちになれるはず。
こちら駅舎のレトロ寄せ看板。令和に突入した今や、昭和なものがいっそうありがたく思えないこともないですよね。
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車体のバリエーションいろいろかわいい / 東京さくらトラム
三ノ輪停留所に負けず、都電の車体そのものがまた良いです。昔っぽさを大事にしたデザインのものも、現代っぽさを打ち出したものもあるのですが、そのほか、かわいいのもいろいろあるのです。
こちらその1。さくらトラムのキャラクター・とあらんデザインの車両です。2011年に登場したこの愛されキャラ、今やすっかり沿線はおろか都民全体から認知を得ていますね。
こちらその2。とあらんに加え、荒川区のキャラクター・あら坊まで登場する車両です。荒川区内の公園などあらゆる公共系スポットに頻繁に出没しますあら坊ですが、都電の車両は関連施設ではこうしてとあらんと仲良くコンボで登場することも。
ちなみにあら坊が登場したのは2010年のこと。彼らに限らず、日本全土いたるところでキャラが生まれたテン年代なのでした。
ちなみにあら坊が登場したのは2010年のこと。彼らに限らず、日本全土いたるところでキャラが生まれたテン年代なのでした。
こちらその3。警視庁のキャラクター・ピーポ君が登場する車両まであります。デザインからわかりますが、このお方、とあらん達に比べるとだいぶ先輩格です。
とこのような具合に、電車の車体広告次第でキャラはまだ他にも色々登場しては、私たちの気持ちを和ませてくれます。
とこのような具合に、電車の車体広告次第でキャラはまだ他にも色々登場しては、私たちの気持ちを和ませてくれます。
昭和40年代の感じ / ジョイフル三の輪
こちらは地域きっての大きなアーケード街。焼き鳥に漬物に餃子に、と各種お惣菜のお店が色々見つかります。また喫茶店や洋品店や100円ショップなどそのほかの業種も充実のラインナップで、これが400メートル超に渡って軒を連ねています。
目立つのは各所に見られる生半可でないレトロさ。こんなイラストのタッチひとつとってもすごいものがあります。
そんなこのアーケードにこの名前が与えられたのは1978年のこと。実に40年以上もの歴史をほこります。
そんなこのアーケードにこの名前が与えられたのは1978年のこと。実に40年以上もの歴史をほこります。
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あら坊がどら焼きに / 深川伊勢屋 三河島店
荒川区ではあら坊・あらみぃのグッズの商標を用いたグッズ類が販売されているのですが、この三ノ輪橋界隈には「あら坊どら焼き」「あらみぃどら焼き」が買えるお店があります。深川伊勢屋 三河島店がそれです。
自家製大納言小豆の入ったこの「あら坊どら焼き」、この界隈を訪れたなら是非とも、優しい気持ちではむりと頂こうではありませんか。
自家製大納言小豆の入ったこの「あら坊どら焼き」、この界隈を訪れたなら是非とも、優しい気持ちではむりと頂こうではありませんか。
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それと。ここまで紹介してきたポイントの他、商店街を出て三ノ輪橋の停留所のさらに南、常磐線が通るその下に設けられたトンネルにも下の画像のような、ドリーミーなペインティングも見つかります。
ぶらつけば、なごんでくるのさ、三ノ輪橋
このようにこの界隈はレトロだったり、花咲き誇る場所があったり、そしてキャラを見る機会も充実していたりと、多方面からなごみを誘うエリアと言えます。
例えばなんだか生活に疲れたというあなた、一度ここを何も考えずここを探訪すると気持ちが軽くなること、あるかもしれませんよ…。
例えばなんだか生活に疲れたというあなた、一度ここを何も考えずここを探訪すると気持ちが軽くなること、あるかもしれませんよ…。
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