ちくわ。 おでかけ情報

町屋初の大型カフェ&ダイナー「TOKYO L.O.C.A.L BASE」の、とびきりの人思いマインド

good mornings

公開日 2019年7月20日

去る5月26日、荒川区町屋に注目のカフェ&ダイナーが登場しました。地域生え抜きのひと思い・地域思いの仕掛け人一同によりつくり上げられているこのお店、早くも地域の人々から支持を得ているもよう。

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区自体の面積がとても小さな荒川区にあって、町屋は東京メトロ、京成、さくらトラム(都電荒川線)の駅が集う賑やかなまち。昔ながらのもんじゃ焼きのお店があるかと思えば、都電はチンチン鳴らして次の駅へと出発進行。遠くへ去ってゆくその姿を尻目に、人々が線路を横切っていきます。

そんな町かどにまさしく突如現れた、モダンな風吹くカフェ&ダイナー「TOKYO L.O.C.A.L BASE(トーキョーローカルベース)」。ランチ/ディナーを問わず、地域の人たちが早くも多数ここへと足を運んでいるようすに、お店への注目度の高さをうかがうことができます。
お店のロゴがプリントされたTシャツやカットソーを着たスタッフ一同の、スマイリーで自然体の人間らしい魅力とともに提供されるのは、お世辞抜きに美味なる味わい。それもまた色々たくさんあるのです。

町屋はじめてのダイナーたるもの、ジューシーなお肉はやっぱり外せないよね、ということでリキを入れてレシピ開発&提供されるローストビーフ(200gで税別1,800円、 300gで税別 2,400円)。豊富な店内のメニューの中でもスタッフが口を揃えて一大プッシュする自信作です。

方や特製シャリアピンソース、方や和風アリオリワサビ orパセリ玉ねぎのどちらかを選ぶという二種の味付けで、そのテイスティーなお味、がっつりといただきます。
焼きそばならぬ、「焼きスパ」もおすすめ(レギュラーサイズで850円。ランチ時税込、ディナー時税別)。程よくマヨの存在感を感じるブレンドソースを絡めていただけば、まろやか懐かしい、かつパスタの歯ごたえも程よくぱっつん。そんな温故知新の味わいです。
ベジ派な人にありがたい、カスタムサラダ(ラージサイズで1,200円。ランチ時税込、ディナー時税別)も。置き石みたいにポチポチと置かれたオリーブ含め、きれいなシンメトリー感。シュリンプの代わりにビーフやチキン、ベーコンにすることが可能で、またオリーブ含めサラダ自体もきのこやパプリカ、オクラを含む全9種からお好み3つを指定、おまけにドレッシングまで4種から選ぶという、その名の通り自由度高くカスタマイズできる一品です。
そのほか充実のメニュー。ジューシーにもヘルシーにも楽しめる、各自ウマウマなプレートの数々が控えているのですが、まだ立ち上がってひと月ほどなのでそのメニュー展開には今後も要注目。Instagramで定期的にウォッチしておくのがよさそうです。
おいしいプレートとナチュラルで感じの良い雰囲気・笑顔。夜には後ろのDJブースからその場で選曲されるナイスミュージックも。エリアきってのこのナイス大バコは、早くも町屋や界隈の人々にとっての一大お楽しみスポットとしての認知を確かなものにしているように思われます。

彗星のごとく現れたかと思えば、早くも(というよりそもそもしょっぱなから)地域に溶け込めているのは決して偶然にはあらず。町屋生まれ町屋育ちのアフロ社長以下、地域生え抜きのスタッフ達の愛と志があればこそ、今のこの活気があるのです。
はじめは建築現場の職人として、その後インテリアや施工まわりに携わるようになり、今ではインテリア・グラフィック・メディアを手がける総合デザイン会社・株式会社ROOM810(ルームハート)の社長を務める、丸山慎二郎さん。

会社運営のかたわら、NPO法人・TOKYO L.O.C.A.Lの代表理事として彼がこのカフェダイナーという場を設けるに至ったのは、ひとえにその並外れて献身的な人柄ゆえ。かつて青年海外協力隊としてジャマイカでの活動に従事したこともある彼、実は3.11に際してもその発生直後から今に至るまで継続的に復興活動に取り組んできているのです。

(取材先提供画像)

甚大な被害を被ったものの、時間の経過とともに発生当初のインパクトが風化してしまい、復興活動が資金的・人材的に継続困難に陥ってしまう。そんなケースを多数目の当たりにしてきた彼が、実践を経て悩み・考え抜いた末に至った結論は「楽しめないと、何事も続かない」事実を見据え、無理なく継続可能なかたちで続けるということ。

かくして、その情熱と本気度が彼にこのNPO法人・TOKYO L.O.C.A.Lを興させた、というわけです。東北の被災地の地酒ほか味覚が楽しめるパーティーやイベントを東京で開催しては、その収益を被災地の人々が無償で楽しめる慰問活動に充てる一連の活動が本腰を入れて行われています。

中でも「ONE HEART SHOWER」は、音楽業界の有志をも巻き込んだ目玉企画。2011年のスタート以来実施回数はこれまでになんと35回です。
遠く離れた地域へ寄せる気持ちの大きさがこれほどであれば当然、地元町屋を・荒川区を盛り上げ楽しい場所にしたい思いもまた相応のスケール。というわけでこのお店、地元を・地域を・ひと同士をつなぐべく日々奔走するTOKYO L.O.C.A.Lの拠点として設けられた場なのです。

そんな丸山さんであるからしてやはりというべきか、自社のクレド(信条)は「EVERYDAY FRIDAY」。このお店の雰囲気の良さは、自分たちはもちろん、関係者のみんなも週末的なウキウキ感にさせる会社であらんとする姿勢のたまもの。
荒川区でお店や企業を運営する人をゲストスピーカーに招いた区民交流イベント「talk ARAKAWA」もオープン当初から回を重ねることはや3回。この空間が育む善のバイブスは目に見えて大きく、そして強固なものになっています。

(文:古谷大典)
(写真:丸山智衣)

トーキョー ローカルベース

住所
東京都荒川区町屋1-3-12
電話番号
03-6807-7748
営業時間
[月・火・水 ・木] 11:00~18:00 [金] 11:00~23:00 [土] 10:00~23:00 [日] 10:00~18:00
平均予算
[昼]~¥999
最終更新日:2019.10.16
データ提供:食べログ
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※紹介されている情報は、記事公開当時の内容となります。