カウンターで出来たて天ぷらを / 天庄 湯島店 本館
湯島天神に通じる通り沿いにある、和風旅館みたいな店構えも素敵なお店です。明治以来の老舗らしい風格ある店構えに気後れするという人でも、ランチ営業の時間なら飛び込めますよね?
カウンター越しに、熟練の料理人からいただく揚げたて、かつ黄金色に光るサクサクを! そういう流れの風情も含めて、雰囲気を楽しんで。小柱と小エビのかき揚げ天丼も、あるいは秋らしく松茸あたりを単品でいくのもよいですねぇ。
A天庄 湯島店 本館
- 住所
- 東京都文京区湯島2-26-9
- 電話番号
- 03-3831-6571
- 営業時間
- 11:30~14:00 17:00~21:00
- 定休日
- 水曜日
- 平均予算
- [夜]¥10,000~¥14,999 [昼]¥3,000~¥3,999
データ提供:食べログ
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リッチに「牛鍋」を / 江知勝(えちかつ)
明治初期、文明開化が叫ばれた時代から続く老舗のすき焼きのお店です。中庭がすでに風情いっぱい。せっかくこんなお店で食事するのなら、当時みたいにすき焼きでなくあえて「牛鍋」と呼べばテンションも上がり、よりハングリーにお料理と向き合えるでしょう(笑)。
そしてご登場するのは、割り下に水を注いでぐつぐつ煮込み、辛めのをいただく本格江戸風すき焼! はじめに中居さんが自ら作ってくれるのを、よく見て真似しましょう。
明治期の著名な文豪も、旧制一高や東大の学生もこの味に親しんだという湯島ならではのローカルヒストリーと一緒に心ゆくまで味わってみて。
明治期の著名な文豪も、旧制一高や東大の学生もこの味に親しんだという湯島ならではのローカルヒストリーと一緒に心ゆくまで味わってみて。
B江知勝
- 住所
- 東京都文京区湯島2-31-23
- 営業時間
- 17:00~21:30(L.O.21:00)
- 定休日
- 日・祝・8月の土曜
- 平均予算
- [夜]¥10,000~¥14,999
※このスポット・イベントは、移転・閉店・休業している可能性があります。
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寛永年間から続く和菓子屋さん / 壺屋総本店
壺屋がはじまったのは、驚くなかれ、三代将軍・徳川家光の時代(!)。寛永年間にはじまり、かれこれ創業400年近くにもなる由緒正しきお店なのです。
江戸が明治新政府の手に渡ったことで、徳川幕府への義理を立てるべく江戸中の数々の有名店がお店を閉じていった中、このお店は勝海舟から「みんなが壺屋のお菓子を食べたがっているから続けるように」との一声があって再開することになった、なんていう胸熱なエピソードが残っています。
江戸が明治新政府の手に渡ったことで、徳川幕府への義理を立てるべく江戸中の数々の有名店がお店を閉じていった中、このお店は勝海舟から「みんなが壺屋のお菓子を食べたがっているから続けるように」との一声があって再開することになった、なんていう胸熱なエピソードが残っています。
勝海舟、さらには明治天皇からの書状などそうそうたるお宝も目にすることのできる店内で、さてそのお味を、となった時の一大チョイスはやっぱりもなか! 特に壺のかたちをしたのが、見た目的にも可愛いです。
色味的にも深みのある黒のあんこの程よく余韻の残るお味を、ごゆるりと召し上がれ。
色味的にも深みのある黒のあんこの程よく余韻の残るお味を、ごゆるりと召し上がれ。
あられやおせんべ、おかきを / 江戸あられ 竹仙
通りがかりに外観やショーケースを眺めるだけでも、その雰囲気に誘われてしまいます。種類豊富な感じとか、こういうのをはかり売りしてもらえることとか、商い風情がたまりません。昭和30年代から続いているらしく手狭な店内にて年配のお二人がお店が営んでいます。
そのあられ、おせんべい、おかきの数々は、花火に見立てた「玉屋」などなどネーミングも粋。程よく塩気を含み、カラッとナイスなこの歯ごたえを、あなたは未だかつて経験したことがあるでしょうか??
王道もなかに舌鼓 / 本郷 三原堂
本郷三丁目の駅の交差点の角地にあり、見逃しようがない絶好ロケーションにある三原堂。こちらも80年越えの老舗かつ人気店です。
バレンタインやクリスマスといった洋モノイベントでもハートやサンタクロースをかたどった上生菓子を作るなど、意欲的な面もあって素敵ですが、何はともあれ看板商品のもなかは外せません。
創業当時から続く王道商品がこの「大学最中」(白餡)。白いんげんを使った白あんがたっぷり。冷やしても、トースターで軽く焼いてパリ皮感も楽しむのもアリです。ちなみにスタンダードな黒いつぶ餡のも、あります。
創業当時から続く王道商品がこの「大学最中」(白餡)。白いんげんを使った白あんがたっぷり。冷やしても、トースターで軽く焼いてパリ皮感も楽しむのもアリです。ちなみにスタンダードな黒いつぶ餡のも、あります。
各種美味なるお味で、天神さまの霊験もますますあらたか(?)
春日通り沿いを中心に、江戸時代にさかのぼるお店も複数ある由緒正しき湯島天神の界隈。学業に限らず各自精いっぱいのお祈いごとを済ませたなら、とりあえず食事やおやつの、とびきり美味しいのにトライ! そうすることで目指すべきゴールへといい感じに前進していけそうな気がしてきませんか?
この記事で紹介したスポット
