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漫画好きにはたまらない、真夜中のエンタメホテル「MANGA ART HOTEL,TOKYO」

good mornings

公開日 2019年12月4日

世界でも広く愛されている、日本の「漫画」。パリのルーヴル美術館では、"第9の芸術"としても名を馳せるほど、近年その高いアート性が話題となっています。今回は本の街・神保町で、ただひたすらアートな漫画に没頭できる、"眠れないホテル"をご紹介。

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誰しも味わったことがあるであろう、夜更かししてマンガを読みふける、あの心地いい背徳感を。ここでは日常を忘れ、だらだらとただ好きなだけマンガ漬けになれる、夢にまでみたような時間が確約されています。
都営地下鉄新宿線の小川町駅から徒歩1分。神保町エリアの静かな路地裏、「KANDA TERRACE」というおしゃれなビルの4、5階に、「MANGA ART HOTEL,TOKYO」はあります。
ズバリ、このホテルのコンセプトは「漫泊=一晩中漫画体験」。チェックインの15時からチェックアウトの11時まで、とにかく漫画に没頭してほしいという願いを込めて。ここではあらゆる手を尽くし、"漫画を読むしかない状況"を作り出しています。
ホテル内は、清潔感のある白を基調とした空間。漫画と漫画の間にブロック状に配置されている客室は完全なる一人空間を作り出すために、クローズドなカプセルルーム。まさに秘密基地のようで、なんだか落ち着く空間です。

時間に追われることなく心ゆくまで漫画に浸れるよう、漫画喫茶のような時間貸しサービスはなく、プランは宿泊の一択のみ。そのため、人の往来が少ないのも、読書に集中できるありがたいポイントです。満室の日でも「ぺらりぺらり」と紙をめくる音が聞こえるぐらい、宿泊フロアは常時静かな様子。
部屋の装備は、布団・セーフティボックス・ハンガーのみと必要最低限。他の何かに気を取られる心配もありません。 その他、共同スペースには、清潔感のある洗面所とシャワールームを完備。アメニティはバスタオルや歯ブラシ、髭剃り、耳栓が揃っています。

宿泊階は、男性が4階、女性が5階。フロアによって置いてある漫画の種類も異なります。12〜19時までであれば、フロアの行き来も自由なので、ぜひ読みたい本をチェックしておきましょう。

おでかけできる「Nells」とのコラボパジャマ(レンタル料500円)

4階フロアには、ベランダも完備。疲れたらちょっと外の空気を吸って一休み。

そんな斬新な夢空間を作り上げたのは、株式会社dot共同代表取締役の御子柴雅慶(みこしば まさよし)さん。デジタルな漫画も、アナログな漫画も大好きだという彼。「この時代にあえてモノとして紙の漫画を買う理由って、インテリアとして置きたいか、特別お気に入りでどうしても手元に置きたいか。そこで、モノとして漫画を楽しむならば、"装丁のアート性"と"内容のアート性"が重要だと考えて、このホテルでは”広義のアート”という観点から漫画の選書をしています」。

装丁のアート性はその言葉の通り、見た目の印象。文字のフォントや配色、デザインへのこだわり。一方、内容のアート性というのは、"感情を揺さぶるものかどうか"が基準。美味しそう、泣ける、笑える、先が読みたいなど、どれだけ感情が動かされたかどうかで選書しているそう。ここでは絵画と向き合うような感覚で、漫画をアートとしても充分楽しめるでしょう。
蔵書数は、5000冊以上(700タイトル)。2ヶ月に一度は約200冊(70〜80タイトル)の漫画を入れ替えています。選書はスタッフがすべて読んだ上で、有名無名問わず純粋に良いと思った本をセレクト。それぞれのマンガの横にあるオススメ文を読みながら、気になるマンガに手をのばしてみるのも◎。もし気に入った本があれば、購入することもできます。
オープンから9ヶ月で、リピーターはすでに390人以上! 宿泊者のなかには2〜3週間連泊して、夜な夜な漫画に没頭をする方もいらっしゃるとか。
紙の漫画だからこそ味わえる感動や喜びを、ぜひ一晩かけてじっくりと体験してみましょう。

料金は1泊平日4,800円〜、祝前日5,800円〜。チェックインは15:00〜0:00、チェックアウトは5:00〜11:00。

(文:北居る奈)
(写真:北浦汐見)

MANGA ART HOTEL,TOKYO

住所
東京都千代田区神田錦町1-14-13 LANDPOOL KANDA TERRACE 4F・5F
最終更新日:2019.11.26
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