映画ファンが集う日本初のシネコン、キネカ大森
京浜東北線・大森駅の東口から徒歩およそ2分の西友大森店にある小さな映画館、「キネカ大森」。スクリーン3つほどの「キネカ大森」は、日本で初めてのシネマコンプレックスの映画館として、1984年にオープンしました。

座席は、完全入れ替え制。3つのスクリーンがあり、座席数はスクリーン1が134席、スクリーン2が69席、スクリーン3が40席となっています。レトロな趣の映画館ですが、2018年7月に改装され、モダンながらどこか懐かしさの残る綺麗なロビーへと生まれ変わりました。
魅力溢れる上映作品のラインナップをご紹介

「キネカ大森」で上映される映画は、ミニシアター系(単館系)作品を中心に、人気のアニメ映画やハリウッド映画など幅広くさまざまで充実しています。

香港・韓国などのアジア映画やインド映画、フランスやイタリア、ドイツなどのヨーロッパのミニシアター系作品も。もちろん、人気の邦画やアニメ映画も上映されています。
2本立てなどの特集上映も気になる!

「キネカ大森」では、さまざまなテーマで関連のある映画2本立てを週替わりで上映する、「名画座2本立て」という企画も行っています。2本で大人1人1,300円というお得感も魅力ですね。

テーマに惹かれたり、2本立てのうち片方の作品が気になっていたりする時に足を運ぶと、映画との偶然の出会いに繋がるかもしれません。そういった人と映画の橋渡しを積極的に行っているところが、「キネカ大森」の魅力でもあります。
リニューアルしてフードも充実!

2018年のリニューアル以降、「キネカ大森」のフードコーナー、「テアトルカフェ」では「こだわりホットドッグ 440円」や、くし切りタイプの「ほっこりポテト 300円」などのフードメニューがより充実。映画館には欠かせないポップコーンも、定番の「塩 320円」と「キャラメル 370円」だけでなく、キャラメルポップコーンと甘酸っぱいクランベリーがミックスされた「クランベリー&キャラメルポップコーン 340円」も登場しました。

ドリンクも、「ソフトドリンク 300円」から「エビスビール 560円」や「トリスハイボール 360円」といったアルコールメニューも。仕事終わりのレイトショー上映ではホットドッグとビールを味わいながら鑑賞するのも良いかもしれません。
女優の片桐はいりさんがもぎりをしている映画館としても有名

「キネカ大森」は、女優の片桐はいりさんが度々もぎりをしていることでも有名です。「キネカ大森」での映画鑑賞が好きで毎週のように通っていた片桐はいりさんに、映画館のスタッフがイベントをやりませんか、と声をかけたことがきっかけだったそう。

また、2018年に行われたリニューアル前のロビーの様子を残しておくために、片桐はいりさんを主人公に「キネカ大森」を舞台にした「もぎりさん」という全6話のショートムービーが撮影され、上映も行われました。

映画と人をつなぐあたたかい映画館「キネカ大森」
「キネカ大森」は、メジャー大作からインディーズ作品、旧作など、幅広いラインナップが魅力の映画館です。また、二本立て上映や、トークイベントつきの上映なども行っています。映画愛溢れる居心地の良い映画館「キネカ大森」に、是非一度足を運んでみてくださいね。
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