まず駅前で / 染井吉野桜記念公園
JR駒込駅の北口改札を出るとすぐのところにある、地下には駐輪場もあるちょっとした広場。ソメイヨシノの原種とされるエドヒガンザクラとオオシマザクラの二種が植えられています。
他にもこんな碑も。そのむかし江戸後期から明治にかけて駒込の植木屋が売り出したとされるソメイヨシノが今や世界各地で見られるということで、このまちは「桜の里」なのである、というわけです。
大きな地図で見る
お見事な桜並木 / 染井霊園
地域きっての一大桜スポット。二葉亭四迷、高村光雲・高村光太郎親子など著名人も複数眠る染井霊園は、都立の霊園としてはいちばん小規模。
小高いところにあって辺りもごく静かな環境ですが、そんな中ソメイヨシノがいっぱい咲いていて実に見事。並木道などが綺麗です。始まりの場所で堂々と咲き誇るようすをお見逃しなく!
小高いところにあって辺りもごく静かな環境ですが、そんな中ソメイヨシノがいっぱい咲いていて実に見事。並木道などが綺麗です。始まりの場所で堂々と咲き誇るようすをお見逃しなく!
大きな地図で見る
この地域ならでは / 染井よしの桜の里公園
2009年と比較的新しくできたこの公園では、普通に子ども達が集って遊ぶ遊具や広場がある一方、ソメイヨシノの苗床がその隣に設けられています。「桜の里」始まりの場所として、今も手塩にかけて育てられているのです。
なお桜シーズンにはこの公園に限らず、巣鴨駅の商店街なども絡めたお祭りが行われるので、併せて楽しむのも良いでしょう。
大きな地図で見る
染井を代表した丹羽家の遺構 / 門と蔵のある広場
もうひとつ、桜が咲いていない時期であってもOKな見どころがありまして。
ここは普通の公園のように放課後の子ども達が遊ぶ一方、入り口に趣深い門がどんと構えていて、珍しい光景をつくりだしています。
かつてこの界隈に多数いた植木屋の中でも代表格であった丹羽家。ここはそのお宅の遺構を生かしつつ作られた公共空間なのです。
ここは普通の公園のように放課後の子ども達が遊ぶ一方、入り口に趣深い門がどんと構えていて、珍しい光景をつくりだしています。
かつてこの界隈に多数いた植木屋の中でも代表格であった丹羽家。ここはそのお宅の遺構を生かしつつ作られた公共空間なのです。
敷地にはこんな蔵も。季節によって例外はあるものの、土日祝限定でこの中に入って地域のヒストリーがわかる展示が見られるようになっています。
地域を象徴する大切なモノのありかとして、桜シーズンのお祭りのときはこの広場もまたホットスポットとなることを覚えておきましょう。
大きな地図で見る
春うららな駒込へ、いざ
あまたある桜スポットの中でも、決してとって代わられることのない強みを持つこの界隈。
いまや世界に広がるメジャーな桜であるソメイヨシノのルーツを知るべく、今後外国の人が多数訪れるようになる可能性もありますよね。
いまや世界に広がるメジャーな桜であるソメイヨシノのルーツを知るべく、今後外国の人が多数訪れるようになる可能性もありますよね。
この記事で紹介したスポット
