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海あり山あり得しかない、 東京から約30分でごきげんな小田原暮らしを考える | 旧三福不動産

good mornings

公開日 2020年3月3日

神奈川県小田原市。街にはここ4、5年の間で、素敵なお店が続々と開店し、暮らしを充実させたいというたくさんの人々が移住を決めています。そんな小田原が楽しい街へと成長しているその背景のひとつに、小田原地域に特化した不動産屋「旧三福不動産」の存在がありました。

エリア
小田原
小田原駅
カテゴリ
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街を知る
『小田原』という地名は知っているけれどじっくりと街を歩いたことがない、そんな人は案外多いのかもしれません。

「東京から来るなら、まず東海道線の小田原駅の隣、早川駅にある『小田原漁港』に行ってみるのがおすすめです。小田原駅からもタクシーで1,000円しないくらいの距離にあります。地元に長く愛されている名店も多く、食事だけをしに東京からやってくる人も多いですよ。そして、その足でぜひ小田原駅の方へ向かってみてほしい。小田原城を見学したり、古い城下町を歩いてみたり、最近増えてきた新しい素敵なお店を巡ったり。旧三福不動産の1階には小田原情報が手に入るチラシ棚も設置しています。街を知りたいという人はぜひ立ち寄ってみてください」(旧三福不動産共同代表・山居是文さん)。
小田原駅から歩くこと7分ほど。到底不動産屋さんとは思えない味のある素敵なビルが旧三福不動産のオフィスです。ここはもともと道路に面している部分が店舗で、奥がアパートになっていた昭和40年代の建物。2階には部屋が5部屋あり、そのうちの2室が旧三福不動産のオフィス。建物は昔ながらの構造で、ただ訪れてみるだけでも楽しめる空間です。

1階はイベントスペースと賃貸オフィスとして運営しており、2階は旧三福不動産のオフィスの他、コワーキングスペースと賃貸オフィスが併設。

ここ旧三福不動産は空き家や空き店舗を仲介してくれるだけではなく、これからの暮らしや起業のサポートまでしてくれる、小田原では非常に頼れる存在。具体的な事業内容は賃貸・売買の不動産仲介をはじめ、リノベーション業務、コワーキングスペースの運営、創業セミナーの企画・運営などを手掛けています。

そもそも「三福」というのは以前1階にあった中華料理店の店名。以前シェアオフィスの愛称が「旧三福」だったことから、会社の名称として起用されたそう。

旧三福不動産のオフィス。温かみのある空間でゆっくりと暮らしの相談ができそう。

共同代表である山居是文さんは、小田原生まれ小田原育ち。大学卒業後、都内の会社に就職し東京在住だった頃、小田原にも拠点を持ちたいと現在はイベントスペースとして活用している1階の場所を借りてシェアスペースの運営を始めました。その後、『小田原をもっと面白い街にしたい』と、いいお店をたくさん増やすために不動産屋をやることを決意。コワーキングスペースで出会った、当時不動産会社で勤めていた共同代表の渡邊実さんと共に6︎年前、旧三福不動産を創業しました。

小田原出身の旧三福不動産共同代表・山居是文さん。

旧三福不動産が扱う物件は、そのほとんどが小田原界隈のもの。ホームページの物件情報を見ると、『早川の漁港と海をどーんと見渡せるリノベ済マンション』、『ここ、なんかいい。昭和のディテールに萌える、愛嬌と隙のある部屋』など、ついついクリックしたくなる個性豊かな物件が並びます。

旧三福不動産が得意とするのは、『他の不動産屋が手を出したがらない素敵な物件』。不動産業界では一般的に古い集合住宅や平家の古民家などメンテナンスが大変な物件は、価値が見出されずに取り壊されてしまうことがほとんど。しかしそんな物件にはもう製造されていない貴重なすりガラスが使われていたり、素敵な意匠が残っていたりする。そんな今あるものの価値を再発見し、物件のポテンシャルを引き出す。そして丁寧に仲介するのが、旧三福不動産の役割なのです。

コワーキングスペースに続く廊下。すりガラスや壁の質感など、昔ながらの雰囲気がぐっときます。

廊下では古物の販売も。

「最近でははじめて会う人に『小田原、いいお店増えましたよね』といってもらえることも増えてきました。それが結構な割合でうちが仲介したお店だったりするからとてもうれしいです」。

店舗物件は小田原駅から半径500mくらいは1.5〜2万/坪ほどで比較的家賃が高く、駅から歩いて10〜15分くらいの半径1,000mの場所であれば大体1万/坪以下と少し地価が下がります。その辺りは店舗兼住居として活用できる物件も多く、旧三福不動産でも比較的取り扱いのあるエリア。お店の魅力を高めるための投資がその分できそうです。

1階のイベントスペース入口には近くのお店の案内が。なかには旧三福不動産が仲介しているお店もあります。

街が盛り上がるに連れて、最近特に増えているというのが東京からの移住者。東京駅からはたったの30分ほどの距離なので、小田原に住んで都内に通勤しているという人も少なくないのだとか。新幹線だから都内の満員電車を味わなくてもいいというのも嬉しいポイントです。

「神奈川県内の同じ海沿いである茅ヶ崎や鎌倉、横浜などはブランド力があるものの、だいぶ地価が上がります。物理的な距離ではなく、電車に乗っている移動時間で考えると小田原は比較的近くて地価も安い。通勤のことを考えると、仮に新幹線代が会社負担ではなく自腹だとしても20年間で1,200万円ほど。地価の平均額を足すと4,100万円ほど。お金の損得で言えば、広い敷地が安く買えて、東京まで通う生涯のコストも安い。小田原は他の土地と比べても合理的な選択だと思います」。

旧三福不動産では購入物件の場合、お願いすればリノベーションも手掛けてくれます。自分らしいライフスタイルに合わせた家をお得に購入したい人であれば、比較的地価の安い小田原でリノベーションありきの家探しをするのは非常におすすめでしょう。

【リノベーション事例:施工前】Cuore Ricco(レストラン)

【リノベーション事例:施工後】Cuore Ricco(レストラン)

また、会社員ではなくフリーランスで仕事をしている人であれば、旧三福不動産が運営しているコワーキングスペースを利用するのもおすすめです。月会員は現在13名ほど。借りているのはフリーランスの人や、会社として法人登記をしている人、趣味の時間で使いたいからと借りている人もいらっしゃるそう。いつもそこまで混雑することはないので、集中して作業ができそうです。

また、1階にはイベントスペースも完備。さまざまなワークショップやトークイベントを開催しています。イベント以外でも会議や勉強会、プレゼンの場としても利用可能です。

コワーキングスペースは2部屋完備。月会員だと1万円で24時間、365日利用可。ドロップインは1日1,000円。

1階のイベントスペース。部屋は1時間1,000円で貸切可能。

小田原にはエリアによってさまざまな物件があります。旧小田原城の城下町あたりは、昔武家屋敷が多かったエリアでいわゆるお屋敷と呼ばれるような広くて立派な物件が多くあったり、南の方には海が見える物件、北の方には山の近くに静かな物件があったり。その他、農業をやりたい人は田んぼや畑が多かった、今は宅地として開発されているエリアもあります。

「移住を考える人でいえば、30歳前後で小さなお子さんを自然環境のなかで育てたいというご家族や、60代くらいになってゆとりのある暮らしを送りたいという年配のご夫婦が特に多い印象です」。

毎朝海で散歩をして、休みの日には山のアクティビティを楽しんだり、少し足を伸ばして箱根の温泉に出かけてみるのも◎。移住というよりも『お引越し』という感覚で、小田原暮らしを考えてみませんか?
(文・北居る奈)
(写真・北浦汐見)

旧三福不動産

住所
神奈川県小田原市栄町3-12-8 旧三福2F
電話番号
0465-24-9329
最終更新日:2020.2.26
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