ちくわ。 おでかけ情報

忙しいあなたへ。 西荻窪で心と身体を健やかに癒そう|暮らしのいろいろ ていねいに、

good mornings

公開日 2020年3月15日

吉祥寺もいいけれど、最近は人が多くてちょっと…。そんな吉祥寺好きが近年こぞって出かけている、お隣の街・西荻窪。地元愛に溢れた地域密着型の個人店が多く、街にはのんびりとした空気が流れています。そんな穏やかな西荻窪暮らしを影で支える心強い味方に出会いました。

西荻窪駅
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雑貨屋さんやカフェをはじめ、日々をちょっと楽しくしてくれる小さなお店が密集する西荻窪は、暮らしを大事に営む人々がこよなく愛するエリア。ここ「暮らしのいろいろ ていねいに、」は、地域の人々の健康と暮らしをサポートすることをテーマに掲げたちょっとユニークなお店で、「食べる(カフェ)」「安らぐ(セラピー)」「住む(不動産)」「学ぶ(講座)」の4つの事業を手がけています。
入り口のドアを開けたら、まずは靴を脱いで入店。築50年以上経つ古いアパートを改装した店内は、まるで実家や友達の家に来たかのようなどこか懐かしい雰囲気です。

ゆったりとしたカウンター席と、奥には約8畳の座敷が広がるカフェスペース。

冬場はこたつも完備する座敷は、お子さま連れにも人気。本棚の本は貸し出しも可能。おしゃれすぎるカフェはなんだか落ち着かない、そんな方にもおすすめ。

「気持ち的にも身体的にも"ゆるんで"帰ってもらえたら」。そう穏やかな声で話すのは、代表の福田倫和さん。

大学卒業後、新卒で入社した会社を退職し、もともと興味のあった東洋医学を学ぼうと脱サラで鍼灸学校に入学。卒業後は体に優しい食事や適度な運動をして体を基礎から整える「穂高養生園」という長野の宿泊施設で6年間勤務し、その後もっと日常に近いところで日々の疲れを癒せる場を作りたいと、地元である西荻窪で2013年に「暮らしのいろいろ ていねいに、」を開店。もともとは"カフェ"と"治療"ができる場としてオープンしました。

西荻で生まれ育った、生粋の西荻人である代表・福田倫和さん。

現在カフェでは、曜日や時間によって個性豊かな4組の作り手による手料理が楽しめます。

平日ランチは日本各地の農家さんから仕入れた旬の野菜を堪能できる「るるの庭」で、動物性食材を使わずに食べ応え満点のランチが楽しめて、平日ディナーは最近畑も始めたという「つちとね」が、五感と化学を組み合わせたバランスのいい夜定食を提供。土曜のランチは、3人組料理ユニット「ippo」が手がける一汁三菜とおむすびの定食を、日曜ランチには不思議な食べ物「おかゆぱん」が代名詞の「おこさまボーイズ」がワンプレートランチを振舞ってくれます。

店の料理に共通するのは『安全で安心な食材を使ったほっとできる食事』。体を内側から整えてくれるプロが作る"家ごはん"は、旬のわずかな時期しか出回らない珍しい食材を味わえたり、身近な食材でも知らなかった調理法に出会えたり。訪れるたびにいつも新しい発見があります。

取材時は「るるの庭」のランチタイム中。マクロビオティックを学んだるるさんが手がける料理は、とにかく野菜が食べやすい。旬の野菜の甘みを存分に堪能できる定食は、野菜嫌いのお子様にもおすすめ。

「るるの庭」の本日のごはん(¥1,100)。おかずは日替わりで、この日は八つ頭と金美人参のロースト、菜の花とのらぼう菜のおひたし、紫キャベツのにんじんマリネ、キャベツとごぼうの蒸し炒め。麦味噌の野菜たっぷりお味噌汁と、玄米小豆ごはん付き。

るるさんは、フランスの製菓学校に通っていたこともあり、おやつも絶品。食事同様、白砂糖は不使用。写真は、米粉とお豆腐で焼いたチーズケーキ風(¥400)。レモンとエルダーフラワーが爽やかに香る一品。ドリンクは穀物コーヒー(¥500)もご用意。

カフェ奥の座敷にある扉を開けると、そこにはセラピールームが! 完全個室で施術は1名様限定。部屋は昭和レトロな雰囲気で自然とリラックスできるはず。代表の福田さんが手がける施術は、体全体の巡りを良くすることで自然治癒力を高めてくれる東洋医学に基づいたはりやお灸、マッサージが基本。

なかでも当院人気メニューは「びわの葉温灸」。びわの葉は免疫力を高めたり、体の巡りを良くする作用があるといわれ、冷え性や胃腸の調子を整えたい方、がんやアトピーを患う方にも支持されているお灸なんだとか。

また、福田さんの治療がお休みの毎週水曜日と木曜日は、「よもぎ蒸し」や「アーユルヴェーダトリートメント」、「占い」ができる場として活用されています。

カフェスペース奥の扉の向こうにはセラピールームと不動産の事務所が。

近所の銭湯「天狗湯」を利用後に「はり灸指圧マッサージ」を受けると施術料金が割引きに!(例:レギュラーコース(約60分)¥5,000→¥4,300) 体を温めた後のマッサージは極上の気持ち良さ。※実際は横になって治療します。

「びわの葉温灸」で使う葉は予約が入ってから近所で収穫する、新鮮な生の葉を使用。セラピーの施術はHPから予約がおすすめ。(びわの葉温灸 レギュラー(約60分)¥6,000、ロング(約90分)¥9,000)

お店では「地域の人の健康と暮らしをサポートする」というテーマのもと、さまざまな講座も随時開催。オープン当初から好評の自宅でできるお灸講座や朝ヨガ教室、カフェメンバーによる料理教室や、近所で個人店を営む店主さんを呼んだお話し会など、西荻窪ならではのイベントも目白押しです。

「自宅でできるお灸講座」の様子。それほど熱くならず、肌に跡も残らない「せんねん灸」を使用。疲労回復に効果的なお灸は継続的に続けることで、体の免疫力も高めてくれる。(写真提供:暮らしのいろいろ ていねいに、)

「街には、昔と比べて外から人が来るようになりました。以前は土日などにわざわざ遊びにくるような街ではなかったんです。ただ、私が子供のときと比べても、街自体は大きく変わったという印象はありません。それが西荻窪のいいところなのかもしれませんね」

街には善福寺公園や井草八幡など緑もあって、昔ながらのお店が現存する一方、チェーン店ではなくここにしかない芯のあるお店も着々と増えている様子。そんな西荻窪は生活するにはちょうどいい街で、実際福田さんのもとには西荻窪へ引っ越したいという相談が以前から多くあったそう。そんな声に応えるように、店では2017年から不動産業も開始。西荻生まれ西荻育ち、現在は西荻でお店も営む福田さんが、依頼主のライフスタイルや好きなものをもとに、おすすめのお店や施設を紹介しながら近くの物件を案内してくれる、そんなオーダーメイドの物件探しが「ていねいに不動産」ならではのスタイルです。「住む場所はただ物件の良し悪しだけで選ぶのではなくて、駅からの道のりや周りのお店など、周りの環境も含めて"暮らす"だと思うんです」

物件ファイルはカフェスペースで気軽に読める。「ピン!」ときた物件があれば、ピンポイントで内見に行くことも可能。

ついつい忙しいとき、おろそかにしてしまいがちなこと。おいしいごはんを食べたり、自分の体の声に耳を傾けたり、人とていねいに接したり。忙しいときこそ、ふと立ち止まることが大事。そう気づかせてくれる「暮らしのいろいろ ていねいに、」は、今日も温かく人々の健やかな暮らしを支えてくれています。
(文・北居る奈)
(写真・北浦汐見)

暮らしのいろいろ ていねいに、

住所
東京都杉並区西荻南1-18-11
電話番号
03-3331-5750
最終更新日:2020.3.6
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