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小田原漁港のすぐそばで水産加工品、ゆる楽しく並んでます | ひもの屋半兵衛

good mornings

公開日 2020年3月21日

あじの干物はじめ様々な水産加工品が手に入るこのお店。自由闊達に描かれたPOPに笑いと共感を覚えながら見て回るのも楽しい、愛すべきお買い物空間です。

エリア
小田原
早川駅
カテゴリ
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小田原漁港は、小田原駅のおとなり・早川駅から歩いてわずか5分という日本一駅チカの漁港。

すぐそばには、アジフライ定食など食指が伸びてどうしようもないメニューを掲げる漁師めしのお店もいろいろ並んでいて、特に土日のお昼どきなど、おなかをキュルキュル言わせながらうろつくランチハンターで辺りは活況を呈します。
おみやげにも良さそうな地元野菜のお店などに混じって、独自の店づくりにいたく心を動かされてしまう、そんなお店もあります。

真アジの開きやみりん干しといった干物類、粕漬けや西京漬け、アンチョビほか自社製の水産加工品を多数取り揃える「ひもの屋半兵衛」が、それ。その店内には心あたたまるPOPがいろいろひしめいています。

塩さばは「焼いてお弁当に、ポーン!」とか。

えぼに次ぐえぼの文字が、おどりおどる。

アンチョビならぬ「サバ」チョビは、パスタにも。「アジ」チョビなど他にも数種。

「魚をもっと食べてほしい、魚食に親しんでほしい」というお店側のハート、それにユーモアも、目に見えてにじんでいるのがお分かりですね。

卸し値みたいな安さのものもちょこちょこ見つかったり、一点一点手さばきで処理される魚の開きの、ちょっと失敗してしまったやつが訳アリ品として大ボリュームなのに1パック500円と格安で並ぶコーナーもあったり、お値段的な意味でもぐるっと見て回りたくなるものがあります。

スタッフ各人、胸元のプレートで自己紹介も。ニックネーム以外にも「今年がんばること」とか。

ビレバンやドンキにも負けないこのPOPの賑わいは、店長にして三児の母でもある椙崎(すぎざき)かなさんが「こうするとイイんじゃないかな?」と構想してのもの。「単純に雰囲気が楽しそうな方がいいし、小さい子がマンガに触れるようにPOPを見て楽しんでいる間、親御さんは邪魔されずに集中して品定めすることができるから」なんていうのも、粋な図らい。

オープンした9年前から、その時々でアルバイトスタッフから絵描きの上手な人を見つけては、自分の思いを共有しつつ自由な発想で描き上げてもらう今のスタイルが続けられています。

椙崎さん。「ひものを宇宙食に」なんていうこころざしも(!)

ここ数年多数のイラストを手がけてきた大学生のぽにょさん。ささっと手早くも、仕上がった絵はみなハートフル。

ゆるくて楽しい手づくり感の一方で、店内を覆い尽くさんばかりに可愛いイラスト&説明書きが出没するほどの徹底ぶりには、一段階違うレベルで心動かされそうになります。いいお店にしたいんだなぁ、と素直に感心してしまう気持ち。

今は亡き祖父の半兵衛さんも、むかしむかし自分が立ち上げた会社が今ではこのとおりお店も構え、現場ではかわいい孫娘が日々工夫を凝らしお客さんを呼んでくれていることに、さぞかし微笑んでいるはずです……。

オリジナルキャラは足元にも。左からぴーちゃん、にゃんこたん、うさたん。

店頭に並ぶひものができるまでを、黒板にこんなに親しみやすく図示。

ちなみにお店には、一口サイズのちっちゃな「干物丸揚げ」や「いわし棒」など、温かくした練り物を食べられるフードスタンドも併設されているほか、用意された魚の切り身をセルフで焼いて食べることができるおどろきの「試食コーナー」まであって、これまたなんて太っ腹な。
アジとかサバとかキンメダイとか、ラインナップはその時々で変わるので、お楽しみに。

炭火の上で焼きあがるのをじっくりのんびり気長に待っては、「もうそろそろかな」と時々ひっくり返してみたり。そんなひとときも楽しいものです。

(文:古谷大典)
(写真:丸山智衣)

ひもの屋半兵衛

住所
神奈川県小田原市早川1-6-11
電話番号
0465-42-9755
営業時間
9:00~17:00
定休日
年中無休
平均予算
[昼]~¥999
最終更新日:2020.9.27
データ提供:食べログ
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※紹介されている情報は、記事公開当時の内容となります。