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小田原でゲストハウスを開業した、旅を愛する元・フリーカメラマン

ちくわ。編集部

公開日 2020年4月13日

りっきーさん(36歳)/20歳まで小田原で過ごしたのち、カメラマンを志して上京。専門学校、スタジオでのアシスタントを経て、フリーのカメラマンとして独立します。写真を撮りながら全国を旅していた頃、ゲストハウスの魅力にはまって、2017年に小田原の旧歓楽街「宮小路」に、ゲストハウス「Good Trip Hostel & Bar」をオープンしました。
※2020年3月時点の情報です。

エリア
小田原
小田原駅
カテゴリ
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小田原は観光地としてのポテンシャルが高い街

ゲストハウスを開業する場所については、実は、小田原のほかにも北海道や長野など、別の候補地もありました。その中で、広い海があり、かまぼこや梅などの名産もあり、街自体に歴史がある小田原は、観光地としてのポテンシャルが高いんじゃないかと気付いたんです。

古いレストランの建物を改装した「Good Trip Hostel & Bar」。1階はバー、2階が宿泊スペースになっています

その一方で、住んでいる人々が、それを活かしきれていないところもあると知って。商売を始める前に観光協会や知り合いに話を聞いた時、「みんな箱根に行っちゃうから、通り過ぎちゃうよ」「本当に、小田原で大丈夫?」と言われました。でも、僕は一度小田原を出て、いろいろな街を巡り歩いてきたからこそ、客観的に小田原の良さに気付いたし、住んでいた頃よりも好きになっていた。そこで、「やっぱり、地元を盛り上げたろう!」と、小田原でゲストハウスを開くことに決めたんです。

小田原の魅力は“人”にあり!

小田原は、住んでいる「人」が魅力的です。ひと言で言うと、ちょっとシャイ。新しく街に住み始めた人に対して、基本的にウエルカムの姿勢なんですが、どうやってアプローチをかけたらいいかわからず、モジモジしている。でも、ちょっとしたきっかけで仲良くなると、そこからたくさんの人につなげてくれて、あっという間に友だちの輪が広がるんです。

店内の1階バースペースは、宿泊客と地元住民が集い語らう社交の場。「『出会いを楽しむ旅』を演出したいですね」と、りっきーさん

うちのゲストハウスのお客さまは、リピーターが多いのですが、再訪した理由を聞くと「飲み屋でたくさん友達ができた」「お店の人たちが親切だった」など、モノよりも人に惚れたという声が多いです。それが高じて、小田原に移り住んだお客さまも、結構いらっしゃいますよ。

街全体が盛り上がる松原神社の例大祭が、地域の絆を深める

街の人たちと仲良くなるためのキーワードは、「お祭り」です! 毎年5月3~5日に、界隈の総鎮主である松原神社の例大祭があって、街全体が大賑わいになるんです。「浜降り」といって、担ぎ手が神輿とともに海に駆け込むシーンは大迫力ですよ。

「松原神社」の神輿。お祭り当日は、小田原の街中を33基もの神輿が練り歩きます

小田原の人々は、このお祭りのために一年間お仕事を頑張っていると言っても過言ではないですね(笑)。お祭りに参加したい、神輿を担ぎたいといった話をすれば、嬉々としていろいろ教えてくれます。小田原の人と仲良くなりたければ、お祭りの話が一番です!

歴史ある街の、ディープな風情が好き

お気に入りの場所は今、店を開いている「宮小路」です。ここは旧東海道小田原宿の一本裏手の通りで、昔は小田原随一の歓楽街だった場所。今は店が減って少し寂しいのですが、それでもまだ昭和風情のあるスナックが残っていて、めちゃくちゃ怪しい雰囲気で。そんなディープな風情が、たまらなく好きなんです。

昔の「宮小路」は、芸者も歩いていて、前に進めないほどたくさんの人々であふれ返っていたと言われています

また、ちょっと歩けばかまぼこ屋の本店や干物屋が立ち並ぶ「かまぼこ通り」や、海にもすぐ出られるところもいいですね。駅前の賑やかな雰囲気とは対照的に、ゆっくり時間が流れているようなこの界隈の空気感も、小田原の醍醐味のひとつだと思います。
自店舗のみならず、地域の活性化にも力を入れているりっきーさんは、道行けば誰かに声をかけられる街の人気者。街のことを知りたければ、彼のバーに行けば間違いありません!

Good Trip Hostel & Bar

住所
神奈川県小田原市本町2丁目13−5
電話番号
0465-59-0120
最終更新日:2020.4.9
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