ちくわ。 おでかけ情報

まずは部屋着のインナーにいかが。「ふんどし専門店 たぬき堂」で着心地エアリー♪なふんどしライフ

good mornings

公開日 2020年4月21日

目下のおこもり生活を充実させるなら、ぜひ部屋着にも着目を。台東区東上野にあるこのお店では「越中」「六尺」といった種類ごとに色柄、素材生地や柄もさまざまなふんどしが揃っています。

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浅草といい上野といい、台東区には和なものがたくさん。浅草寺、和食や和菓子の老舗や伝統工芸職人の工房、仏具店がめじろ押しのストリート、西郷どんの銅像……。思いつくまま挙げればどこまでもキリがないものの、そのひとつとしてぜひ忘れずに数え上げておきたいスポットが実はあります。ふんどし専門店。

外出を控え積極的にレッツおこもり!な今時期だからこそ、身の回りを見直したり、新しい何かを取り入れたくもなってくるものかと思うのですが、コレはまさに未踏の領域。圧倒的多数の人にとって、そうでしょう。

最もスタンダードな「越中ふんどし」。以下、店長の岩本さんに装着インストラクションを願います

存在だけはともかく、着用する機会もなく今ひとつ実態がよく知られていないふんどし。実は知られざる利点があります。

それは、布で覆い・紐で結ぶだけのシンプルなつくりゆえ、ショーツのようにゴムが腰回りやそけい部を締めつけることもなく、血液やリンパの流れが妨げられずスムーズになること。また空気もこもることなく、絶えず微風が身体の中心を吹き抜けるような感覚があって思いのほか快適。結果、とてもリラックスできるのです。いっときだけならともかく常時身につけるものであればこそ、その違いは大。

同じく「越中」。展開すると縦棒が太く長い T 字型

ここから布を前方へハラリと落とし、完成

ふんどしのタイプは全部で4つ。中でも代表的な「越中」ふんどしは、正面でなく背中側にエプロンをつけるようにしてへそのあたりで紐を結んだら、その下にだらんと伸びた長い布を股下から手前へと持ち上げ、それをお腹と紐の間に通し適度な装着感のところでのれんのようにハラリと落とせば、出来上がり。

このとき、お尻から手前に持ってくる際に布を返す(180度反転させる)ことで股上がおのずとV字を描くあたりに、とても先人の知恵を感じます。

この「越中」のほか「畚(もっこ)」「黒猫」「六尺」というタイプもあって、うち後者2つはお尻を向けばTバックなので一層チャレンジング。一方もっこは、前から後ろまでを覆う一枚布の両端に紐を通しただけのつくりで、片方の腰で結べばよいだけのシンプルなつくり。パンツやショーツからの乗り換えとしてはいちばんハードルが低いでしょう。

「畚(もっこ)」は、女性にもおすすめ

同じくもっこを、後ろから

肉体美も映える「黒猫」や「六尺」

店頭に並ぶ素材はすべて新モス・文(ぶん)・特岡という 3種の木綿生地のいずれか。柄としては赤・黒・白などのシンプルな全面一色ものはもちろん、市松模様、手ぬぐいのように多種多様な和柄などバリエーションは豊富。男女別なくSS、S、M、Lの4つのサイズの中から、身体の大きさだけなくゆったり感の好みも加味しつつ選びのですが、さてあなたならどれを?

ネット通販時代から通算して13年続くこのお店の岩本店長も「ふんどし人口の裾野は水面下で着実に増えている」と日々感じているとのこと。今やお神輿をかつぐ人、滝行する人に限らず、普段づかいのインナーとしてのその良さに人々は(表立っては言わないものの)気づき始めているようです。
試してみないことにはわからないぶん、未知の世界へえいやと踏み入れるはじめの一歩がどうしても必要ですが、その快適さの味をしめたあかつきには友人にギフトとしてあげるのも良さそう。

おこもりを貫きたい今だからこそ挑戦しやすい、ふんどしをしめる生活。まずは家にいる間とか寝ている間だけのパートタイムユーザーとして。蒸して不快指数の上昇する夏場にかけてその長所はますます際立つ一方なので、ふんどしデビュー、大いに検討する価値があると思います。
(文:古谷大典)
(写真:丸山智衣)

ふんどし専門店 たぬき堂

住所
東京都台東区東上野3-36-5 吉田ビル102
電話番号
03-5818-0860
営業時間
10:00 - 20:00
最終更新日:2020.4.20
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