カタチまるまるとして可愛い / 本家 梅林堂
雷門側から見たとき、他の人形焼店に比べいちばん手前側に位置するのがこちらのお店、梅林堂。
形は雷門と五重塔と鳩の3種がありますが、皆、同じ楕円形におさまる、丸っとした可愛さがあります。鳩のぐるぐるした目玉も良いですが、五重塔もプリティで捨てがたいです。
店名の通り「亀」の人形焼も / 亀屋
仲見世通りの真ん中あたりにあるこちらのお店。実演をつぶさに見ていてもわかりますが、この型のバリエーションは、、、。
提灯とか、てんぐや鬼のような顔とか、「かめや」「仲見世」といった文字入りのものに混じって、店名通り、亀の甲羅も見つかります。
そうして焼き上げたものがこちら。亀がやっぱりいい感じです。バリエーション豊かで賑やかですね。
最古参店からは4種 / 木村家本店
仲見世通りでもっとも古いと言われる人形焼のお店がこちら。雷門からいちばん遠い、最後尾の位置に(逆に、浅草寺本堂からはいちばん近い)あります。
そのラインナップは五重の塔・雷様・提灯・鳩の4つ。五重塔が立ってくれているのが頼もしい限りです。模様のディテールを控えた、ざっくりとしたものになっています。
まるまる系その2 / 三鳩堂
人形焼と雷おこしの二本柱を立てて商いをする三鳩(みはと)堂。上記の亀屋よりももう少し手前の方に位置しています。
こちらのお店だと、最初の梅林堂と同様にまるまるかわいい系。五重塔、鳩、提灯の3種があります。
揚げver.を扱っていたことも / 中富商店
今でこそ雷おこしと人形焼のお店となっているこちらですが、かつて自慢のあげまんじゅうとともに、「あげ人形焼」までも扱っていた時代がありました。
コレがそれ。当然、仕上がり色黒。かたちはまる系です。
一口に「人形焼」と言っても。
誰しも高揚感の中で買い物を楽しむ仲見世通りゆえ、特に比較する機会もないかもですが、実は上記の例に見られるような個体差があるのです。「私はアレがお気に入り!」なんて人はいますか??
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