川は地域の生活とともに / 神高橋
高田馬場駅からすぐの神高橋のあたりは、商店街など庶民的な町並み。例年シーズンになるとこのようにたくさんの鯉のぼりが地元町会により架けられ、夏期間にのみ開放される「神田川親水テラス」もあって、子ども達が水遊びするようすが見られます。
なおこの近辺は見ての通り川づたいの遊歩道が設けられているわけではないので、いちど駅方面にもどり「さかえ通り」を経由して下落合駅の手前まで出る必要があります。注意です。
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水辺風情はここでも / せせらぎの里公苑
下落合駅からすぐのココは落合水再生センター施設の上部空間が一般に解放されているもの。遊具のほか水路や池が設けられていて、神田川からの延長で心を「水リラックス」させることができます。
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貴重な広々感 / 落合中央公園
続いてこれも落合水再生センターの屋上を利用して作られた公園。広大な敷地にはテニスコートや人工芝の野球場、ジョギングコースなどが備えられています。空が広く気持ちのびのびとしてくることでしょう。
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桜シーズンも注目の遊歩道 / 神田上水公園
小滝橋からはこのような遊歩道タイプの公園が600メートルほど続きます。桜シーズンは特に見もの。健康器具もあるので散歩途中にちょっと利用してみるのも良いかも。
南下していくと次第に中央・総武線の姿も。ちなみにこの公園を歩いている間、川の右手が中野区・左手が新宿区というように神田川はふたつの区の境目となっています。
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タイトルもまんまのあの曲の碑が / 末広橋
さらに南下を続けるとやがて行き着く末広橋。ごく普通の橋ですが、実はそのかたわらにいまだ歌い継がれるあの有名曲「神田川」の歌碑が見つかるのをご存知でしょうか。
それがコレ。70年代フォークテイストがバリバリの、つつましくも幸せそうな学生カップルを描いた歌詞は、改めて一読するに、やはり心にジンとくるのです……。
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見上げると広い空&高層ビル / 淀橋
ここまでくるともう西新宿エリア。あのヨドバシカメラの名前にもなっている淀橋です。それまでの比較的落ち着いた住宅地っぽい光景もここでいちどきれいさっぱり消えてしまいます。
橋が架けられているのは青梅街道沿い。ひときわ広いこの道からは、オフィスビルやらタワマンやら再開発されてまもない物件も多い西新宿の建物群が望めます。開放的でアーバンで、目の保養になる眺めです。
ここを過ぎればまた杉並・武蔵野方面へ向けて落ち着いた感じの川沿い遊歩道が続くことになります。
ここを過ぎればまた杉並・武蔵野方面へ向けて落ち着いた感じの川沿い遊歩道が続くことになります。
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心落ち着く神田川のこんな一面を、ぜひ
高田馬場から西新宿にかけての神田川は、このとおり都会の癒しスポット的に決して悪くないコース。機会があれば訪れてみても良いでしょう。
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