幕末の物々しさが今も / 台場公園
その昔、黒船が来航した頃に江戸の町を守るべく砲台の並ぶ場所がいくつかこの界隈に設けられまして、お台場という名称もまさにそこからきています。
そのうちの一つ、第三台場が今このような離れ小島的な公園として整備されており、中に立ち入ることもできます。
そのうちの一つ、第三台場が今このような離れ小島的な公園として整備されており、中に立ち入ることもできます。
これがその砲台(当時のものの復元)。ドカーンといきそうな気配が漂ってはいませんか。
またこのような石垣を積んだ土手も。こちらは「守るぞ」的な防御オーラ。
このほか内陸部がくぼんでいたり、陣屋や弾薬庫の跡も見つかったり、ちょっとした幕末リアルな感触が得られる公園です。向こうのお買い物エリアとは確実に異質な空気があります。
このほか内陸部がくぼんでいたり、陣屋や弾薬庫の跡も見つかったり、ちょっとした幕末リアルな感触が得られる公園です。向こうのお買い物エリアとは確実に異質な空気があります。
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実は日本イチ幅広 / 夢の大橋
こちらはお台場、青海、有明の各エリアをつなぐシンボルプロムナード公園の間にあるビッグな歩道橋。車両も通れないようになっていてゆったり歩けるのが良いですが、広すぎて一見歩道橋らしくないほど。
実はこの「夢の大橋」、日本で一番幅の広い歩道橋です。
実はこの「夢の大橋」、日本で一番幅の広い歩道橋です。
なおその足元をよく見ると、所々でコミカルなタッチとともに江戸風俗などを見せる図解もあるので、ちょっとご注目。とかく時代的に新しいものばかりが目立つこの界隈で、トラディショナル寄りのちょっとした仕込みもあるわけです。
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コンテナ船をウォッチ / 青海南ふ頭公園
お台場の観光定番エリアからちょっと遠くへ離れ、青海に入ったあたりにある公園。日本庭園風です。
その先を行けばもう倉庫など物流施設が岸壁まで続いており、関係者以外はほぼいないディープな界隈ですが、そんな場所ならではの眺めが待っています。
その先を行けばもう倉庫など物流施設が岸壁まで続いており、関係者以外はほぼいないディープな界隈ですが、そんな場所ならではの眺めが待っています。
このように、ガントリークレーンやコンテナ船など港湾荷役のオペレーションがなされている様子が結構近くで見られるのです。そもそもやってくる人も少ないし、こういった港風情を見ながら物思いにふけったりするのもオツかも?
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自由の女神の一方で / 自由の炎像
お台場といえば「自由の女神」像も知られていますが、コレはいってみればそれと対を張る存在。 その名も「自由の炎」というのです。
ごくシンプルなこの直線的オブジェはフランス人建築家から制作&日本に寄贈されたもの。そういえばホンモノの自由の女神もフランスからアメリカにプレゼントされたものだったのでした。自由はいつもフランスからやってくる……?
ごくシンプルなこの直線的オブジェはフランス人建築家から制作&日本に寄贈されたもの。そういえばホンモノの自由の女神もフランスからアメリカにプレゼントされたものだったのでした。自由はいつもフランスからやってくる……?
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お台場のアナザーサイド的ポイント
以上、あまり知られていないお台場のトリビア系スポットでした。「お台場、連れは乗り気だけど自分的にはちょっと飽きたかも」なんて場合には、例えばこんなところに着目してみるのも良いのでは??
この記事で紹介したスポット
