からくり時計クラシック / セイコーマリオンクロック@有楽町マリオン
待ち合わせ場所としてもわかりやすい、有楽町マリオンにあるこの大時計。その名もマリオンクロックと言います。これほど大きく金ピカつやつやな時計はそれだけでもじゅうぶん立派ですが、実はそれだけではないのです。
このように時計の盤がゆっくり上へスライドすると、中から少年少女っぽい金色の人形たちが登場。彼らが金管を叩いて奏でてくれるのです。
日本の大型からくり時計の草分けとして、1984年の登場以来36年に渡って稼働し続けています。
日本の大型からくり時計の草分けとして、1984年の登場以来36年に渡って稼働し続けています。
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かの宮崎駿監督がデザイン / 日テレ大時計
汐留の日本テレビ本社の前にあるのがこれ。宮崎駿監督ならではのファンタジックな世界ですが、銅板が多数使われていて質感がすごくリアリティを感じさせます。
時計盤の左側には鎧一族、対して右側には鍛冶屋一族がいて、からくりが作動するとそれらが動くだけでなく、煙を吐いたり水しぶきも出したり、芸が実に細かいのでよくウォッチしてみて。
時計盤の左側には鎧一族、対して右側には鍛冶屋一族がいて、からくりが作動するとそれらが動くだけでなく、煙を吐いたり水しぶきも出したり、芸が実に細かいのでよくウォッチしてみて。
また夜にはこのように明かりがともり、幻想的な雰囲気を演出。クオリティが色々と高いです。
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高いところで実は。 / エビスアワー@恵比寿ガーデンプレイス
恵比寿駅方面から歩く歩道を渡り継いでガーデンプレイスに来る時、いちばん手前に見える建物がエントランスパビリオン。この頂きの部分には、実はからくり時計が施されているのをご存知でしょうか。
それがこちら。もともとサッポロビールの工場だった場所らしく、ビールの入ったジョッキを片手にした人を乗せた馬車、それに鼓笛隊など、ドイツのオクトーバーフェストの現場を表した人形たちが動き、あわせてマーチのメロディが流れるのです。
ビアガーデンの時期ならなおさら目撃してみたいところです。
ビアガーデンの時期ならなおさら目撃してみたいところです。
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江戸情緒を盛り上げる / 町火消しからくり櫓@人形町
人形焼き店など人形町の大通りは和な風情がゆたかですが、そこに一役買っているのがこのからくり時計。
町火消しの人形が江戸っ子らしい勇ましいアクションを見せてくれます。
町火消しの人形が江戸っ子らしい勇ましいアクションを見せてくれます。
ちなみにそれと対をなすもうひとつの時計もあって、こちらは落語がモチーフ。こちらもまた紙芝居を読み聞かせられている時の思い出がよみがえってきそうです。
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小粋な演出を目撃できたら、ラッキー♪
以上、東京都心で見られる4大からくり時計でした。近くに働いてたり住んでいる人でもないと、実際に稼働するのを見る機会もそうはないはずなので、近くを通りがかったときにはちょっと気にしてみては……。
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