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女性のひとりごはんにも!奥神楽坂で体に優しい定食とこだわりの食材に出会える「e-to」

good mornings

公開日 2020年7月2日

飲食店の多い、神楽坂界隈。フレンチやイタリアン、料亭などハレの日にでかけたい華やかなお店が軒を連ねる一方で、一人でサクッと食べられる"食堂的"なお店が案外少ない地域でもあります。今回はそんな神楽坂の食事難民たちを救い、かつこだわりの野菜や調味料までお買い物できる、「e-to」という助かるお店をご紹介。

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神楽坂上の交差点あたりから早稲田方面に坂を下るエリアには、近年、古い倉庫を改装したセレクトショップや、話題の飲食店などユニークなお店が増えてきているのをご存知でしょうか? 通称「奥神楽坂」と呼ばれる、ここ最近注目のエリアです。

そんな奥神楽坂に位置する「e-to」は、神楽坂駅の2番出口から徒歩3分ほど。駅近でありながら非常に静かな裏路地にひっそりと佇んでいます。

e-toが面している小道は、神楽坂駅から江戸川橋通りへ向かう抜け道としてもよく活用されています。

2014年10月にオープンした「e-to」は食堂であり、こだわりの野菜や調味料も販売する、食や暮らしにまつわるお店です。お客さんのなかには毎日必ずお惣菜や野菜を買いにくる人、週に幾度もランチに訪れる人など、常連さんがとても多く来店されています。

シンプルながらどこか心落ち着く空間。味のある家具は古いものをリペアして仕立てています。

月2回販売している、千駄木の「ベーカリーミウラ」のパン。自家製のミルク酵母と北海道産の小麦を使った食パンが大人気。

「もともと隣町の飯田橋に住んでいて、神楽坂はよく散歩をしにきていました。食が楽しい、大人な町。お店をやるなら絶対神楽坂がいいなと思っていたんです」

そう語るのは、店長を務める江藤智津子さん。器の商品開発の仕事を長年手がけていたそうで、「e-to」は今は亡きグラフィックデザイナーのご主人と「器」と「野菜」をメインに2人ではじめたお店でした。

店長の江藤智津子さん。温かいお人柄に心底癒されます。

販売している野菜は全国の農家さんから届いた、産地直送の旬のものを。無農薬や有機栽培、自然栽培をはじめ、減農薬でも農家さんがしっかりと思いを持って大切に育てたおいしい野菜を厳選しています。

定番のものからちょっと変わり種まで、日々の食事で調理しやすい15〜20種類ほどの野菜が購入可能です。

野菜は主に長野や徳島、新潟、京都などから届きます。

野菜の隣に陳列している調味料や食材も無添加のものなど、昔ながらの製法で手間暇かけて作られた、体にいいものものばかり。ただ安全なだけではなく、江藤さんが実際に食べてみてきちんとおいしかったものがセレクトされています。

作られたその背景までお話を聞いてみると、より一層おいしくいただけるはず。

【おすすめ商品①】山田精油の「エキストラバージンごま油」
ごまの風味をあえて控えめにすることで、オリーブオイルやなたね油のような植物性オイルとして気軽に使えます。「これがあまりにもおいしくて他の油は使えなくなってしまったほど。なんともいえない甘みがやみつきになります」(江藤さん)

【おすすめ商品②】ミネラル工房「白いダイヤ」
江藤さんの出身・新潟県産の粗塩。日本海の海水をくみあげて、沸騰させないようにじっくりと炊き上げています。本当にえぐみがなくて、まろやかな味わい。お店では業務用として仕入れたものを量り売り販売しているため、お値段も少し良心的。100g¥400

以前は器の仕事をしていたこともあり、料理も大好きという江藤さん。おいしい野菜がせっかくあるのだからとお弁当を作ってみたところ、それがお客さんに大好評! 今ではこだわりの食材を丁寧に調理した手作りのお弁当やデリも常時販売しています。
「旦那さんが亡くなってから一人で食事をすることが増えたのですが、一人分の食事を作るのってけっこう大変なんですよね…。神楽坂で仕事終わりにどこかでホッとできる家庭料理を食べて帰りたいと思っても、なかなかいいお店が見つからなくて。お客様からも同じような声をいただき、ないならやってみようと去年の10月から食堂も始めました」
イートインスペースは女性ひとりでもゆっくりと食事ができる居心地のいい雰囲気。食事は無農薬・無添加の食材を使った、野菜がたっぷり食べられる一汁三菜の定食、通称「イトめし」がいただけます。

お魚やお肉のメイン料理は3種類のなかから1品、副菜は6種類のなかから2品を選べるスタイルで、主菜は1週間ほど、副菜は3週間ほどの周期で献立が変わるそう。心と体を労わりたいときに猛烈に駆け込みたくなる、そんな食堂です。

一汁三菜の定食「イトめし」(¥1,080)。ごはんはもち麦入りの白米か玄米か選べるスタイルで、農薬も肥料も使わず自然栽培で育てた新潟のコシヒカリがいただけます。お味噌汁はご近所の「発酵美人堂」の味噌を使用。この日選んだメイン料理は暑い日にもさっぱりといただける「アジと野菜の梅肉和え」。お惣菜は江藤さんのお母様直伝「卵フライ」と、大人気メニュー「エビとズッキーニの辛子醤油和え」をチョイス。

店内で飲める麦茶は、東京・練馬に工場を構える「川原製粉所」のもの。水出しで驚くほど深い香ばしさが味わえる、夏におすすめしたい逸品。物販スペースで購入もできます。

ちなみに、イトめしで使っている野菜や調味料は基本的にお店で販売しているもの。お家でも作ってみたい!と思ったら、作り方を聞いてみるのも◎。
また、現在お休みしている器の販売も展示会ベースで8月頃から再開する予定。日本各地で作られている、素敵な手仕事に出会えるはずです。

お客さんの声に応えながら、少しずつ楽しみが増えていく「e-to」。これからは、神楽坂では意外と貴重なカフェとしても営業できるように、スイーツやドリンクのメニューも開発中なんだとか♪

神楽坂の食の発信地として、これからの活躍も楽しみなお店です。
(文・北居る奈)
(写真・佐々木孝憲)

e-to(イート)

住所
東京都新宿区矢来町138 ムカサ第一ビル 101
電話番号
03-6457-5009
営業時間
11:30〜18:30
定休日
金曜・日曜
平均予算
¥1,000〜¥1,999
最終更新日:2020.7.6
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