どんな産業だったのかが、わかる / 大森 海苔のふるさと館
京急線の大森海岸駅・平和島駅より海側では公園も割と多く点在していて、緑のかたわらにはこんな入館無料の館もあります。
かつてこの地域の一大産業だったのり。ここでは生産用具や舟などとともにその歴史をひも解く展示がなされています。
かつてこの地域の一大産業だったのり。ここでは生産用具や舟などとともにその歴史をひも解く展示がなされています。
のりを摘み取りに海へと繰り出した海苔舟(のりぶね)、深夜から作業の始まった作業場など、磯のしごと場感が漂う展示で、当時ののりづくりのようすがリアルにしのばれてくるでしょう。
A大森 海苔のふるさと館
- 住所
- 東京都大田区平和の森公園2-2
- 電話番号
- 03-5471-0333
- 営業時間
- 9時~17時(6~8月は19時まで)
- 定休日
- 第3月曜日(祝日の場合は翌日休)
- 平均予算
- 入館無料
大きな地図で見る
かつての大森海岸を再現 / 大森ふるさとの浜辺公園
今となっては埋め立てられている大森海岸ですが、ここ、実は明治時代にいち早く海水浴場ができてビーチとして賑わった場所なのでした。
ふるさと館に隣接するこの公園では、大森海岸の原風景を再現した砂浜、それに干潟もあったりして、ちょっとこれが絵的に見ものなのです。
ふるさと館に隣接するこの公園では、大森海岸の原風景を再現した砂浜、それに干潟もあったりして、ちょっとこれが絵的に見ものなのです。
当時を彷彿とさせる水遊び、磯遊びのほか、ビーチバレー、フットサルに興じたり、またドッグランやキャンプ場まであるのでいろいろなアクティビティで「レジャー」できてしまいます。
大きな地図で見る
90年以上続く老舗 / 守半海苔店
「やきのりの元祖」として名高いこちらの老舗。茶筒に入ったものから食べきりパック、もみのり、ほしのり、海苔の佃煮までが揃い、とっておきのおにぎりを作りたい時など、あえて立ち寄るのも全然アリな頼りになるラインナップとなっています。
海苔茶漬けも覚えておきたい一大要注目アイテム。わっさわっさ入った海苔のボリュームで量・質ともに満足な一品なのです。
名物・海苔大福をはむっと / 大黒屋
4代にわたって続くこちらの古参和菓子屋さんでも、海苔な一品、見つかります。大田区のお土産100選にも選出された「のり大福」です。
皮の緑色は、もちにつき込まれた青のり由来。その香りと風味は甘さ控えめなこしあんとのナイスコンビで口もとをほくほく喜ばせてくれるはず…。
海苔を通じてわかる、大森のこと
海があり、海苔で栄えたそのヒストリーは、未来に語り継ぐべきなかなかリッチな地域資源。ふるさとの浜辺公園でレジャーして、地域らしい味わいにも親しんで、その良さが世間的にもっと知られてようになって欲しいものです。
この記事で紹介したスポット
