藤の垂れ下がる / 亀戸天神
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江戸時代前期(1662年)にさかのぼる亀戸天神は、当時より既に藤の名所として知られていました。正面のお社の先にある、もりっと隆起した太鼓橋もここならでは。シンボリックです。
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藤の見頃は4月末〜5月中旬。紫のに混じって白い種類のものも。心字池の水面にその姿を映す様子、太鼓橋のうえから見下ろす眺めなど、色々素敵に楽しめるでしょう。
- 住所
- 東京都江東区亀戸3丁目6番1号
- 電話番号
- 03-3681-0010
最終更新日:2020.7.2
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開花宣言の命運?を握るサクラも / 靖国神社
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言わずと知れた靖国神社は桜の名所でもあります。1000本2000本という単位のビッグスケールで咲き誇る時期こそ足を踏み入れてみたいもの。
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ソメイヨシノを筆頭に、ヤマザクラ、シダレザクラ、カンザクラなどが見せるふわりとして見事な美しさをその目で是非。およそ3月下旬から4月頭にかけ、またいでくれる週末が2度あればラッキーという程のはかなさで花びらは地面に落ちてしまいます。
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なお境内には東京での開花宣言の基準となる標準木があって、後生大事に?ぐるぐる巻きになっているソメイヨシノがそれ。
この木からつぼみが採取され、開花宣言!となればそれだけで街はパァっと明るくなるという、大役を仰せつかる木です。
- 住所
- 東京都千代田区九段北3-1-1
- 電話番号
- 03-3261-8326
最終更新日:2017.12.26
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ツツジが鮮やか / 根津神社
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江戸府随一の大社として栄えた根津神社。太平洋戦争でも被害をまぬがれ、6代将軍家宣が建てた社殿など江戸期の建築が緑深い境内と見事に調和しています。
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同時にここはツツジの名所。4月末から5月初旬にかけての花どきともなれば、クルメツツジやキリシマツツジ他、境内のツツジ苑に植えられたおよそ3,000株ものツツジが極楽浄土みたいな眺めを現出します。
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千本鳥居も普段の光景とはうってかわってゴージャスになったりと、色のパッチワークがとにかく見事でまたとない目の保養です。
- 住所
- 東京都文京区根津1-28-9
- 電話番号
- 03-3822-0753
最終更新日:2018.3.5
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朝顔市が必見 / 入谷鬼子母神
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日比谷線上野駅から北へひと駅進めば入谷駅。そこが最寄りの入谷鬼子母神(真源寺)は、普段はまちなかのコンパクトなお寺といった風ですが、年に一度の朝顔市が大変に盛り上がります。
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毎年7月6日〜8日の三日間、「朝顔まつり」として開催されるこの臨時の市場では、境内から目の前の大通り一帯にかけてものすごい数の植木鉢が並び、売り買いがなされます、梅雨時期にもかかわらずその人出は約40万人を数えるほど。
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アサガオの鑑賞は江戸中期から既に盛んだったようで、朝もはよから店が始まる光景は、歴史ある初夏の風物詩なのです。
- 住所
- 東京都台東区下谷1-12-16
- 電話番号
- 03-3841-1800
最終更新日:2020.7.2
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あなすばらし。フローラルなお寺に神社
例えここで紹介したものほど盛大でなくても、ちょっとした木や草花が目を楽しませるチャンスならあらゆるところに転がっているはず。季節の知らせを受け取りに神社やお寺に参るというのも、風流ですね。