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人と犬がほんとうに共に歩める世界を目指して。ドッグスクール「Doggy Step」

good mornings

公開日 2020年7月24日

愛するわが子ともっといろんな所へもっと不自由なく出かけたい。愛犬家の誰しもが抱く望みです。人と犬がより垣根なく共存できる世の中を理想に掲げ、このドッグスクールでも現在多くの家庭犬へのトレーニングが行なわれています。

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下北沢駅から南へしばし歩けば、タテヨコを走る生活道路にもゆとりが感じられる住宅街。

北沢川緑道のせせらぎもすぐそばという環境で営まれるDoggy Stepは、日中飼い主さんから預けられた犬たちがトレーナーのもとで学びの時間を過ごす、ドッグスクールです。
午前10時から飼い主さんが迎えに来る夕方までを、時間割に沿って、「おすわり」「まて」等のコマンドのトレーニング、お散歩、犬同士での遊び、グルーミングといった各種プログラムを通じ、家庭犬として必要とされるマナー、社会性を犬達は身につけていきます。

パピーや若い月齢の子に限らず、大人のワンちゃんの姿もあって、様々な犬達と集団で共に過ごす一日。プレイタイムは犬同士の相性なども見極めたりと、その子に合ったトレーニングが行われます。
飼い主さんと一緒に個別に改善へのアプローチを図るマンツーマンコースもあって、事前の無料カウンセリングでふさわしいコースを見極めることも可能。問題行動が見られる場合など、どうすれば改善につなげられるのか見通しを立ててゆきます。

「おすわり、ふせ、まて等のコマンドや、散歩で横について歩かせること等のトレーニングを通じて、人と犬との関係性をより信頼のあるものへ導くことができ、またそれが犬の安全につながる」とDoggy Step代表・川野輪(かわのわ)五月さんは強調します。

川野輪さん。暮らしを共にするナルくんと。固い結びつきはアイコンタクトにも

「しつけは、最終的には家族として迎え入れ、絆を結んだ飼い主の責任であり、ドッグトレーナーはその知識や経験を元に飼い主さんをサポートする存在。しつけは一方的に押し付けるのではなく、正しい行動に導いてあげること。またそれに応えてくれた時にはたくさんほめてあげることが、良好な関係を築く上で必要です」と。

お散歩は、時間帯を調節して暑さ・寒さを避けながら。外の環境に慣らすためにあえて交通量の多い通りに出ることも

犬同士のじゃれあいも、小競り合いになっては怪我の元なので注意深くウォッチ。トレーナーが適切なタイミングで「ストップ」と言えば潔く止まる

「共存する上で、犬達には人のルールに合わせてもらわなければならないことが多く、そのためには、人が根気強く、一貫性をもって犬に伝えていくことが大切。ルールを覚えることで、犬と人間の共存できる範囲はもっと拡げられるはず」と川野輪さんは考えています。

意外にも、変わるべきは飼い主側のマインドセット。そう言えそうです。

日常のケアをストレスなく行うために、ブラシや体に触れることにも慣らしていく。グルーミングの一例

吠え、噛みつきといった行動も、その原因をさかのぼれば、その対象となる人や犬への恐れの感情が隠れていることがとても多いのだとか。

相手は動物。ことばによるQ&Aにも頼れず、一頭一頭違う個性や置かれている環境などを探りながら、相対するケースのそれぞれで、本質的な改善の手立てはどこにあるだろうか、と川野輪さんの姿勢はいつも真剣です。
トレーニングでは時に「一言も声を発しないで、自分という存在のエネルギーだけを頼りにワンちゃんを振り向かせ、お座りさせてみましょう」なんてちょっとたじろぐようなコミュニケーションの練習も。眼差し、表情、手振りといったノンバーバルなメッセージが思いのほか重要であることを知ってもらうためです。

好ましくない行動の元になるこの人と犬との関係性というもの、客観視するのが難しく、知らず知らずの間につくられてしまうのが難儀してしまうところ。自分と愛犬とのほんとうにワンダフルな間柄のために、犬のきもちを見つめ続けてきた第三者を頼りにすることの意味は、大きそうです。
(文:古谷大典)
(写真:丸山智衣)

Doggy Step(ドギーステップ)

住所
東京都世田谷区代沢3-1-13 淡島ハイム1F
電話番号
03-6450-7981
最終更新日:2020.6.23
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