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社交ダンスはほとばしるパッションで。踊りの学び場「Sudo Dance Creation」

good mornings

公開日 2020年9月27日

池袋駅にあるこのダンス教室には、社交ダンスを中心にサルサやアルゼンチンタンゴ、ミュージカルジャズ、また最近ではキッズクラスや和風ダンスも。代表の須藤さんら講師一同ふくめ年齢層が若い点も珍しく、格好良いのです。

池袋駅
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社交ダンスといえば、西日暮里あたりがホット。教室、関連用品店の頭数がほかの地域に比べ多いのです。

英語圏で「ボールルームダンス」と呼ばれるそれは、戦後以降3、4回ほど訪れたブームも経て令和に入った今の日本ではどうか。昭和の昔からほとんど代わり映えしていなさそうなそのイメージを払拭するのに十分すぎる光景が、池袋の街の喧騒をよそ目に繰り広げられています。
流れるような動きからぴたりと時を止めたようなポーズまで、あらゆる身のこなしには溢れんばかりの艶(つや)。

身体でもって言葉たくみに愛が語られ、つかのま、その場限りの花が見事に咲きほこってみせるのです。
獣(けもの)めいた激しさもあれば、シルクの滑らかさもあって。社交ダンスからサルサやタンゴ、ラテンなど男女が息を合わせひとつとなって繰り出す動きには、あらゆる甘美と官能があります。

それでいて、決して損なわれることのない上品さも。
講師陣・生徒ともに、社交ダンスをメインにクラスが構成されるダンス教室としては都内でもトップクラスで若年層の厚い「Sudo Dance Creation」。代表の須藤将史(まさし)さん以下、輝かしい実績など実力も折り紙付きの講師陣のもとで学べるグループレッスンや個人レッスンが開講されています。

グループレッスンの種類は、初級、初中級、中級とレベルごとに設けられた「社交ダンス」各クラスほか、「ラテンダンス」「Show Class」「Jazz Latin Heels」「アフタヌーンタンゴ」「サルサon 1」等々。

週一回、何曜日の何時から60分あるいは90分と決まった時間枠で設けられ、入会者は各自希望するクラスを選んで受講する仕組みです。

ルンバウォークは社交ダンスの基本。常日頃からヒールで踊ることでインナーマッスルも鍛えられ、女性ならヒップラインや背中、ウェストにかけても美しくなれるという

教室を運営する須藤さんは、2018年、業界でも権威あるNDCJの選手権大会で優勝した実力者。去る8月23日に行われた関東ダンス選手権大会でもファイナリストにまで登り詰め、その実績がまた新たな高みに達したばかり。

第一線の競技者として、Sudo Dance Creation代表として、また都内10カ所に拠点を置く社交ダンス専門のサークルネットワーク「Duo Dance Circle」の運営まで手がけるなど、ダンスとその普及のため日々ひたむきに歩んでいるものの、この道へ舵を切ったのはそう遠い過去というわけでもないのです。

かつて大学で獣医学を学んだのち白衣を着る研究職に就いていた、と聞けば何とも意外でしょう。
社交ダンスをきっかけに出会った両親のもとに生まれ、学生時代はバンドのギターボーカルとして都内複数のライブハウスでレギュラー出演を重ねるほどロックにのめり込んだり、のち社会人になってからはキックボクシングに打ち込むように。

しかしある時スノボで骨折してしまい、治療期間中なにもすることのなかったタイミングで親に無理やり連れて行かされたのが社交ダンスのレッスン見学。これが思わぬ転機となりました。

親が日頃から親しんでいる様子を見ていただけに、かえって幼い頃から大嫌いでしかなかった社交ダンス。しかし、なんとはなしにこれに取り組んでみればその上達スピードは極めて速く、始めてわずか4年目にして全日本選手権の決勝へと駒を進めるまでとなります。

レッスンの合間、テラス席からは眺望も

「踊る、というと皆すぐにステップがどうのと言うけれど、それ以前にまず音楽そのものを楽しんでいることこそ大事。心から音楽が好きで、身体でビートを鳴らす感覚・センスが他の人より優れている、ということなんだと思う」。

ギターや喉ではなく、身体を楽器として音楽を奏でるということ。見た目こそ違えど、バンド時代に培った情熱と音楽的素養がパフォーマーとしての今の須藤さんを大きくかたち作っているのです。

彼、そして彼と歩みをともにする講師陣にも、見ているこちらが触発されるような、音と同期して放たれるエネルギー。この教室ならではの鼓動というものが現場ではきっと感じられるはず。
このほど7月には子どもを対象にジャズヒップホップを踊る「キッズダンスクラス」を開講したり、また「小中高社交ダンス部」も始動させるなど、教室はダンス全般に興味を持った少年少女への門戸を充実させる取り組みにも着手したところ。

一方では単発クラスとして日本舞踊や現代的なよさこいのエッセンスを独自に昇華させた「和風ダンス」も手がけるなど、あくまで意欲的なSudo Dance Creationです。

身体ひとつで、でもそれだからこそ生き生きした自分自身が実感できるアートフォーム = ダンス。音楽が好きであれば、実は誰でも夢中になれる素質があります。
(文:古谷大典)
(写真:小島沙緒理)

Sudo Dance Creation

住所
東京都豊島区池袋1丁目8-5 シーステージ池袋5F
電話番号
03-6875-6251

営業時間
12:00 - 22:00
最終更新日:2020.9.14
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