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自由が丘で町歩き!良心的な古道具と植物の宝探し|BROCANTE

good mornings

公開日 2020年10月11日

コンパクトな街ながら小さな洋服店や雑貨店、おいしいお店がひしめき合う自由が丘。自分のものさしでいいと思えるものをじっくりと見つける、そんな町歩きが楽しい街です。今回はこれからの家時間をもっと楽しくしてくれるインテリアとグリーンのお店「BROCANTE」をご紹介します。

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自由が丘の路地裏にひっそりと佇む2階建ての一軒家。まるで民家のような出で立ちで「BROCANTE(ブロカント)」はありました。アンティークを中心としたインテリア雑貨と植物を扱う、ご夫婦で営むお店。2003年にオープンした1階のアンティークショップは奥さんの松田尚美さんが、2019年にオープンした2階の植物の店「seeding」はガーデンプランナーの旦那さん・松田行弘さんとガーデンチームのスタッフが担当しています。

お店の場所は、自由が丘駅から徒歩5分ほど。

1階の店内には、フランスの古物を中心とした味のある家具や雑貨がぎっしり!アンティークを自由に手にとって眺めることができる、まるでフランスの蚤の市やマーケットのような雰囲気。掘り出し物との出会いも楽しい、ワクワクできる空間です。

店名の「BROCANTE」は、フランス語で「美しいガラクタ」を語源に持つ言葉。

店主の尚美さんがアンティークに興味を持ったのは、約30年前。海外の古い家具といえば、アメリカやイギリスのものが主流だった当時、大学でインテリアを学んでいた尚美さんは、アンティークの王道ともいえるフランスのものに惹かれるようになったそう。

けれど、日本ではあまり扱っているお店もなく、あったとしても高価なものばかりでした。「買いたくてお店に入るのですが、何も買えない。それが当時はとってもつまらなかったんです」

心に響くものに対して、どこまでもまっすぐな松田尚美さん。

そんな当時の悔しい思いからBROCANTE では、"お客様がお求めしやすい価格の質のいいもの"を厳選。アンティークが好きで訪れてくれたお客様に、なにかひとつでも持ち帰ってもらいたい。アンティークは高いものだと敬遠している方にもぜひ身近に感じてほしいからと、100円台の商品から販売しています。

店頭に並べるとすぐに売り切れてしまうという絵皿。思ったよりも軽くて使いやすいはず。

BROCANTEオリジナルのラベンダーのサシェ。フランス産のドライラベンダーは香りがしっかり。

BROCANTEのアンティークたちは、年に数回、松田さん夫婦自らがフランスへ渡って買い付けてきたもの。プロフェショナルなマーケットへ行かなければ、良品や大きいものは手に入らないと、北へ、南へ、さまざまな土地を奔走するそう。

「朝4時くらいからいろんな地方の蚤の市やマーケットを訪ねます。とても広い会場内を何周も何周も歩いて、大量に並ぶ商品のなかから、質が良くて価格もちょうどいいものを大型トラック2台分買い付け。買い付けが終わったら、買い付けた商品ひとつひとつを写真に撮って、壊れないように丁寧に梱包していく…。労を惜しまずにやっとの思いでBROCANTEに並ぶアンティークたちは、どれも私にとって我が子のような存在です」
BROCANTEのアンティークたちは、デコラティブなデザインのものというよりも、長く使っても飽きのこない、日本人の暮らしにもなじみやすいシンプルでラフな佇まいのものが多い。ものを選ぶ基準はずばり「美しいかどうか」。有名無名に問わず、心に響くものを厳選しているそう。

「フランスへ行くときでさえ、私たちはあまり事前に調べるということをしません。他人の物差しではなく、今まで培ってきた自分たちの勘と審美眼でものを選ぶことを大切にしています。だからこそ、店頭には名前やブランドに縛られない、実際に自分たちの目で見て本当に価値があると思ったものだけが並んでいます」

「うちで買い付けたアンティークは、庶民の人がガシガシ使っていたような道具ばかり。長く残っている分、造りは頑丈に作られています」(尚美さん)

アンティークだけではなく、インテリア全般のものが大好きだという尚美さん。店内奥に広がる小上がりの空間には、モロッコやアフリカから届いた手織りのカラフルなラグやクッションカバーも…!この品々もアンティークと同様に、2つとして同じものはなく、アンティークのインテリアにも相性よく溶け込んでくれます。

「サンクチュアリ(自然保護区域)」と名付けた店内奥の真っ白な空間。

比較的リーズナブルなアジアの雑貨たちも販売。カンタを裁断して作ったコースターや、さまざまなサイズのカゴたちも勢ぞろい。

2019年より新たにオープンした2階は、植物を中心に、ガーデニンググッズや日用品を扱う「seeding」というお店。植物と暮らしの密接なつながりを体感できる空間です。「花を生けるとき、プラスチックの容器に生けるのと、アンティークの花瓶に生けるのとでは全く雰囲気が異なりますよね? アンティークの花瓶も花を生けることによって、もっと素敵に映えるはず。まさに植物とアンティークは相乗効果が生まれる関係です」
時を紡ぎ続けるアンティーク雑貨と、移りゆく季節とともに長い成長を見届けることのできる植物。これからをともに歩む相棒を探しに、ぜひBROCANTEへ訪れてみてはいかがでしょうか。

(文・北居る奈)
(写真・北浦汐見)

BROCANTE(ブロカント)

住所
東京都目黒区自由が丘3-7-7 1F
電話番号
03-3725-5584
営業時間
13:00-17:00
定休日
火・水・木曜
最終更新日:2020.9.24
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