夏目漱石 / 洋食「松榮亭」
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夏目漱石が「珍しいものが食べたい」とリクエストして生まれた「洋風かきあげ」を食べることのできるお店がこちら!豚肉、玉ねぎ、卵をフワフワに揚げてあります。昔ながらの洋食店だけに、オムライス、ハンバーグなどの定番も試す価値あり。
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店内は2002年の改装を経て今の姿に。明治モダンを受け継ぐ洋食屋さんの落ち着いた雰囲気が素敵です。
- 住所
- 東京都千代田区神田淡路町2-8
- 電話番号
- 03-3251-5511
- 営業時間
- 11:00~14:30(L.O.14:00)
17:00~19:30
- 定休日
- 日曜日、祝日
- 平均予算
- [夜]¥1,000~¥1,999 [昼]¥1,000~¥1,999
最終更新日:2021.4.11
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江戸川乱歩・井伏鱒二 / 天ぷら「はちまき」
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江戸川乱歩、井伏鱒二という面々が通ったという老舗の天ぷら屋。文豪だけでなく多くの俳優や政治家も好んだという「穴子海老天丼」は数量限定でお店の名物なんだそう。初めて来店するお客さんにも、おサイフにも優しい、庶民的な気軽さが魅力です。
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注文を待つ間に、壁に貼られたサインやノスタルジーいっぱいのポスターを眺めてみよう。落ち着いているものの、いかにも江戸っ子風のかけ声や、明るく居心地のいい雰囲気が文豪たちを魅了したのかもしれませんね。
- 住所
- 東京都千代田区神田神保町1-19
- 電話番号
- 03-3291-6222
- 営業時間
- 〔月~日〕
11:00~21:30
てんぷらラスト20:00
お酒ラスト21:00
- 定休日
- 1/1のみ休み
- 平均予算
- [夜]¥1,000~¥1,999 [昼]¥1,000~¥1,999
最終更新日:2021.4.11
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岩波正太郎 / 甘味処「竹むら」
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グルメで知られる岩波正太郎ですが、今回ピックアップするのは甘味処「竹むら」。エッセイの中では、お店でお汁粉を食べてお土産に「揚げまんじゅう」を買ったというエピソードも。「あんみつ」、「クリームソーダ」、「ところ天」といったノスタルジー溢れる品書きに思わず笑顔がほころびます。
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歴史的建造物である外観も見どころの一つ。火事を免れた木造建築は今となっては貴重です。上品でおいしい甘味が目白押しなので、デートや友人同士で行って分け合うのがオススメです。
- 住所
- 東京都千代田区神田須田町1-19
- 電話番号
- 03-3251-2328
- 営業時間
- 11:00~20:00(L.O.19:40)
- 定休日
- 日曜日、月曜日、祝日
- 平均予算
- [夜]¥1,000~¥1,999 [昼]~¥999
最終更新日:2021.4.11
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三島由紀夫 /「画廊喫茶ミロ」
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三島由紀夫が仕事でもよく利用していたというのが、こちらの純喫茶。自家製ポテトサラダとフルーツのついたナポリタンが人気です。かためのプリンが好きな方は、卵の風味をしっかりと残した「プリン・アラモード」をぜひ。
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昭和にタイムスリップしたかのような古きよき風情を味わえる店内は、「画廊喫茶」だけに多くの絵画が飾られています。三島がそうしていたように、お店の人との会話を楽しんだり、ビジネス利用にも活躍してくれそう。
- 住所
- 東京都千代田区神田駿河台2-4-6
- 電話番号
- 03-3291-3088
- 営業時間
- 11:00~17:00
- 定休日
- 日曜・祝日
- 平均予算
- [昼]¥1,000~¥1,999
最終更新日:2021.4.11
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西脇順三郎 / バー喫茶「ラドリオ」
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ウィンナーコーヒーを日本で初めて出したという老舗カフェバーには、西脇順三郎ほか数多くの詩人・作家が通いました。路地裏にありながら、歴史を物語る存在感はさすが。レトロなデザインのカップやコースターに、シャンソンの流れる店内。とっておきの隠れ家として、繰り返し使いたい場所ですね。
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「ラドリオ」はスペイン語で「レンガ」という意味なんだとか。その名の通りレンガ造りの門構えを抜けると、おしゃべりを楽しむ常連さんとおぼしきグループ客や、ひとり読書にふける人。長い歴史の中で、それぞれの人生を受け入れてきた器の大きさを垣間みたような気分にさせてくれます。
- 住所
- 東京都千代田区神田神保町1-3
- 電話番号
- 03-3295-4788
- 営業時間
- [月~金]
11:30~22:30(L.O.22:00)
[土.日]
12:00~19:00(L.O.18:30)
- 定休日
- 祝日・年末年始
- 平均予算
- [夜]~¥999 [昼]~¥999
最終更新日:2021.4.11
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本を一冊カバンに入れて、文豪が愛した店を訪ねてみよう♪
かつての作家や詩人が贔屓にしていたお店の数々には、地元民に長く愛されてきた居心地の良さと、通いたくなる気軽さがありました。レトロモダンの雰囲気に酔いながら、美味しい珈琲を一口飲みにお出かけしてはいかがですか?