ちくわ。 おでかけ情報

古の普段着は、現代のファンタジーへ。

今の時代「着物」を普段着として着るのはハードルが高い。けれど、ファッションが自分の気分を高めてくれる“魔法”のようなものであるとしたら…。特別な日のための一着として着物を持つことは、なかなか素敵なアイデアではないだろうか。(2015年6月発行「FREE AWAJI BOOK 8890」より)

公開日 2017年11月29日

カテゴリ
デート
体験・ショッピング
街を知る
エリア
御茶ノ水駅
ライター
FREE AWAJI BOOK
古の普段着は、現代のファンタジーへ。
2015年3月、神田明神の真横にオープンしたメンズ専門の着物テーラー「Y.&SONS」は、平成の男性たちをいつもよりちょっとカッコ良くする、とっておきの着物を仕立ててくれるお店だ。

←アートワークは平林奈緒美氏、インテリアは佐々木一也氏と店作りにはトップクリエイターたちが携わった。

店は洗練されたモダンな雰囲気でとても着物屋とは思えないが、母体は創業1917年の呉服店。着物の本質を守りながら、自由に楽しむ。それがこの店のスタイルだ。「着物だからこうしなくちゃいけない、なんて考えなくていい。だからここではNY発の『JUTTA NEUMANN』のレザーサンダルや、『KIJIMA TAKAYUKI』オーバーサイズのハットなど、普通着物と合わせないような小物もセレクトしています。想像の一歩先を行く着こなしを提案したくて」と語るのはディレクターの矢嶋孝行さん。
灰色の着物に白のカジュアルな腕時計がよく似合っている。店内の壁一面には全国の産地から選りすぐった反物が美しく並んでいて、お気に入りを見つけたらなんと最短2週間で着物に仕立ててくれるという。値段だってリーズナブルだ。

↑店名のロゴが入った芯に巻かれている反物。全体の6・7割がオリジナルデザインで、なかには若冲モチーフなものも。

「着物は仕立て料込みで¥39,000から。ユニークなオリジナル柄もありますが、縦縞などのシンプルなものが中心です。これからの季節は¥29,000から作れる浴衣もおすすめ。仕上がりが速いので、海外からの観光客の方にもお作りいただけるかと思います」。
洋服が根付いた現代の日本、そして世界へと着物の魅力を発信したいという矢嶋さん。新旧の文化が交わるここ神田はそのステージにぴったりだ。「海外の方はもちろん、日本人にとっても着物は非日常の“ファンタジー”を楽しめるファッション。見た目だけでなく五感でその世界観を味わってもらえるようなお店にしたいです。私はファッションで街の景色が変わると思っているんです。この店をきっかけに着物に触れる人が増えて、神田の街に新しい彩りが生まれるといいですね」。

Y.&SONS

住所
東京都千代田区外神田2-17-2
電話番号
03-5294-7521
営業時間
11:00~22:00
定休日
水曜日
最終更新日:2017.4.4
大きな地図で見る

※紹介されている情報は、記事公開当時の内容となります。
※飲食店情報の平均予算は、食べログの店舗基本情報を引用しています。